モナコGP

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ルクレールが最速もベッテルはクラッシュ

Jim
2019年5月25日
© Charles Coates/Getty Images
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恒例の金曜休みを挟んでグランプリ2日目を迎えた25日(土)、モンテカルロ市街地サーキットで2019年FIA F1世界選手権第6戦モナコGP土曜フリー走行が実施され、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムを記録した。

木曜日に実施された2回のフリー走行はいずれもメルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムを刻み、後半のセッションでは相棒のバルテリ・ボッタスが100分の数秒差で2番手に続いた。メルセデスは3番手以下に0.7秒のリードを築いて初日を締めくくっており、タイトでツイスティなストリートサーキットでも優位を保っている。

ピレリはモナコの週末に5種類あるコンパウンドのうち最も柔らかいC5をデビューさせ、C4がミディアム、C3がハードタイヤとして用意されている。快晴に恵まれたモナコは気温20度、路面温度33.2度、67.8%のドライコンディションで最後のフリー走行がスタートした。マクラーレンのランド・ノリスがコースイン。今週末にF1参戦300レースを迎えるアルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネンが続き、他のドライバーたちもインストレーションラップを完了していく。

開始直後に始動したドライバーはピットに引き上げる者が多かったが、トロ・ロッソやルノーのダニエル・リカルドらはシステムチェックを終えてもコースにとどまり、プログラムに取り掛かった。

メルセデス勢は先ごろ天に召されたニキ・ラウダへの追悼として、"ラウダカラー"の赤色に装いを替えたヘイローを搭載してコースイン。ボッタスが早々に1分12秒台に入れてトップに立っている。セットアップを変更して最後のフリー走行に臨んだというハミルトンは5周を走って自己ベストを更新し、ボッタスに0.258秒差の2番手に浮上した。

その直後、ライバルのセバスチャン・ベッテルが愛車のフェラーリマシンをサン・デボーテのガードレールにぶつけてしまう。左フロントを中心にマシンにダメージを受けたものの、ベッテルは自力でコックピットを脱出して無事だ。ベッテルのインシデントで一時的にバーチャルセーフティカー(VSC)が発令されたが、コースマーシャルの素早い作業により、影響は短時間で済んでいる。ただ、もう1台のフェラーリを駆るルクレールがVSC中に手順に違反した疑いがかけられ、セッション後に審議を受けることになった。

コース上では1分12秒フラットをマークしたハミルトンが一度はタイムシート最上位に立つも、すぐにボッタスが1分11秒835でラップをまとめてトップの座を奪い返す。メルセデスに次ぐ2番手チームの位置にはレッドブルがつけており、マックス・フェルスタッペンがボッタスに0.3秒差の3番手、ピエール・ガスリーは0.5秒遅れの4番手に並んでいたが、ルクレールのペースアップに伴って4番手が入れ替わり、ガスリーは5番手に後退している。

セッション後半に入り、2セット目のソフトタイヤを投入したルクレールが1分11秒265をたたき出して最速タイムを塗り替えた一方で、メルセデス勢もベストタイムこそ更新したものの、ルクレールのタイムには届かず。とはいえ、ルクレールとボッタスのギャップは0.053秒しかなく、ハミルトンも0.2秒の遅れにとどまっている。

インストレーションラップの1周こそハードタイヤを履く陣営もあったが、全チームがソフトタイヤの作業に専念した60分のセッションはルクレールがトップのまま終了時刻を迎え、ボッタスとハミルトンがトップ3に入った。フェルスタッペンとガスリーのレッドブル勢が4番手と5番手に続き、アルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィに次いでトロ・ロッソ・ホンダのダニール・クビアトが7番手、相棒のアレキサンダー・アルボンは10番手につけている。

セッション序盤にガードレールにマシンをぶつけたベッテルは7周しか走れず、予選とレースの準備が整わぬまま、14番手で最後のフリー走行を終えることになった。

スターティンググリッドが鍵を握るモナコの決戦に向けて重要な予選は日本時間22時にスタートすることになっている。

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