モナコGP

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ベッテルがまたもコースレコード更新

Jim
2017年5月27日
© Mark Sutton/Sutton Images
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恒例の"金曜休み"を経て公式セッションが再開されたモナコで27日(土)、2017年FIA F1世界選手権第6戦モナコGP土曜フリー走行が実施され、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムを記録した。

ピレリはモナコにソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトのドライタイヤ3種類を持ち込んでいるが、大半のチームは摩耗もデグラデーションも低いストリートコースとあってウルトラソフトタイヤを中心に戦略を立てている。各陣営は週末を通して供給される13セットのうち10セットを自由選択で選んだ。

初日は初回セッションでメルセデスのルイス・ハミルトンが最速となるも、後半のフリー走行はベッテルがモナコの史上最速タイムをたたき出す。このセッションでは珍しくメルセデスが「セットアップの方向性を誤った」と明かしており、予選ポジションが重要なモナコで苦戦を強いられているようだった。

土曜日のモナコも快晴に恵まれ、気温24度、路面温度38度、湿度40%のドライコンディションで60分のセッションがスタートすると、ザウバーのパスカル・ウェーレインを先頭に各車がコースに向かう。ザウバーの2台とルノーのジョリオン・パーマーが早々にプログラムに着手し、ウルトラソフトタイヤの作業に集中。ユーズドもしくは新品のソフトタイヤを装着した面々はシステムチェックのみでピットに引き上げた。

セッションが始まって25分、全車が少なくとも一度のクイックラップを走り終えた時点でトップに立っていたのは1分12秒890をマークしたベッテルだ。2番手には0.123秒差で相棒のキミ・ライコネンが続き、ハミルトンが0.340秒遅れで3番手に並んでいる。

マクラーレンのストフェル・バンドールンとジェンソン・バトンがそれぞれ7番手と10番手につけ、順調にプログラムを進めている様子をうかがわせたが、バトンはエンジン交換を強いられたとのことで、15グリッド降格処分を受けることになる。インディ500に出場するフェルナンド・アロンソに代わってモナコの一戦に出場するバトンはターボチャージャー、MGU-Hを新品に交換。アロンソがこれまで使用してきた分を合わせて2つのコンポーネントは今季5基目を数える。

セッション後半に入ると、上位チームを中心に予選シミュレーションがスタート。フェラーリ勢が徐々にペースアップを成功させた一方、メルセデスはまだ若干ペースに苦悩しているようで特にハミルトンは1分13秒の壁をなかなか突破できない。ボッタスは1分12秒台に入れたものの、トップのベッテルには0.4秒以上遅れている。

終了まで残り時間が10分を切った頃、フォース・インディアの新人エステバン・オコンがスイミングプール区間でクラッシュを喫してしまい、一時、バーチャルセーフティカーが発令された。オコンはシケイン手前のコーナリングで右フロントをガードレールにこすってしまい、サスペンションにダメージを負った影響か、シケインの縁石に乗り上げた勢いのまま、その先のガードレールに突進。フロント部分は大きな損傷を受けたが、オコンにケガはない。

バーチャルセーフティカー解除後はタイムシートの下位グループを中心に数名が自己ベストの更新に成功したものの、上位勢のオーダーに変化はなく、1分12秒395を刻んだベッテルがトップにつけ、0.345秒差の2番手にライコネンが続いてフェラーリが1-2を達成した。ボッタスが3番手に並び、フェルスタッペンを挟んでハミルトンは6番手にとどまっている。

チェッカーフラッグが振られるタイミングでターン1のエスケープロードに逃げ込んだのはリカルド。無線でペダルの反応がなくなったと報告しており、メカニカルトラブルを抱えたようだ。昨年度ポールシッターのリカルドは最終的に6番手で土曜フリー走行を終えている。

マクラーレンはバンドールンが10番手、バトンが12番手のポジションだった。

モナコ予選は日本時間21時にスタートすることになっている。

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