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リカルド、いまだに気持ちは晴れず

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2016年5月20日 « まだタイトル挑戦は可能とベッテル | メルセデスの同士打ち:ビルヌーブの見解 »
© Martini/Sutton
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ダニエル・リカルドはいまだに毎朝、勝利の予感が4位の失望に変わったスペインGPのことを考えながら目を覚ましているという。

リカルドは、新チームメイトのマックス・フェルスタッペンがF1史上最年少のレースウイナーになるのを後ろから見守るしかなかった。メルセデスの2台が共に絡んで姿を消した後、しばらくレースをリードしていたのはリカルドだったが、チームの戦略によって運命は分かれた。

リカルドが実行した3ストップ作戦はレース前の予想で最速とされていた。だが、最終的に勝ったのは2ストップを行ったチームメイトのフェルスタッペンで、リカルドは2台のフェラーリにも先行されている。

「レースの結果には腹が立ったよ」と彼は認めた。「振り切るのは簡単か? 簡単とは言えないな。でも、振り切って前に進めるかと聞かれれば、間違いなく可能だ」

「レースから数日たったけど、いまだにそのことを考えて目が覚める。寝る時は忘れているんだけど、起きた時は頭に浮かんでいるんだ――少し時間が必要みたいだ」

「たぶん、この3戦で僕らに本当にふさわしいリザルトが得られなかったためじゃないかな。いつももっといい結果が可能だったのにって思っていたから。だから、"ちぇっ、何だよ!"って思っちゃったんだろうね。でも、それもレースの一部なんだ」

チームメイトの勝利を見守るのは複雑な気分だったとリカルドは認めている。

「チームがまた勝てて、みんなのモチベーションが最高潮になり、自信が高まったことに喜んでいる僕もいる。それはすごくいいことだし、できるだけ自分をそっちに持っていこうとしているんだけど、個人的には大きなフラストレーションがあった」

「これはタフだよ――そりゃ、チームスポーツではあるんだけど、自分のためにやっているのも分かっているからね。チームスポーツであるのと同時に個人スポーツでもある。そのバランスを取るのはいつも厄介だ。僕自身としては、受け入れるのはまだ難しい」

リカルドはフェルスタッペンを本物の脅威だと捉えているが、一方で彼の存在が自分のレベルアップにつながることを望んでいるという。

「マックスは実力あるF1ドライバーだ。それは僕にとってすごくいいことだし、いいモチベーションになる。僕がレッドブルに来てセブ(ベッテル)と戦うことになった時、こう言ったはずだ。僕はベストに挑戦したいんだって。今はマックスが最新の挑戦だ。彼は手ごわいよ。ある意味では、彼のこの成功はいいことなのかもしれない。これを乗り越えられればいいことずくめだし、僕たち2人のキャリアにとってもいいはずだ」

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