Red Bull

/ News

  • アストンマーティン

アストンマーティンの関心は2021年のF1エンジン

Me
2017年12月2日 « ベッテル、ハローは「そのうち慣れる」 | 2017年はハミルトンの心理戦勝ちとリカルド »
© Gasperotti/Sutton
拡大

2021年からF1のエンジンマニュファクチャラーになるという未来像について、アストンマーティンはますます真剣になりつつある。

イギリスのブランドである同社が自らのマシンでF1を戦ったのは1960年代のこと。彼らは来年からレッドブルのタイトルスポンサーになる契約を締結した。アストンマーティンと元F1チャンピオンチームのつながりは共同のハイパーカープロジェクト――2019年に完成予定――によって強められた。そして彼らは現在、エンジンマニュファクチャラーとしてさらにスポーツに関与することを検討している。

2021年に実施されるエンジンのレギュレーション変更は、新たなマニュファクチャラーがスポーツにアクセスしやすくなることを狙いとしており、最新の提案を見たアストンマーティンは参戦に前向きだ。

「われわれにとって可能性があるのは、2021年の新エンジンだ。レギュレーションが最終的にどう展開するか次第だね」とアストンマーティンのアンディ・パーマーCEOは『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』に述べた。「(現行レギュレーションでエンジンを開発するのは)完全に無意味だ」

「現行世代のエンジンに投じられる開発は膨大な量であり、そのためのコストも膨大だ。それが特に顕著なのはターボチャージャーの熱回生システムで、2021年には廃止される予定だ」

アストンマーティンは今年、FIA、F1と、候補を含めたマニュファクチャラーが集う複数のミーティングに出席し、2021年のレギュレーションを決めるための議論に参加している。そこで出された提案にフェラーリ、ルノー、メルセデスはあまり好意的な反応を示していないが、高価で複雑なMGU-Hの排除を含む初期コンセプトはスポーツにとって正しいソリューションだとパーマーは考えている。

「私も、また企業としても、FIAが主催するワーキンググループのミーティングに何度か参加してきた」と彼は付け加えた。「われわれは独立系マニュファクチャラーとして、自分たちを引きつけるためには何が必要かという意見を取りまとめて提唱している」

「大まかに言えば、それはコンペティティブなエンジンとはあまり関係ない部分で、細かいものを可能な限り標準化することだ。そして、巨大な開発を必要とする熱回生ターボチャージャーを破棄することだよ」

「返ってきた答えは大いに励みになるものだった。そうした要望を多くを、少なくともコンセプト的には満たすものだったからね」

アストンマーティンはGTレース用のエンジンは製造しているものの、F1のパワーユニットを作った経験はない。今年になって彼らはF1コンセプトを研究するためにフェラーリとトヨタの元エンジニアであるルカ・マルモリーニを雇い入れた。アストンマーティンがF1のフルプログラムをこのままプッシュするのであれば、コスワースのような独立系マニュファクチャラーと提携することを視野に入れるとパーマーは言う。

「それには誰かと共同で取り組むことになるだろう」と彼は述べた。「われわれは過去にF1エンジンを手掛けたことはない。コスワースやAVL、リカルドやイルモアといった団体がいる。彼らはわれわれが取り組もうとするスポーツに関与するサプライヤーだ。そうしたものを引き合わせることになるだろうね」

「その最初のステップがルカ・マルモリーニの採用だった。彼はフェラーリとトヨタでエンジンを開発した多くの経歴を持っているので、こうしたコンセプトをまとめ、エンジンの構想をつかむのに役立ってくれており、FIAとの議論にも参加してくれている」

© ESPN Sports Media Ltd.