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バリアの対策を求めるロズベルグ

Kay Tanaka
2011年5月29日 « モナコGP予選後の記者会見パート2 | 1回目のピットストップを悔やむウェバー »
自らのクラッシュはラッキーだったと話すロズベルグ © Sutton Images
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ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)は、モナコGP予選でセルジオ・ペレス(ザウバー)がクラッシュを喫したシケインのバリアを改善するよう求めている。

ペレスはトンネルを通過した後、ヌーベルシケインへのブレーキングでコントロールを失い、正面のバリアにサイドから激突。脳振とうを起こしたペレスは病院に搬送されたが、大事には至らなかった。

ロズベルグも午前に行われたフリー走行セッションで同じようなアクシデントに見舞われた。ロズベルグのマシンは縁石によって浮き上がってしまったが、ペレスが激突したバリアへの直撃は免れている。ロズベルグは、自身のアクシデントが深刻なものにならなかったのは幸運だと語っているが、このバリアとブレーキングポイントにあるバンプを対策するのに十分なほどのアクシデントが発生しているとも指摘。

「午前中はバリアへの直撃を免れることができたけど、本当に幸運だった。あのバリアは長い間あそこにあるけど、たくさんの出来事が起きてきたよ。簡単に外したり50mほど後方に下げることができるバリアだから、そろそろ対策を考えないといけない」

「モナコは基本的に危険なコースなんだ。すごく高速になるし、跳ねてしまうこともあるからね。ブレーキングを開始した時にブレーキングゾーンでジャンプしてしまうのは懸念すべきことさ」

ペレスのクラッシュについて問われたロズベルグは「見ていなかったけど、見ないで済んだからよかったと思うよ」

「セルジオにはお見舞いの言葉をかけたい。あんな大きなアクシデントの後で無事を聞いてみんな安心したよ」

ジェンソン・バトン(マクラーレン)もロズベルグには同意しているが、2003年に自身がヌーベルシケインでクラッシュした後に一度、バリアが後方に移動されたことも指摘。

「カール・ヴェンドリンガーのアクシデントがあってから、マシンの安全性は劇的に改善したと思う。バリアも僕のアクシデント後、後方に移動されたんだ。でも、僕たちがここにきてレースを楽しむために、より安全にしてもらいたい部分はいくつかある。あそこはトリッキーなコーナーだし、解決策を知るのは難しい。でも、ランオフエリアについてはもっと検討する必要があると思う」

ロズベルグやバトンの意見にはマーク・ウェバー(レッドブル)も同調しており、ブレーキングゾーンにあるバンプへの対策を口にしている。

「ブレーキング中は常にバンプがある状態だし、毎年マシンは空力的に少しずつ変わっている。安全面で改善を見出す必要がある部分があると思うし、特にJB(バトン)や1990年代中盤にカール・ヴェンドリンガーがクラッシュしたわけだからなおさらだ。あそこにはバンプがあるわけだけど、もしリアエンドに問題を抱えてしまえば挽回できる可能性はすごく低くなる」

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