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マテシッツはあきらめないとラウダ

M.S.
2015年6月20日 « ライコネンのスピンにルールが影響? | マクラーレン勢は共に25グリッド降格処分 »
「あきらめない」人物だとラウダが言うマテシッツ © Sutton Images
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ディートリッヒ・マテシッツにF1撤退の構えはない。

そう主張するのはマテシッツと同じくオーストリア出身の伝説的F1ドライバー、ニキ・ラウダだ。マテシッツのチームであるレッドブルが苦境に落ちいっている現状、地元"レッドブル・リンク"のパドックではその将来を危ぶむ声がささやかれている。

レッドブルが発行する『Red Bulletin(レッド・ブリテン)』最新号の"F1の問題はどこに?"という記事において、ラウダ自身が取り上げられていた。

メルセデス非常勤会長を務めるラウダは現状維持を激しく非難しており、ファンやドライバーがF1を置き去りにする前に問題修正するためには"残された時間は多くない"と警告している。

レッドブルは少なくとも2020年まではF1に参戦する契約だが、この雑誌が発行される直前、マテシッツは自身のチームをF1から撤退させる可能性があると再び通告している。

「われわれ以前に、どれだけ多くのチームが契約を残しながら去っただろうか?」とマテシッツは指摘するも、ラウダはマテシッツがF1をやめるとは考えていない。

「ディディ・マテシッツはあきらめたりする人間ではない」とラウダは『Kleine Zeitung(クライネ・ツァイトゥング)』紙に述べている。

「実際、彼はソリューションを見つけるべく、さらにハードに取り組むだろう」

今のマシンとルールに声高に不満を唱えている一人であるラウダだが、パドックがネガティブになるにも限度があるという考えの持ち主でもある。

「ネガティブであるだけではいけない。満足していないのなら、他のエンジンを導入するべきだ」

ラウダが言及しているのはレッドブルで間違いないだろう。ルノーとワークスパートナーの関係を結ぶレッドブルだが、パワーと信頼性不足を理由にフェラーリの"カスタマー"になるとのうわさがある。

現在のグリッドでルノーエンジンを搭載する4台のうち、1台を駆るトロ・ロッソのマックス・フェルスタッペンは、マテシッツがマラネロと契約しても問題ないとの意見で『De Telegraaf(デ・テレグラフ)』に「いいんじゃない」とほほ笑んだ。

ラウダはマテシッツにとって唯一の選択肢がフェラーリというわけではないとし、「十分に選べるだけのエンジンがある」と主張した。

また、ルール変更がなされるまでルールに不満を言うだけなのは正しい選択ではないとラウダは論じている。

「自分がついて行けないという理由でルールを変更することはできない。あらゆる泣き言が私をイライラさせる。彼らの権利ではあるが、それでは何も得られない」

ラウダはレッドブルのホームレースであるオーストリアGPのチケット売り上げが落ち込んだことも、F1が根本的に崩壊していると結論づける理由にはならないと語った。

「初年度に比べて関心が低下するのは理にかなったことだ」とラウダは語った。

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