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リカルドの才能を見抜いていた元デザイナー

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2014年9月3日 « アロンソ、デニスとの接触を否定 | ドライバーからはロズベルグ支持の声も »
スパで今季3勝目を挙げたリカルド © Sutton Images
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中団下位からF1タイトルコンテンダーへと急浮上したダニエル・リカルドは、パドックにいるほぼ全員を驚かせた。

事実、彼を最もよく知る人物――ヘルムート・マルコ博士、クリスチャン・ホーナー、エイドリアン・ニューイ――でさえも、トロ・ロッソから昇格してすぐにリカルドがセバスチャン・ベッテルにも勝る活躍を見せていることに衝撃を隠せない。

しかし、特別な才能の片りんは間違いなく以前から彼の中にあった。

すでにファエンツァのチームを離れているが、ルカ・フルバットは今年初めまでトロ・ロッソのマシン設計を手がけ、リカルドと密接に仕事をしていた。

彼はイタリア誌『Autosprint(オートスプリント)』に対し、歯の矯正器具をつけた若者が2012年のプレシーズンテストでHRTからステップアップしてきたとき、「彼がチームに与えるフィードバックに強い印象を受けた」と証言している。

「数時間たった後でも、彼はマシンの挙動について正確に思い出せるんだ。驚異的だったよ」とフルバットは述べた。「時速300kmでも彼はクルマのマネジメントを考える時間を知性があったんだ。それは偉大な資質を持った者に特有だ」

もう一人のドライバー(ジャン-エリック・ベルヌ)のフィードバックは非常に限られていたので、判断基準は常にダニエルだった」

「それでも、私は多くの情報をもたらすドライバーが必ずしも最速ではないのをこれまでに見てきた。だが、その疑念はすぐに消えた――彼は2012年バーレーンの予選で皆を黙らせたんだ」と彼は述べている。

リカルドにも当初、弱点があったとフルバットは言う。レーススタート、オープニングラップ、落ち込んだときの気持ちの管理、ピットレーンへのエントリーだ。

「だが、2013年の冬季テストでは以前よりはるかに本気になったようだった」と彼は打ち明けた。

「フィードバック量はやや減っていたが、開発を優先させるという面で非常に強くなっていた。レース中に、"分かった。ここからは黙って走る"と言うようになった」

「もしかしたら、レッドブルでマーク・ウェバーの後任になる可能性を告げられていたのかもしれない。だが、彼が急激に成熟したのは明らかだった」

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