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リカルドの心が離れている兆候はあったとホーナー

Jim
2018年8月9日 « レッドブル、リカルド後任を検討中もアロンソ起用は否定 | ブラウン、将来的な完全電気化を除外せず »
© Dan Istitene/Getty Images
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レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーは来年に向けてルノー移籍を決めたダニエル・リカルドの判断は現在タッグを組むマックス・フェルスタッペンの急成長が影響を与えた部分もあると考えているようだ。

リカルドは先週、今季をもってレッドブルを離れると発表し、その後、ルノーと2年契約を締結したとも明かしている。競争力の点に関して言えば、ルノーがレッドブルとの間にあるパフォーマンス差を短期間のうちに埋め合わせる可能性は低く、リカルドにとって今回の移籍は後退と言えよう。

しかしながら、リカルドは「新鮮で新しいチャンレンジ」を求めていたと明かし、ルノーがF1で成し遂げてきた印象的な記録を強調していた。それでも、ホーナーはより強力なドライバーとなっている現チームメイトのフェルスタッペンと対抗しなければならないことが要因になったのではないかと指摘する。

「ダニエルは変化がほしいと、アメリカへのロングフライトを終えて決断したと言っていた。それを合理的な理由と考えていれば理解するのは難しいと思うが、ダニエルには間違いなく彼なりの理由があったはずだ」とF1公式ポッドキャスト『Beyond the Grid(ビヨンド・ザ・グリッド)』で語ったホーナー。

「彼の言うところの"新しい挑戦"を求めているというのは確かにあると思う。ただ、マックスが速さの点でも強さの点でも成長し続けていたのは分かっているはずだし、彼が望んでいないのはサポート役――とは言っても、彼らが異なる形で扱われることはないので、話の流れ的に便利な言葉を使ったまでだが」

「(レッドブルでは)常に絶対なる平等の扱いが保証されている。しかし、その辺りのことがダニエルの決断の大部分に影響したのではないかと思う。フェラーリやメルセデス(に行く)なら分かるが、彼のキャリアにおいて今の段階でこの決断は非常に大きなリスクだ」

また、ホーナーはリカルドが決断を知らせてきたのは発表の前日だったと明かした。リカルドとの交渉中にもその兆しを感じていたといい、リカルドはレッドブルへのコミットメントに乗り気でない様子を見せていたようだ。

「かなり嫌がっている彼女をデートに行こうと説得しているような、そんな感じだったことは認めざるを得ない。誰かが見ていたら、きっとそう思ったはずだ」

「ダニエルはディートリッヒ(マテシッツ)、私、ヘルムート(マルコ)と話し合いを持ち、われわれはなんとかしようと尽力したものの、心がここにないのであれば・・・そういう風に感じた」

「結局のところ、われわれはダニエルが望むものすべてを与えてきたが、それでも、彼の考えを"レッドブルでやり続けたい"と思わせられなかった。つまり、金の問題ではなく、ステータスの問題でもなく、ポジションやコミットメント、期間の問題でもなかった。彼はキャリアのこの段階で何かしら他のことをやる必要があると感じたのだと思う」

「見事な選択かもしれないし、いずれ後悔する選択かもしれない」

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