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マルコ、「アブダビ後に幕が下りる可能性」を示唆

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2015年9月23日 « レギュレーションに阻まれるHonda | ペレスのフォース・インディア残留が決定 »
© Sutton Images
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合計8度のタイトルを獲得しながらも、たもとを分かつことが決定的となっているレッドブルとルノー。その理由についてヘルムート・マルコ博士はF1公式サイトのインタビューで明快に答えている。

「ルノーがわれわれに先頭を走れるエンジンを供給できなかったからだ。去年と今年を見て、彼らが来年メルセデスとフェラーリに追いつけるとは思えなかった」

レッドブルはルノーのカスタマーであり、エンジン代を払っている以上、性能の劣るエンジンにこれ以上費用を費やす気はないと彼は辛辣(しんらつ)だ。"決断すべき時"だったのだとマルコは主張した。

そこでレッドブルは供給についてメルセデスに接触を試みたが、メルセデスは自分たちの優位性を守るためにそれには応じられないと判断したとクリスチャン・トト・ウォルフが述べている。次にレッドブルが目を向けたのはフェラーリだった。

「まだ決まってはいないが、確かにモンツァで(フィアットCEOの)マルキオンネ氏と話をしたよ」とマルコは認めた。

フェラーリ以外の選択肢はあるのかとの問いに、彼はこう答えている。

「F1自体をやめるという選択肢が残されている。それは間違いなくシナリオの1つだ。最前線で戦えるエンジンが手に入らないのなら、われわれはやめる方を好むだろう」

彼らはフェラーリにワークスチームと同等のエンジンを要求しているというが、そんなことが本当に可能なのだろうか?

「GPSデータや他のパラメータを見れば、どんなものが与えられているかは非常に容易にチェックできる。実際のところはエンジン――ハードウエア――が問題なのではない。ソフトウエアと燃料が同じかどうかなのだ」

フェラーリと契約する場合にはトロ・ロッソも含まれることが望ましいというのが彼の考えだ。

「相乗作用の面でもコストの面でもそれが理にかなっている」

フォルクスワーゲン(VW)をF1に引き入れる新たな構想がうわさされることについては次のように語った。

「彼らの引き出しに今、エンジンコンセプトが用意されているとは思わない。もちろん、うわさは知っている――し、新たなエンジンマニュファクチャラーが増えるのは素晴らしいことだよ。だがすべては未来を占っている段階に過ぎない」

多くの不確定要素がある中で、ドライバーに関してだけは心配する必要がないとマルコは述べた。

「4人ともよくやっている。若手たちは期待以上だね。ドライバーに関しては何の問題もない」

レッドブルの中長期的未来図をどう思い描いているかと聞かれ、彼はこう断言している。

「私には来年のことしか考えられない。コンペティティブなエンジンがなければ、レッドブル・レーシングにF1での未来はない。アブダビ後に幕が下りる可能もある。それが(レッドブルのオーナー)マテシッツ氏の見解だ。今のように"中団の上位"を走っていても、先頭を走るのと同じだけの資金がかかることを彼は知っている。それをもう1シーズン続ける気は彼にはない」

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