Red Bull

/ News

  • レッドブル

レッドブルの車高調は圧縮ガス使用?

Me
2010年4月1日 « VR-01の再設計費用はワース・リサーチが負担 | 改修を迫られるセパン »
圧倒的な速さを誇るRB6、その秘策は? © Sutton Images
拡大

レッドブルが使っているとされる車高調整システムは、圧縮ガスを使ったものである、と、セパンのパドックでは現在うわさになっている。

マクラーレンとメルセデスの関係者は、システムの存在を疑っているいることを明らかにしており、現在最速と称されるエイドリアン・ニューイ設計RB6には、何らかの方法で予選でのライドハイトを低く保ちながら、レース前に大量の燃料を積み込んでも底打ちしない方法を見いだしたと考えている。

「われわれの理解では・・・正確な条項は覚えていないが、予選とレースの間でサスペンションに変更を加えることはできないはずだ」とメルセデス・チーム代表のロス・ブラウンはメルボルンで騒動が持ち上がった際に述べていた。

しかしどうやらレッドブルはルールを賢く解釈しただけで、それを破ったというわけではなさそうだ。

テクニカルレギュレーションのある条項によると、サスペンションシステムに影響する"いかなるパワーデバイスも"使ってはならないと定めており、また別の条項では"マシンが動いている最中"の調整を禁じている。

しかし、別のスポーティングレギュレーション内のパルクフェルメルールによると、予選終了後からレース前までに"圧縮ガス"の"排出あるいは注入"を認めている。

さらに別のルールでは、チームがパルクフェルメ内で"サスペンションのセットアップ変更を行った"場合にのみドライバーはピットレーンスタートのペナルティを受けることになっている。

マレーシアでささやかれているうわさは、レッドブルがRB6上のシステムから圧縮ガスを排出することで、レースでのライドハイトを上げているのではないかというものだ。

FIAはこの問題に対して、レッドブルのライバルたちから正式な抗議がない限り介入しない姿勢で、スペインの『AS(アス)』紙によるとフェラーリを含む主要チームはすでに書面での技術的な異議申し立てを用意しているということだ。

「他のチームがどうしているかは知らない」とブラウンはクアラルンプールでフィンランド紙『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』に述べた。

「だからこそ、(FIAに対し)状況の説明を求めたんだ」と彼は付け加えた。

マクラーレンのマーティン・ウィットマーシュ代表はオーストラリアで、チームは独自の車高調整システムを開発中で、2週間後の中国GPにも投入したい考えを明らかにした。

チームのマネジングディレクター、ジョナサン・ニールはマレーシアで、"ライドハイトコントロールだけに気を取られているのではない"と述べており、こうも付け加えた。「それは、われわれが評価しているものの1つに過ぎない」

「レッドブルが飛び抜けて速いことに、1つの特効薬があるとは言わない。それもいくつかの理由の1つだろうが、私の中で最重視されるものではない」とニールは主張した。

© ESPN Sports Media Ltd.