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オーストリアでの勝利こそ今のF1に必要なものとホーナー

M.S.
2019年7月2日 « 「次の進歩につながるはず」とルクレール | ホーナーはフェルスタッペン残留に自信 »
© Mark Thompson/Getty Images
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レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーはオーストリアGPでのマックス・フェルスタッペンの優勝こそ批判を受けていた最近のF1に必要なものだったと述べた。ホーナーはさらに、ペナルティによって結果が変わっていれば"理解に苦しんだ"だろうとつけ加えている。

フェルスタッペンは第2スティントでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、そしてレースリーダーのシャルル・ルクレール(フェラーリ) を追い抜いてスリリングな勝利を決めた。ルクレールに対してはターン3のインサイドでブレーキングを遅らせてパスを試み、これによってルクレールは軽い接触の後にコースオフを強いられた。スチュワードはレース後にこの件の審議を行っている。

長い沈黙の後、スチュワードはこの件をレーシングインシデントとし、おとがめなしとの裁定を下した。フェラーリはこの裁定に対して上訴しない意向を明らかにしている。6月30日(日)まで2019年シーズンはメルセデスの一人舞台であり、ペナルティのあり方が議論になってきた。

ホーナーは日曜日の夕刻に「(ペナルティのことを)考える価値はない。なぜなら、ありがたいことに彼らは正しい決断を下したからだ。彼らがああいったレースの後にポディウムを変えるなどと考えても理解しがたいことだ。あれはまさにF1が必要としていた清涼剤だった」とコメントしている。

「あれは問題ないと、われわれは完全に確信していた。それからスチュワードの審議対象になり、その時点では分からなかった。(元ル・マンウィナーの)トム・クリステンセンと今日来ているスチュワードたちは絶対的に正しい選択をした。いつかはわれわれに不利になることもあるだろう。ハードでフェアなレースだった。それこそF1のあるべき姿だ」

2番グリッドにつけながらもスロースタートの影響で1周目が終わった時点で7番手だったフェルスタッペンは、ライバルたちをオーバーテイクして順位を上げていったものの、レースが真の意味で息を吹き返したのはピットストップを終えてからだった。ホーナーは前を行くマシンに対するアドバンテージにつながったピットストップのタイミングがカギだったと振り返っている。

「彼のタイヤは前のマシンより8周から10周新しく、彼は攻撃を開始した。セバスチャンを捕まえ、フェラーリはここの直線でかなり速かったものの、ターン1ではわれわれの方がずっと速く、彼はその勢いを生かすことができ、DRSを使ってパスした。それで、大丈夫だと思えた」

「われわれはハミルトンを引き離し、少なくとも表彰台は取り戻せると思った。彼はボッタスに追いつき始め、本格的に追いつくと、レースのファステストラップをマークして全てをコントロール下においているように見えた。彼はごくスムーズにボッタスを追い越し、残り10周でこれはいけるかもしれないとわれわれは思い始めた。彼は攻め続け、シャルルよりもずっといい形だった」

「彼は丘の頂点で一度オーバーテイクしたものの、コーナー出口でトラクションを得られず、シャルルが素早く戻ってくることができた。次のラップで彼はあの動きをやってのけた。接戦で、彼はブレーキングエリアで争いに勝ったのだ。シャルルがターンインしてきたときに接触があったが、いいレースで、タフなレースだったと思う。彼がやや前に出て、エイペックスを先に抜けたのでチェックメイトだった。そこから彼は前に進み、引き離していった」

「彼がやったようなやり方でここオーストリアで勝つこと、レッドブルのマシンが勝ち、Hondaが2016年以来の勝利を飾ったのは、われわれにとってパーフェクトな1日だった」

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