モナコGP

/ News

  • モナコGP - 木曜フリー走行1回目

メルセデスが1-3、フェルスタッペンが2番手に食い込む

Jim
2019年5月23日
© Michael Regan/Getty Images
拡大

23日(木)、2019年FIA F1世界選手権第6戦モナコGPが開幕し、木曜フリー走行1回目はメルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。

カレンダー上で一番の低速コースとして知られるモンテカルロ市街地サーキットにはピレリのC3がハード、C4がミディアムタイヤとして用意され、全5種類あるドライタイヤのうち最も柔らかく、今週末が初お目見えとなるC5がソフトタイヤとして持ち込まれている。

雲が多いものの、ドライコンディションに恵まれた初回セッションは気温18度、路面温度24度、湿度74%でスタート。ザウバーのアントニオ・ジョビナッツィが先頭でコースに入り、マクラーレン勢、ハースF1のロマン・グロージャンらが続いていく。ほとんどのドライバーがシステムチェックだけでピットに引き上げる中、ウィリアムズの2台は早々にプログラムに着手した。

いつも通り、やや遅れて始動したメルセデスはインストレーションラップから直接、コース上の作業をスタートさせ、バルテリ・ボッタス、ハミルトンの順にタイムシートに名前を刻んだ。メルセデス勢が1分14秒台に入れていく中、フェラーリもタイム計測を開始したが、レッドブルはしばらくガレージから出てこなかった。

マックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーがソフトタイヤを履いて合流してほどなく、ハースF1の2台に黒旗が振られる。どうやらテレメトリーと無線にトラブルが発生していたようで、チームによると「ピットボードがうまく機能していなかった」といい、FIAがマシンをピットに戻すために黒旗を振って介入したとのこと。黒旗の指示を受けてピットに帰還したグロージャンとケビン・マグヌッセンはマシンをガレージに入れ、すぐさまクルーが問題修復に取り掛かっている。

また、マクラーレンのガレージも慌ただしく、カルロス・サインツは開始直後に1周を走ったのみでコースには出ておらず、ジャッキアップされたマシンの周辺では多くのメカニックが作業に励んでいた。

ピレリに1セットのタイヤ返却が義務付けられている序盤40分の走行を終えて、1分12秒932をマークしたハミルトンがトップに立ち、0.575秒差の2番手にフェルスタッペン、3番手にボッタスが並んだ。トップから0.799秒遅れながら、ボッタスとは0.025秒差だったダニール・クビアト(トロ・ロッソ)が4番手に食い込み、フェラーリはシャルル・ルクレールが5番手、セバスチャン・ベッテルは14番手にとどまっている。

通常ならば次の走行プランに入るまでガレージで調整作業に励む陣営が多いが、フェラーリは新しいソフトタイヤを履かせた2人のドライバーをすぐさまコースに送り出し、メルセデスもまたハミルトンとボッタスが2セット目のソフトタイヤに履き替えて周回を重ねた。

フレッシュタイヤでタイム計測に臨んだ結果、1分12秒818を刻んだボッタスがトップに浮上し、ルクレールが0.050秒差で2番手につけるも、ボッタスには0.034秒届かなかったものの、チームメイトのタイムをわずかに上回ったベッテルが2番手に飛び込む。最初のクイックラップで思うようにラップをまとめられなかったハミルトンは次のラップに1分12秒422をたたき出して最速タイムを塗り替えると同時に、2番手以下に0.4秒のリードを築いた。

ただ、その後もメルセデスとフェラーリの各車が次々にラップタイムを更新していき、一連のランが完了した時点では1分12秒106を記録したハミルトンがトップ、0.072秒差でボッタスが2番手に続き、ルクレールとベッテルが3番手と4番手に並んでいた。ルクレールはハミルトンから0.361秒差だったものの、ベッテルは0.7秒以上遅れている。

一方、メルセデスとフェラーリの4人が14周前後を追加してピットに戻った後に新しいタイヤを装着してコースに向かったフェルスタッペンが1分12秒165を刻んで2番手に飛び込み、メルセデスの間に割って入った。トップのハミルトンにわずか0.059秒差、ボッタスとは0.013秒差とタイムはかなり接近している。

テレメトリーと無線に不具合が生じていたハースF1勢が準備を整えて走行を再開したのは残り時間が18分を切ってから。まずは7周しか走れていなかったグロージャンがコースインしてシステムチェックを実施し、問題のないことが確認された上でコースにとどまって再びプログラムに取り掛かった。周回数をふた桁に乗せていたマグヌッセンもソフトタイヤを履いて合流、限られた時間で作業を進めようと集中している。

しかしながら、マクラーレンのトラブルは短時間での解消がかなわず、サインツは忍耐強くガレージで待機していたが、終了間際になってマシンの準備が整い、残り5秒を切ってコースイン。1周しか追加できなかったが、それでもシステムチェックは完了してピットに戻っている。

90分の走行を終えて1分12秒106を記録したハミルトンがトップ、0.059秒差でフェルスタッペンが2番手につけ、ボッタスがチームメイトに0.072秒差の3番手だった。フェラーリのルクレールとベッテルが4番手と5番手に並び、6番手にガスリーが食い込んでいる。

トロ・ロッソ・ホンダのクビアトは13番手タイムを残し、アレキサンダー・アルボンは14番手だった。

モナコGP木曜フリー走行2回目は日本時間22時にスタートする予定だ。

© ESPN Sports Media Ltd.