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10代に将来を委ねるレッドブル

M.S.
2014年8月19日 « ベルヌ、「F1でまだ示すことがある」 | ケータハム、F4に育成チームを指定 »
レッドブルのベッテルとトロ・ロッソのクビアト © Sutton Images
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レッドブルはマックス・フェルスタッペンとダニール・クビアトにチームの将来を描いている。

共にティーンエイジャーである2人は2015年にレッドブルの姉妹チームであるトロ・ロッソでコンビを組む。

ドライバー決定に携わるヘルムート・マルコ博士は胸を躍らせている様子だ。

「ダニール・クビアトはとても印象的だ」というマルコは、ジャン-エリック・ベルヌがフェルスタッペンにシートを譲る形でチームを去ると話しつつこう続ける。

「年かさのドライバーは加速する必要がある。すでにF1にいるというだけでは、何の保証もない。若いドライバーが力を示そうと望んでいるのだ」

これまでレッドブルでセンセーションを巻き起こしていたのは4度のチャンピオンに輝いたセバスチャン・ベッテルだったが、今年は振るわぬシーズンを送っている。マルコはベッテルを批判しているわけではないと主張。実際、マルコはベッテルへの今季の批判は「ほとんどが大げさでアンフェア」だとドイツ『Sport Bild(シュポルト・ビルド)』誌に評している。

「(批判する前に)何かがうまく機能していない理由を知るべきだ。ベッテルにとってはひどい信頼性のトラブルが彼のマシンに起こっていることが主な問題。そして、マシンがうまくいっているときは不運に見舞われる」

「彼が去年より劣ったドライバーになっているわけではまったくない」と言うマルコは8月の夏休み後にはベッテルが"バッテリーを充電して"戻ってくるだろうと付け加えている。

それと時を同じくして、レッドブルは忙しく将来のプランを設計している。

16歳のフェルスタッペンの準備プランについては発表の準備が整っており、マルコは今季終盤での金曜フリー走行が関係してくるだろうと認めた。

「マックスはフォーミュラ3をシーズン末まで戦うが、フォーミュラ・ルノー3.5でのドライブも計画されている。そして、ロッテルダムなどでのF1ショーランも。マックスが十分に準備を整えて2015年に臨めるよう、われわれにできることはたくさんある」

マルコは"変わりゆくコンディションで行われたノリスリンクでのきわめて難しいレース"を見てレッドブルがフェルスタッペンとサインすべく動くべきだと分かったと話す。

「マックスは他の皆より2秒速かった。ここに至ればこういったドライバーがジュニアシリーズでもう1年過ごすべきかの議論は必要ない。彼にはF1の準備が整っている」

元F1ドライバーのヨスを父に持つフェルスタッペンも同意する。

「僕は他のすべてのステップと同じようにこのステップを踏みだす。敬意を持って、でも恐れはなくね。カートからフォーミュラ3へ進むのが、僕にとってこんなにも簡単だったことに驚いた。それに、レッドブル・リンクでフォーミュラ・ルノー3.5をテストしたときにも同じように感じたんだ。10周くらいで慣れたよ。最大の違いはパワーだろう。F3は約250馬力で、フォーミュラ・ルノーは450。でも、F1は800だ」

一方、マルコはレッドブルがエンジンサプライヤーのルノーと共に、来季はもっと良いシーズンを送ることができると自信を示した。

「彼らは適切な再構築を行った。われわれは協力関係をかなり深めている。つまり、2015年のマシンを共に開発しているのだ」

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