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今後の決断は過去最大の決断だとリカルド

Jim
2017年12月5日 « レッドブルの若手がマクラーレン・オートスポーツ賞に | ハミルトン、UFC王者マクレガーとファッション・アワードに登場 »
© Manuel Goria/Sutton Images
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ダニエル・リカルドは世界チャンピオンになる目標を達成できるかどうか左右する決断となる次のF1契約を交渉するにあたり、何よりもマシンパフォーマンスを優先するという。

2008年にジュニアドライバーとしてレッドブルに加わり、モータースポーツキャリアを駆け上ってきたリカルドの契約は残すところあと1年。2019年にはキャリアで初めてフリーエージェントとなるとあって、次の動きに関してはすでにさまざまなうわさがささやかれている。

トロ・ロッソからレッドブルに昇格した2014年以降、リカルドは5勝をマークしているが、チャンピオンシップにチャレンジするだけの力を持ったマシンを手に入れたことはない。リカルドがレッドブルドライバーになった2014年はV6ターボエンジンが採用され、以来4年間、チャンピオンシップはメルセデスが連覇を続けており、今シーズンにフェラーリが脅威をもたらしただけだ。ドライバーズ選手権はルイス・ハミルトンが3回の王者に輝き、残る1回もメルセデスをドライブしたニコ・ロズベルグが頂点に立っている。

今年、出だしにつまずき、シーズン終盤には信頼性の問題に苦悩したレッドブルは2018年こそチャンピオンシップに挑戦したいと意気込んでおり、リカルドは来季以降の今後を決めるにあたってチームのポジションを見てみるつもりだと明かした。

「僕にとっては大きな決断になるから、決めるまでに時間をかけるべきならそうするつもり」とレッドブルの公式サイトで語ったリカルドは「まだこれからも長くこのスポーツにいるつもりだけど、例えば、3年契約をかわしたとして、自分のキャリアの次のパートとしてはかなり大きくなると思うんだ。ちゃんとやらないといけないから、大きな決断になる。僕にとって今までで一番重要な決断になるんじゃないかな。必要なだけじっくり時間をかけるつもりだ。気晴らしにやるようなことにはならない」と続けた。

「今、29歳だから次の契約で30代が決まる。もうグリッドに並ぶためだけにサインしちゃうほど力の分からない若手の子供ってわけじゃないし、一年ごとに決めていくほどキャリアの終盤に差し掛かっているわけでもない。そういう風になりたくないなぁ。そんな人になった自分を想像できない」

「例えばルイスとか、僕の記憶が正しければ、彼がメルセデスとの契約を決めた時が今の僕と同じ年だ。すでにその時の場所でうまくやっていたけど、彼のキャリアはそこから大きく羽ばたいたよね。だから、いろいろと考えないといけないんだ」

リカルドは次の契約交渉では金額面よりもマシンパフォーマンスを優先するつもりだと明かし、2019年の運命の決断を楽しみにしているとも語った。

「これについてはいろんな意見があると思うから、近しい人たちを相談役にしたり、友達には単なる話のネタとして聞いてみたりするつもり。でも、あまり多くの人に関わってもらうのは好きじゃない。僕自身が決めることだし、その中で生きていかなきゃいけないのは僕自身だから。自分が望んでいることは分かっている。貯金箱よりも大事なのはパフォーマンス。もし望むならね。レースやチャンピオンシップを戦えるチャンスを手に入れることは本当に大きな意味があるし、もちろんそれがプライオリティだ。他に勝るものはない」

「決断を下す立場になるってクールだよね。いつもと違う感じだし、いろいろ学べるんじゃないかなと思っている。どうなろうとも、これまで経験したことがないものだから僕にとっては成長する経験になるだろうし。自分の2本の足でしっかり立って成長につながる決断を下せるなんて最高じゃん。大人っぽく振る舞ってみようかな! すべては進化のためさ」

この先数年、F1において誰もが欲しがるレースシートはすでに埋まっているものも多い。レッドブルでもリカルドのチームメイトであるマックス・フェルスタッペンが2020年までの契約を延長しており、フェラーリもセバスチャン・ベッテルと同期間の契約を保持している。メルセデスとハミルトンの契約は2018年末に満了するが、目下、ハミルトンは2019年以降の新契約合意に向けたプロセス中だ。

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