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禁止された「グリッドガール」がモナコで復活

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2018年5月24日 « シュタイナー、グロージャンのシート危機を完全否定 | 「クルマはいいから大丈夫」とグロージャン »
© Dan Istitene/Getty Images
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2018年シーズンを前に廃止されたはずの"グリッドガール"がモナコGPのレース前に再び登場する。

開幕前、F1は慣習となっていたレース前の女性プロモーションモデルの使用を"現代の社会規範にそぐわない"として取りやめると発表した。この決定については賛否両論入り乱れる幅広い見解が殺到した。

F1は"グリッドガール"に代わって、モータースポーツをしている若者たちにグリッドで彼らのヒーローたちと対面する機会を与える"グリッドキッズ"を採用。彼らは今週末のモナコにももちろん参加することになっており――その中にはザウバーのモナコ出身ドライバー、シャルル・ルクレールのいとこが含まれている。

日曜日のレースでは彼ら以外に、長年モナコGPのパートナーを務める『Tag Heuer(タグ・ホイヤー)』の代表として男女がスタート前のグリッドに登場するという。『PA Sport(PAスポーツ)』によると、彼らはドライバーたちの写真を撮ってソーシャルメディアに投稿し、スポーツのファンから届くメッセージを伝達する役割を担うとのことだ。

しかしながら、昨年までのようにドライバーのナンバーを示すプラカードを持つことはしない。

この話題について、23日(水)の記者会見に出席した2人の4冠王者、ルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルに質問がなされた。

意見を求められたハミルトンは次のように述べている。「女性というのは世界で最も美しい存在だよ・・・今まで男の人が前に立ったこともあるし、過去には両方混ざっていたレースもあった」

「モナコはとてもエレガントなグランプリだと思っていて、女性たちがそれについてどう思っているのかは知らない。この状況全体について、彼女たちの気持ちをちゃんと聞いたことってないからさ。ちょっとコメントできないよ。僕は特に何とも思っていないんだ。グリッドに着いたら美しい女性たちがグリッド上にいる。それがモナコGPであり、素晴らしいことだよ」

「でも、こうした女性たちを不快にさせてしまうなら、プッシュもサポートもするべきじゃないし、もし彼女たちがそう感じるならするべきじゃない。でも、彼女たちがそれを喜んでいるんなら、僕には他に言えるような答えはないよ」

隣にいたタイトル争いのライバル、ベッテルは2015年に男性モデルが起用された際にそれをジョークにしたことで有名だ。フェラーリドライバーは当時、こう言った。「グリッドに向かい、ジョージだかデイブだかの後ろにクルマを止めなきゃならないなんてさ…何が楽しいの?」

F1の代表者たちが廃止の判断を下した当初から、この問題はあまりにも注目されすぎたとベッテルは考えている。

「全部、騒がれすぎなんだよ。たぶん不必要にね。僕は過去のグリッドガールたちが強制されてやっていたとは思っていない。彼女たちは仕事を楽しんでいたはずだよ」と彼は述べた。「僕もルイスに同意する。僕は女性が好きだし、彼女たちはきれいだと思う」

「それが男だと、単に興味なかっただけ・・・彼らに何か不満があるわけじゃない、それほど興味が持てなかっただけのことさ。でも、基本的にこの問題についてはちょっと騒ぎすぎだよ。過去にグリッドガールとして参加した女性はみんな、自分がやりたくてやっていたんだと思うから、日曜日にどのグリッドガールでもいいから、今ハッピーかって尋ねたら、イエスって答えが返ってくるに違いないよ」

「そうしろって彼女たちに強制する人なんて誰もいない。こういうのって、いかにも時代の象徴って感じだね。何でもないことをやたらと騒ぎ立ててさ」

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