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ライバルたちはフェルスタッペンに恐怖しているとマルコ

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2016年12月1日 « フェラーリには"乗ってみたかった"とバトン | スチュワードがレビューシステムを検討 »
© Lionel Ng/Sutton Images
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レッドブル・モータースポーツ・アドバイザーのヘルムート・マルコから見て、マックス・フェルスタッペンは大半のF1ドライバーたちの"数光年先"を行く存在であり、彼に対する今年の批判のほとんどは"現在の主流派"が抱く恐れから発していると主張する。

2016年はフェルスタッペンにとって、トロ・ロッソからレッドブルに移籍したスペインGPで初勝利を挙げるというブレークスルーの年だった。早くもF1のレコードブックを書き換えているフェルスタッペンは、モータースポーツの最高峰に到達するにはあまりにも若過ぎるといわれながらも、2015年にわずか17歳でデビューした。

彼が成功したことによって、レッドブルが彼に下した判断が全て正しかったことが証明されたとマルコはいう。

ブラジルで見せた驚異的パフォーマンスについて、マルコはF1公式サイトにこう語っている。「つまり、われわれが彼と契約し、皆に頭がおかしいと言われながらもF1に乗せたのが正しかったということだよ。以来彼は特別な存在であることを証明し続けている」

フェルスタッペンがブラジルで見せたドライビングはすでに、F1史で最も優れたウエットパフォーマンスとされるドライビングと並び称されており、メルセデスのクリスチャン・トト・ウォルフをして、物理の法則を覆していると言わしめたほどだ。マルコは、スペインでのF1初勝利ではなく、ブラジルのパフォーマンスこそが19歳の巨大なポテンシャルを表していると指摘する。

「彼はもう何度も自分が一般的なF1ドライバーとは数光年かけ離れていることを示してきている。何しろレッドブルに乗った初戦で勝っているのだからね。ああ、メルセデス勢が自滅してくれたのは事実だよ。だから、この勝利はわれわれの元に転がり込んできたものかもしれない。だがブラジルは、彼が単に平均以上であることを証明したばかりでなく、偉大なる存在になり得ることを証明した」

今シーズンのフェルスタッペンは議論と無縁ではなく、ポジションを守る際にブレーキングゾーンで動くことが何度も批判されている。そうした批判は取り締まりの強化という動きにつながり、今では"フェルスタッペン・ルール"と呼ばれている。

しかし、マルコはこうした批判を鼻で笑い、フェルスタッペンが標的にされるのは彼が今までのF1に存在しなかった新しいタイプだからだという。

「私の目に映るのは、彼が"現在の主流"に完全なる新しいアプローチをもたらしている姿だよ! 彼は本来のレースがどんなものであるべきか――過去にどうだったかを彼らに教えているんだ。セナやシューマッハが現れた時のことを覚えているよ。彼らもまた異なるアプローチを持ち、当時の主流派に強烈なショックを与えた」

「彼らもまたひどく批判された。今、ここには若く、ハングリーでセクシーな青年ドライバーがいて、元チャンピオンたちの利権を打ち砕くことも気にしない向こう見ずな態度を取る――相手が1度の王者であろうと、2度、3度、あるいは4度の王者であろうと一切お構いなしだ」

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