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不調の中で耐えるリカルド

Jim
2015年6月19日 « アロンソに20グリッド降格処分 | フェラーリエンジンの供給を打診されたレッドブル »
オーストリアではまたいつもの笑顔を見せたリカルド © Sutton Images
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ダニエル・リカルドがひとまずのレッドブル残留を明かしている。

常に笑顔を絶やさない人柄で知られるリカルドはフェラーリ移籍の可能性が取り沙汰される中、カナダでは珍しく厳しい表情を浮かべていた。

感情を表に出したのだと認めるリカルドはブラジル『Globo(グローボ)』のインタビューで「1年前の(モントリオールの)ポジションを考えたら特にね。F1の初優勝を成し遂げた人生で一番幸せな日だったから。なのに、どうしてこうなる、ってね。結果が出せず、ペースも遅い。すべてが明るみに出た」とコメント。

実際、リカルドのカナダGPは前年と雲泥の差の結果となり、レッドブルはオーストリアGPに先だって新しいシャシーを与えている。

ただ、リカルドはルノーが明らかに苦戦する一方でレッドブルも後退を喫していると示唆したため、結束を乱したとして内部的にチームから叱責を受けた可能性はある。実際、レッドブルを率いるクリスチャン・ホーナーはリカルドの感情の爆発にあまり感心していないことをオーストリアの『Laola1(ラオラ1)』にほのめかした。

「シャシーは信じられないほど開発されている。ダニエルは2週間毎に自分の手にあるものだけを感じ取っているのだろう。私は彼から発せられた純粋なフラストレーションに過ぎないと思っている」

それでも、ホーナーはダニール・クビアトを含むレッドブルの現行ドライバーに満足しているようで「ドライバーに関して、われわれはかなり良い状況にあると思う。クビアトは徐々に良くなっている。彼が抱えてきたあらゆる問題を考慮すれば、本当によくがんばっているし、特に過去2戦は素晴らしい」と話した。

フェラーリのうわさについてはヘルムート・マルコがリカルドの契約が「万全」であると主張しており、リカルド自身も、少なからず現時点ではレッドブルドライバーだと認識している。ドライバー市場に自由に出られるのかと問われたリカルドは「ううん。レッドブルがそれを望まない限り、僕は来年もここにいなくちゃいけない」と明かした。

つまり、リカルドは今しばらく忍耐を強いられるということだろう。そして、モントリオールで垣間見せたような感情の爆発を回避する術は学んだようだ。

「カナダで起きたことについては学んだ。何があったのか分析したし、自分のリアクションもちゃんと振り返った。期待をもっと低くしないといけないのは分かっている。残念だけど、今は表彰台なんて夢だし、トップ5すらそうかもしれない」

「オーストリアには今の自分に与えられた機材から最大の力を引き出すことだけを考えようと思ってやって来た」

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