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ベッテルの行為は結果に影響なし

Jim
2014年4月20日 « タイヤを温められなかったライコネン | 不運が損なうウィリアムズのポテンシャル »
一度は拒んだものの、説明を受けてすぐにリカルドを先に行かせたベッテル © Getty Images
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レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーは中国GPのレース中、セバスチャン・ベッテルが最初の指示でダニエル・リカルドを先行させなかったことが表彰台に影響した可能性を否定した。

レースの24周目にチームからタイヤがよりフレッシュだったチームメイトに道を譲るよう言われたベッテルは「おあいにくさま」と応答。しかし、戦略が違うことを説明されると1周後にはリカルドを前に行かせている。結果は4位に終わったが、レース終盤のリカルドは3番手を走っていたフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)を追いかけていた。

それでも、リカルドが表彰台に上るには直線でわずかに優位なフェラーリをオーバーテイクする必要があり、それを踏まえてホーナーはベッテルが無線連絡の直後に道を開けていたとしても結果は変わらなかったはずだと主張する。

ベッテルがリカルドの3位に影響したかと聞かれ、「いいや、そうは思わない」と答えたホーナーは「おそらく、1秒ほどだっただろう。彼はチームのために正しいことをしたし、彼を先に行かせている。フェルナンドに追いついてはいたが、1kmのロングストレートにおけるわれわれの弱点を考えれば、追い抜けたかと言われたら話はだいぶ違っていたように思う」と続けた。

当初は拒否したベッテルに対する批判を拒んだホーナーは、チームメイトの戦略を明確化したがったベッテルの気持ちに理解を示している。

「とにかく彼はレーサーだし、当然ながら最初にダニエルがどのタイヤを履いているかを確認してきた。その当時、セブ(ベッテル)はタイヤのフェーズが(リカルドより)早く、3ストッパーになることが見込まれていたものの、彼は私たちが別々の戦略を考えていることに気づいていなかったのだ」

「それを知った彼(ベッテル)はすぐさま彼(リカルド)を前に行かせており、単純に相手を抑えられるだけのペースがなかったことに気づいたはずだ。(先に行かせる)理由を理解したくてタイヤについて質問してきたが、理科した途端、すぐに動いてくれている」

また、ホーナーによると、ベッテルは今シーズンに採用されたタイヤにらしからぬ苦戦を強いられているようで、他の理由も相まって、現状はマシンの力をあまり多く引き出せていないという。

「セブがマシンやコーナーへの入り方などに非常にセンシティブなのは分かっている。現時点では彼がマシンに必要な感触を得られていない」

「セバスチャンが細心の注意を要するピレリタイヤのケアにかなり長けていることは知っているが、彼には珍しく、今はいつものようにマシンを読めず苦戦している。それができさえすれば、すぐに元の彼に戻るだろう」

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