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問題はエンジンよりシャシーとリカルド

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2017年4月19日 « バーレーンテスト最終日午前:4月19日 | バーレーンテスト最終日:4月19日 »
© Mark Sutton/Sutton Images
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3戦とテスト1日を終えた段階で、レッドブルのシャシーはまだ本来の基準に達していないとダニエル・リカルドは考えている。

F1の新しい空力レギュレーション導入にあたって高い期待を抱いていたレッドブルだったが、RB13はすぐにフェラーリやメルセデスに対する弱点をさらけ出すことになった。レッドブルが使用しているルノーのパワーユニットがライバル2社に比べてパワーで劣るのは明らかだが、レッドブルのシャシーにもまだ競争力が足りていないのだとリカルドは述べた。

「(パワー面での)ギャップは今までとそう変わりないと思う。(過去2年と)その差はほぼ同じだよ」と彼は述べた。「信頼性についてはまだ少し疑問が残るけど、他の人たちにもトラブルは出ている。フェラーリはフリー走行で問題を抱えていたけど、それでもレースに勝った」

「今の段階で問題はエンジンかクルマかと聞かれたら、僕はクルマだと答えるだろうね。パワーが足りなくても僕らがいいシャシーで戦えることは分かっているんだ――戦いに食い込んでいくことができる――だから、エンジンの差については今までとほぼ同じ。もちろん、パワーはもっと欲しいけど、今の僕らはシャシーが思ったほど強くないんだ」

今週のテストではピレリの最新世代のタイヤを理解することがチームにとって重要な課題だと認識しているリカルドだが、それは非常に厄介な仕事だという。

「それはすごく大きな仕事だ。僕はほぼピレリでしかレースをしたことがないんだけど、彼らのタイヤはすごく複雑なんだ。デグラデーションが大きかったり、ウオームアップがすごく遅かったりしてね」と彼は述べた。「ここ数年、一貫したトレンドというものはなかった。今年のタイヤはすごく硬く感じる――ハードコンパウンドのタイヤがどうなっちゃうのか想像もつかないよ―――ソフトはソフトらしくないし、スーパーソフトはスーパーソフトらしくない。だから、そのスイッチを入れるというところからすでに困難は始まっているんだ」

「その一方で、ラップがまだ浅いうちにスイッチを入れてしまうと最後まで持たないから、厄介だよ。今シーズンのタイヤは複雑さがさらに増している。中国のプラクティスか予選――予選だったかな。メルセデスがすごく遅く走っていたから、僕はアウトラップでパスしたんだ。ところが今週は僕らが遅かったんで彼らにアウトラップでパスされた。そうやってみんな正解を探しているんだと思う」

レッドブルがライバルたちより早くタイヤを理解できるようになれば大きなアドバンテージを得ることができるが、全チームが同時に理解を深めてしまえば違いは生まれないとリカルドは述べた。

「みんながタイヤを正しいウインドーに入れてしまえば、僕らの問題はダウンフォースということになるだろうね。僕らがタイヤに大満足なときにメルセデスがそうじゃなければ、大きな違いを生み出せるかもしれない。彼らが僕らほど満足していなければ0.8秒くらいのタイムをなかったことにできる。もちろん、センシティブな問題だし、大きな違いになりうるけど、タイヤについては誰しもどこかの時点でベストを見つけ出すと思うんだ。そうしたらやっぱり僕らはダウンフォースをつけるという問題に立ち戻らなければいけない」

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