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レッドブル、エンジンルール次第では2020年後にF1離脱も?

M.S.
2017年4月21日 « 突然のトラブル解消に首をかしげるマクラーレン | アロンソのインディ・プライベートテストが決定 »
© Mark Sutton/Sutton Images
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レッドブルのモータースポーツコンサルタントであるヘルムート・マルコは今年末までにF1が独立系エンジンサプライヤーを確保できなければ2020年シーズン終了後にレッドブルがこのスポーツから去る可能性があると語った。

先日、2014年に導入されたものの不満の声がよく聞かれる1.6リッターV6ターボハイブリットエンジンに代わるより安価でサウンドの大きいエンジンを2021年から採用することで合意が取られている。詳細はこれから数年で話し合われていくものの、一つ合意が取れているのは、よりパワフルでありながらシンプルで開発製造コストの低いエンジンにするという点だ。

この合意の中では、独立系エンジンサプライヤーについては特に触れられていなかった。こういった形のサプライヤーが存在すれば、チームが現存のエンジンマニュファクチャラーを頼ることなくエンジンを手にするチャンスが開ける。マルコは2017年の終わりまでにそういったサプライヤーを見つけられるか否かが、2021年からのF1の将来を決定づける可能性があると匂わせている。

「独立系エンジンサプライヤーのF1参入は、遅くても2021年でなくてはならない」とマルコはF1公式サイトに語った。

「これは非常に重要であり、エンジンはシンプルかつノイジー、そしてコスト面では1,000万(ユーロ/約11億7,000万円)以下でなくてはならない」

© Mark Sutton/Sutton Images
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「われわれが話しているのは、今のもののように凝ったエンジンではなく、シンプルなレーシングエンジンだ。そういったものを供給できる企業は十分にある。したがって、われわれは新オーナーやFIAと共に、少なくとも今季の終わりまでにソリューションを見つけることを期待している。それができなければ、われわれのF1残留は確実ではない」

2016年にはフェラーリが1,200万ユーロ(約14億円)のF1カスタマーエンジンへのコストキャップ案を拒否した。この案は小規模チームを苦しめるエンジンコスト上昇をコントロールすべく、より安価な"バジェットエンジン"を導入しようとFIAが提示したものだった。これを実行可能なマニュファクチャラーから"4件の信頼できる関心の表明"があったものの、F1委員会はFIAのプランを棄却している。

こういった話し合いはレッドブルとそのエンジンサプライヤーであるルノーとの間にとげとげしい不和が生じた時期に進行していた。レッドブルはその頃、コンペティティブなパワーユニットが見つからないのであればF1を離脱する可能性があると警告。しかしながら、メルセデス、フェラーリ、Hondaとの間で行われた対話は実らず、レッドブルは2016年に使用可能な独立エンジンへの支持を示していた。最終的にレッドブルはルノーと新しい契約を結び、エンジンブランド名は"タグ・ホイヤー"に改められている。

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