- レース:
- モナコGP
- チャンピオンシップ:
- F1世界選手権
- ドライバー:
- ルーカス・ディ・グラッシ
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- ハイメ・アルグエルスアリ
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- フェルナンド・アロンソ
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- ルーベンス・バリチェロ
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- セバスチャン・ブエミ
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- ジェンソン・バトン
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- カルン・チャンドック
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- ティモ・グロック
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- ルイス・ハミルトン
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- ニコ・ヒュルケンベルグ
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- 小林 可夢偉
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- ヘイキ・コバライネン
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- ロバート・クビサ
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- ビタントニオ・リウッツィ
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- フェリペ・マッサ
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- ヴィタリー・ペトロフ
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- ペドロ・デ・ラ・ロサ
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- ニコ・ロズベルグ
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- ミハエル・シューマッハ
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- ブルーノ・セナ
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- エイドリアン・スーティル
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- ヤルノ・トゥルーリ
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- セバスチャン・ベッテル
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- マーク・ウェバー
- チーム:
- HRT
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- ウィリアムズ
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- ザウバー
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- トロ・ロッソ
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- フェラーリ
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- フォース・インディア
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- マクラーレン
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- メルセデス・ベンツ
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- ルノー
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- レッドブル
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- ロータス
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- ヴァージン
- サーキット:
- モンテカルロ市街地サーキット
16日(日)に行われた第68回モナコGP決勝は例年以上の荒れた展開となり、実に4回ものセーフティカー出動シーンがあった。そのレースを制したのはマーク・ウェバー(レッドブル)。先週末のスペインGPに続き、見事ポール・トゥ・ウインを果たした。チームメイトのセバスチャン・ベッテルが2位で続き、ロバート・クビサ(ルノー)が殊勲の3位入賞を果たしている。
一方、日本人ドライバーの小林可夢偉(BMWザウバー)はギアボックストラブルに見舞われ、自らコース脇にマシンを止めた。チームメイトのペドロ・デ・ラ・ロサにはハイドロリック系統のトラブルが発生しており、チームとして難しい状況に陥っている。
レースを終えたドライバーたちのコメントは以下のとおり。
【マクラーレン】
ジェンソン・バトン(リタイア)
「本当にガッカリだよ。フォーメーションラップの後で、左側のサイドポッドにクーリングカバーが残っているのに気付いていた。そこにラジエターがあるんだ。今日は何もかも大丈夫だと思っていたし、セーフティカーさえ入らなければたぶん平気だったと思う。でも、すぐにオーバーヒートし始めてしまってエンジンパワーが落ちていったから、すぐにエンジンを切った。レーシングラインにエンジンオイルを垂らしたらダメだと思ったからね。今日はそういうツいてない日の1つだったんだよ。ヒューマンエラー、ただのミス、それだけのこと。ドライバーズチャンピオンシップではまだ8ポイント差だし、トルコではもっとコンペティティブだと信じているよ」
ルイス・ハミルトン(5位)
「スタートはなかなか良くて、ターン1で2列目の人たちを抜こうと頑張った。でもうまくはいかなかったよ。前の人たちが自分と同じぐらい速いと、ここでは実質的にオーバーテイクは不可能だからね。バルセロナ後でこれ以上の災難はゴメンだったから、クルマを管理してポイント獲得を狙った。大きな波乱のないレースで、ベストを尽くした結果が5位だけど文句は言わない。このポイントが必要なんだ。トルコではクルマが改良されることになっているから、そう遠くない時期に前とのギャップは縮められるはずだ」
マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)
「ルイスが堅実な走りで貴重な10ポイントを獲得してくれた――モナコはオーバーテイクが困難なことで知られ、上位に波乱もなかったことから、5番グリッドという彼のポジションから現実的に望めるものとしては優れたリザルトだ。彼はミスのない走りを見せ、ブレーキとタイヤをケアし続けた。ジェンソンの午後は彼に責任のないところで非常に残念なことになってしまった。ヒューマンエラーにより、グリッドに着く前に左のラジエターにクーリングカバーが残されてしまい――懸命にリカバーを試みたもののマシン下部のコンポーネントの温度が上昇しすぎてしまい、ジェンソンも火を確認してエンジンを切らなければならなかった」
【メルセデスGP】
ミハエル・シューマッハ(12位)
「スチュワードの裁定がなかったとしても、今日の僕のレースはかなり普通なものになっていただろう。スタートはおもしろくて、プランどおりに進んだんだ。いい出だしだったけど、その後ルーベンス(バリチェロ/ウィリアムズ)に抑えられた。だからオーバーテイクするチャンスを待ち、チームがうまくやってくれたんだ。クルーはファンタスティックで、ピットストップ後に彼の前に出れた。最終的に僕は12位まで後退することになったけど、当然ながら落胆しているし、この結果に控訴する方針を完全に理解している。われわれが理解しているのは、"セーフティカーがコースから出て、コース上がクリアになった"というメッセージによって僕たちはレース状態に復帰することになる、ということだ。だから、僕はそれに基づいてフェルナンド(アロンソ/フェラーリ)をオーバーテイクしたんだよ」
ニコ・ロズベルグ(7位)
「今週末に対する僕自身の期待はすごく高かったから、7位という結果しか達成できなかったことに落胆している。僕たちには予選でフロントローを獲る速さがあったし、そうなれば表彰台に上るチャンスもあった。レースではタイヤをうまく扱えたし、僕の前を走るマシンがピットに入って視界が開けてからは速いタイムを刻むこともできた。僕たちがこのサーキットでコンペティティブということを証明するのは重要だったよ。今週末にハードワークを重ねてくれたチームには感謝しているし、今シーズン最高のマシンを準備してくれたこともありがたい。ポイントを獲ることは重要だったし、これからもポジティブさを維持してこれからのレースに向かいたい」
ロス・ブラウン(チーム代表)
「今日のレースの一部では、われわれはこのサーキットにおけるマシンのポテンシャルを証明することができたが、予選で起きた事柄にはとてもフラストレーションを感じている。2人のドライバーはスタートでルーベンスにポジションを奪われたことで難しい状況となり、最大限の速さで走ることができなかった。しかし、これはオーバーテイクがとても難しいモナコではよくあることだ。その後はミハエルもニコも素晴らしい午後を過ごしたよ。ニコは特に視界が開けてから印象的な走りを見せ、その時点で最速のマシンだった。それでも、今日はわれわれに運が向いていなかったのだ。速いマシンを持っていたとしても適切な位置を走っていなければ、何もできないということさ。レース中、最速のピットストップを行ってくれたチームを称賛したい。ミハエルをルーベンスの前に出すために、重要なものだった」
「ミハエルに与えられたペナルティについてだが、われわれはコースがグリーン状態になっていたと信じているし、レースはスポーティングレギュレーション第40条14項が適用されるような状況である、セーフティカー導入状態での終了にはならなかったと考えている。セーフティカー導入の理由(クラッシュしたマシン)は排除されていたのだ。FIAは78周目の序盤に"セーフティカーはこの周でコースを出る"と発表していたし、路面はレースコントロールによってクリアな状態とされた。それに、セーフティカーライン1を過ぎたところにいたマーシャルたちがグリーンフラッグを振っており、グリーンライトも点滅していたのだ。2009年オーストラリアGPではレースがセーフティカー導入状態で終了されたが、その際はコース全域でイエローフラッグが振られた状態だった。それでわれわれは最終周にドライバーたちに対し、フィニッシュラインまではレースをするべきだとアドバイスした。ミハエルはそれをやってのけ、フェルナンドをかわして6位になったのだ。われわれはスチュワードの裁定に控訴した」
【レッドブル】
セバスチャン・ベッテル(2位)
「ハッピーだよ。3番グリッドからベストを尽くしたと思う――普通は誰も抜けないんだから2位は上々だ。スタートは加速が良く、インサイドに飛び込んでロバートの前で1コーナーに入れた。2位という結果が得られたのはそのおかげだ。今日はマークについていくことができなくて、どうしてなのか調べないといけない。序盤と再スタートの後が毎回難しかった。後になってようやくグリップを感じられるようになり、マークのペースにそれほど遅れなくなったけど、彼はもうはるか前方に行ってしまっていた。オーバーテイクができないんだから、追いついたところで仕方がない。それに今日はミラーも気にしなきゃならなかった。ロバートのプッシュが厳しくて、再スタートでは彼から逃げるのがかなり大変だった。時には前に進むより横に進んでいたぐらいさ。でも僕はハッピー。これ以上うまくはやれなかったと思うし――たくさんポイントが取れた。それが大事なんだ」
マーク・ウェバー(1位)
「スペシャルな1日、僕の人生最高の1日かもね。F1ドライバーとしてレースに優勝したいのは当然なんだけど、もしも選べるとしたらこれだけ栄誉あるイベントで勝つのはドライバーにとってすごくすごく特別なことだよね。アイルトン・セナやここで選ばれた人々の仲間入りすることは感慨深い。ラスト数ラップは本当に苦しかった。パレードの時にジェンソンにこう言われたんだ。リーダーとして残り数ラップに入ると、コースが狭まってどんどんバリアが近づいてくるように思えるってね。最後の15周、まさにそういう状態だった。ここでの1-2フィニッシュはチームにとって素晴らしい誇りだ、言葉にできないよ。何度もセーフティカーが入るのはあまりうれしくなかったね――一生懸命頑張って逃げて、リスクを冒しながらもギャップを広げようと速いタイムを出したのに、セーフティカーによってあっという間に無効にされちゃって、またすぐ後ろに速い人たちがぴったりついてくるんだ。そういう状況はすごく難しいものだけどそれがドライバーの役目――落ち着いて仕事をやり遂げるしかない。この2戦で50ポイントも取ったなんて信じられない。でも先はまだまだ長いんだよね。これからコンディションもコースもぜんぜん違う場所が待ち受けている――エキサイティングな時間もたくさんあるはずだ。楽しみにしているよ」
クリスチャン・ホーナー(チーム代表)
「チームにとって素晴らしいリザルトだ――マーク・ウェバー人生最良の週末だね。2連勝、それもカレンダーで最も名高いモナコGPを含むレースに勝てたのだから、レッドブル・レーシングにとって非常に誇らしい1日だ。優勝ばかりでなく、モナコで1-2を達成したんだから、チームにとってこれ以上うれしいことはない。ドライバーズチャンピオンシップで1番手2番手となり、コンストラクターズチャンピオンシップでもトップに立った。素晴らしい結果であり、こうしたものを可能にするのは舞台裏の努力があってこそだ。トップ3を独占したルノーにも祝福を述べたい」
【フェラーリ】
フェリペ・マッサ(4位)
「このサーキットでは、スタートでポジションを上げることができなければ、それ以外に他車をパスすることは難しい。ライバルが同じようなレースペースだった場合は特にね。忍耐し、ライバルたちがミスをするといった要素を待たなければならないんだ。僕はレースの大部分をベッテル(レッドブル)とクビサ(ルノー)の後ろで過ごし、スタートしたのと同じ位置でゴールした。これ以上のことができたとは思わない。今週末はマシンがすごくよかったし、タイヤも機能してくれた。これからは、この状況がすべてのサーキットやすべてのタイヤスペックでも同じようにならなければいけない。今日のポイントはチャンピオンシップ争いでとても重要だけど、今はトルコGPという僕の大好きなサーキットに十分準備することを考えなきゃ」
フェルナンド・アロンソ(6位)
「この結果は雰囲気を上げるためのブーストになる。ピットレーンスタートから6位入賞というのは、僕たちの期待以上だ。僕にとっては難しい日曜日で、この結果はチームのおかげだよ。アグレッシブな戦略を採り、レースのためにほぼゼロからマシンを一生懸命作ってくれたんだ。こういったレースでトラブルなく完走できるのは、素晴らしい仕事のおかげさ。最初のオーバーテイクは少しフラストレーションを感じながらやっていたよ。遅いマシンの後ろにいるのにパスする余地がない時は難しいものさ。トンネルの出口はパスするのに最高の場所で、幾人かのドライバーに対してはそうできたけど、それ以外はチャンスが少なかった。コース上では5、6台をオーバーテイクしたけど、これも素晴らしい戦略のおかげ。木曜日にはこのタイヤ(ミディアムコンパウンド)で12周しか走らなかったけど、今日は77周も走ってマシンは常に機能していたんだ。もし僕が予選に参加できていたらどうなっていたかと推測するのは難しいよ。もちろんポールこそ僕らが狙おうとしていたものだ。これからも冷静にいい仕事をしなければならない。結果はついてくるし、僕たちのチームの能力は今日証明された。チャンピオンシップの19戦の終盤になった時に誰が最強なのか見てみよう。それが僕らじゃないとしたら、最強の人たちがより良い仕事をしたってこと。僕たちがベストを尽くさなかったってわけにはならない」
ステファノ・ドメニカリ(チーム代表)
「まず、完ぺきな仕事をしたチームとドライバーたちを祝福したい。フェリペは可能な時に非の打ちどころのないドライブをして一生懸命プッシュし、上位勢と同じペースで走ってくれた。フェルナンドは素晴らしい追い上げを見せた。ピットレーンからスタートして6位入賞というのは最高の結果で、序盤のアグレッシブなドライブと終盤のうまい判断によるものだ。序盤にピットストップを行ってタイヤを変更するという作戦は間違いなく正しかった。土曜日の予選後にはわれわれの予想やポテンシャルに反した状況になっていたが、今日はわれわれがやれることを証明できた。あるチームがパフォーマンス面で秀でているものの、チャンピオンシップ争いは今でも十分に開かれている。これからも開発を続行し、目的を達成するためにハードワークしなければならない」
【ウィリアムズ】
ルーベンス・バリチェロ(リタイア)
「今日起きた出来事には本当に驚いた。いいスタートを切れたんだけど、ピットストップを行ってからマシンの感触が本当におかしかったんだ。特にステアリングホイールの感じが普通じゃなかった。問題はどんどん悪くなっていき、いきなりクラッシュしてしまったんだ。何が問題だったのか、これから調査する必要がある」
ニコ・ヒュルケンベルグ(リタイア)
「スタートはよくなかったね。フォーメーションラップの前からクラッチトラブルがあって、後方からのスタートになった。トンネルで起きたことについてはハッキリわからないんだ。マシンは1分ぐらい変な感じで、気づいたらウオールにぶつかっていた。レースを完走してマイレージを稼げなかったことには本当に落胆しているけど、これが人生だね」
サム・マイケル(テクニカルディレクター)
「ルーベンスが期待できるスタートを決めただけに、チームとしてはいい1日とは言えないよ。ニコにはフォーメーションラップでステアリングホイールについているクラッチパドルの問題があった。そして1周目にはフロントウイングのマウントに問題が発生したのだ。ルーベンスは最高のスタートを決め、ピットストップ後におかしいハンドリングを経験するまでは6番手を走っていた。そのピットストップから11周後、彼のマシンはリアエンドにトラブルが生じたのだ。両マシンのトラブルを引き起こしたパーツを正しく理解するために、すべてのパーツをファクトリーに戻す必要があるだろう。マシンの修復個所はかなりあるが、パフォーマンスの面では成果を残せている。イスタンブールではさらに期待できる」
【ルノー】
ロバート・クビサ(3位)
「最高の週末を過ごした後、モナコで3位になれたのは素晴らしい結果だ。僕が表彰台に上るなんて誰も予想していなかったけど、僕らはこの週末で常に上位にいたし、チーム全体がこの結果を受ける資格がある。表彰台を独占したルノーエンジンも素晴らしいパフォーマンスだった。スタートではセバスチャン(ベッテル/レッドブル)にポジションを奪われてしまったけど、路面が汚い側からのスタートというのがいつだって難しいことは知っていた。いつもだったらポジションを守る走りをするんだけど、今回のスタートではマーク(ウェバー/レッドブル)がかなりゆっくりだったから、もしかしたら彼を抜くことができるか持って思ったんだ。残念ながら僕はいくらかホイールスピンをしてしまい、セバスチャンに対してドアを閉めるのが間に合わなかったし、フェリペ(マッサ/フェラーリ)を抑える必要も生じた。レースでは素晴らしいペースを維持できたし、特にリスタート後はプライムタイヤのペースがセバスチャンよりもよかったと思う。これはチームとしての真価を証明しているし、これからの数レースに向けてもすごく励まされるね」
ヴィタリー・ペトロフ(13位完走扱い)
「レースを完走できなかったのは少し残念だけど、マシンのリアが何かおかしいと感じていたんだ。それでチームは、残り数周というところで僕を止めることにしたのさ。残念ながら僕のレースはパンクチャーの影響を受けてしまい、かなりの時間をロスして周回遅れになった。レースのスタートはそんなに悪くなくていくつかポジションを上げたけど、ピットストップでは望んでいたほどにはポジションを上げられなかった。この理由については分析しなければならない。それでもレースの大部分を走れたし、いい経験になったよ。来年もモナコに戻ってきて、ポイントを獲りたいね」
エリック・ブーリエ(チーム代表)
「ここモナコで表彰台を得るというのはロバートとチームにとって素晴らしい結果だ。フロントローからのスタートということでわれわれは高い期待を抱いていたが、この3位にとても満足している。ロバートは最高のレースを戦い、マシンパフォーマンスもとても強力だった。これによってレッドブルにプレッシャーをかけ、他のチームを抑えることができたのだ。チーム全体によくやったと言いたいが、彼らは最近の働きについて誇りを持てるだろう。その働きがこの結果に貢献したのだ。それにもちろん、ルノーエンジンが表彰台を独占したことも素晴らしい。ヴィタリーについては、昨日の予選でアクシデントがあってからはレースが難しいものになった。それでもレースでパンクチャーに見舞われてからはさらに難しい戦いを強いられ、それによってポイント獲得の望みが断たれた。トルコでも開発を投入するつもりだが、そういった開発が結果を出し始めてきた。マシンは低速でバンピーなサーキットで強さを発揮しており、これから戦うサーキットでも速くあるようにハードワークを重ねなければ。全体的には物事の進展にとても満足している」
【フォース・インディア】
エイドリアン・スーティル(8位)
「今日は僕たちにとってすごくいいレースになった。12番グリッドからのスタートだったけど、素晴らしいスタートを決めてオープニングラップに2つポジションを上げたんだ。ピットストップもうまくいって、9番手を得た。それからは自分自身のレースができたよ。前後に大きなギャップがある状態で孤独なレースを戦っていたから、レースの大部分は自分でペースを決めて走っていたんだ。路面のグリップが上がってきた終盤にはかなりいいバランスになり、9位という結果やポイント獲得といったすべてに喜んでいるよ。昨日の予選の後だけに、すごく満足できるね」
ビタントニオ・リウッツィ(9位)
「たくさんのインシデントやセーフティカー導入に対処しなければならず、かなり難しいレースだった。でも、僕はこういったコンディションが好きさ。スタート後は9番手だったんだけど、僕たちのピットストップは数周早すぎたみたいだ。それによってエイドリアンにかわされてしまったよ。でもチームとしては、2台がトップ10に入れてポイントを獲れたからすごく満足すべきだし、チームの全体的な雰囲気にとってもいいことだ。僕らはこういった種類の結果を受けるにふさわしいけど、いろいろな理由があって、実際にダブル入賞できたのは初めてのことだね。これが本当のスタートだ。このまま残りのシーズンを過ごすためにトライしていきたい。僕たちはファクトリーでいい仕事をしているから、この時期にサーキットでもいい状態に慣れる。今後についてポジティブでいられるよ」
ビジェイ・マルヤ(チーム代表)
「今日の結果に喜んでいる。シーズン当初、われわれは常にポイントを手にする存在になりたいと願っていたし、それこそわれわれが成し遂げてきたことだ。だが、2台のマシンがそれを達成するというのは本当に前進できたということだろう。エイドリアンとトニオ(リウッツィの愛称)は素晴らしいレース運びで、何度もセーフティカーが導入されたりイエローフラッグが振られたりしたにもかかわらず、集中してくれた。ポイント獲得にふさわしかった。再びビッグチームに対抗するペースを発揮できたことは喜ばしいし、次のトルコではさらに力強くなりたいところだ」
【トロ・ロッソ】
セバスチャン・ブエミ(10位)
「僕にとってはいいレースだったよ。アクシデントや技術的トラブルはなく、チームメイトの前でゴールできたからね。いいラップタイムを残せていたから、少し違った作戦を実施していればもう少しいい結果を得られたかもしれないけど、ピットから出てからはリウッツィ(フォース・インディア)に抑えられてしまって、ずっと11番手を走っていたんだ。僕としては特にエキサイティングなレースではなかった。スタートではヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)がラインを外したことによって僕はいい状況になったし、唯一心配になったのはバリチェロ(ウィリアムズ)のクラッシュでデブリを拾っていないかってことだけだった。2週間後に行われるトルコGPでは、コンペティティブなはずだと予想している」
ハイメ・アルグエルスアリ(11位)
「土曜日は予選がうまくいかずに17番手だったから、今日の主な目的はレースを完走し、次にモナコを走る時のために経験を増すことだった。このサーキットはオーバーテイクが難しいけど、前を走るのがチームメイトだった場合はなおさらだ。あまりリスクを冒せないからね。1回だけターン1でスピンしてしまったけど、ポジションは失わずに済んだ。ポジティブなのは僕たちが2台とも完走できたことで、これ自体は成功と言える。トルコではより良い走りをしたいけど、また僕にとっては新しいサーキットになる」
フランツ・トスト(チーム代表)
「まずはファンタスティックな仕事ぶりだったレッドブル・レーシングを祝福したい。モナコでの1位と2位という結果は本当にエキサイティングで特別なものだ。われわれのレースは予選パフォーマンスのために妥協が必要になったが、それはこのサーキットが特にオーバーテイクが難しいためだ。そのため、われわれはこれ以上の結果を望むことができなかった。この難しいサーキットで2台が完走できたことにいくらかの満足感を得られるだろう。セバスチャンは最近のレースで不運が続いていたため、今日のレースは彼の最初の完走だ。ハイメも午後に78周走ったことに益を受け、来年ここに戻ってきたときのためにいい経験を培うことができただろう。これからは常にポイントを獲りたいと願っているが、次戦トルコGPから始めていきたい」
【ロータス】
ヤルノ・トゥルーリ(15位完走扱い)
「僕にとってはあまりいい週末じゃなかったかな。ピットストップでホイールガンのトラブルがあって、HRTの後ろに引っかかってしまった。何とか抜こうとスペースを探していて――前のラップ、カルンは2、3セクターで遅かったんだ。ラスカスではインが開いていたから飛び込んだが接触してしまった――それでレースは終わりさ。仕方ない――レーシングインシデントだよ。でもチームとして今も正しい方向へ進んでいるのは感じているし、トルコではこうした不運を振り払いたい」
ヘイキ・コバライネン(リタイア)
「最初からファンタスティックなレースだったんだ。再スタートではタイヤの温度を上げるのに少し苦労したけど、すべてが機能し始めたらルノーについて行けたぐらいさ。すごくハードにプッシュしていたし、クルマの感触は最高――バランスも素晴らしかった。リタイアする前、ステアリングのアライメントが均等じゃないのを感じた――右コーナーではロックするまで切らないといけなくて、トンネル内でもそうなってしまい、とても危険だと感じた。モナコでリスクは冒せないからピットインしたんだ。メカニカルトラブルだったけど、それでも今日はすごく満足している。今日も新チームの中では僕らがベストだってところを見せられたし、次のグループにも追いついてきている。こうやってアタックを続けて結果を出していくしかない」
マイク・ガスコイン(CTO/最高技術責任者)
「中団グループと比べてわれわれのここまで最高のパフォーマンスだった。このような終わり方には複雑な気分だ。ヘイキはとても力強いレースをしていて、レース半ばでの彼のパフォーマンスは中団グループに劣っていなかった。マシンにトラブルが起きてしまったのが残念だ――ステアリングのジョイントが破損してしまうという今まで無かったトラブルだ――しかし彼にとっては非常にポジティブな週末だった。ヤルノの方は非常に難しい週末となり、マシンのバランスに苦しんでいた。チームとしてわれわれは彼のためにもう一度すべてを見直す必要があるだろう。ピットストップでも時間を取られてポジションを落としてしまい、彼のレース全体に影響を与えてしまった。もっと速いタイムで走れたのに、あの動きでモナコのサーキットの不運な犠牲者となった。良いペースが示せたことに満足しつつ、次のトルコへ向かいたい」
【HRT】
カルン・チャンドック(14位完走扱い)
「レース結果には本当にフラストレーションを感じている。ヤルノ(トゥルーリ/ロータス)が僕にぶつかってきたんだけど、彼からはその件で謝罪を受けた。僕らは13位で完走することができる状況だったんだけど、最終的に僕らは新チームの中ではベストな結果だった。僕としても、今シーズンで最も力強いレースだったよ。いいスタートが切れて、ピットストップでディ・グラッシ(ヴァージン)とトゥルーリの前に出れた。今回の結果によってチャンピオンシップで10位になれたかもしれないんだから、チーム全体にとって大きな落胆を感じている。今日のパフォーマンスには満足できるだろう」
ブルーノ・セナ(リタイア)
「セーフティカー導入中の2周目にタイヤを交換するというのはいい判断だった。機能したし、レースを通じて素晴らしい走りができたよ。必要な時にプッシュできたし、タイヤもマネジメントできたから、多かれ少なかれレース距離を戦うことはできたはずなんだ。僕らは13位でゴールできただろうけど、ハイドロリックのトラブルによってリタイアとなった。それでも今日のパフォーマンスには本当に満足している。マシンにアップデートが投入されるまでは、この流れを維持したい」
コリン・コレス(チーム代表)
「予想していたように難しいレースになったが、素晴らしい努力を注ぎこんで2台が完走する近くまで行くことができた。残念ながらブルーノ・セナはハイドロリックトラブルによって58周でリタイアとなり、カルン・チャンドックはラスカスで起きたアクシデントにより戦列を去った。13位で完走できる可能性があり、残り4周だったのだから残念だ。新チームの中では最高の結果を手にできそうだった。アクシデントが青旗提示中に起こったこともあり、レースを完走できなかったことを残念に思っている。われわれは次戦を見据え、異なったコンディションで挽回したいと思っている。両ドライバーがとてもいい仕事をしたよ」
【BMWザウバー】
ペドロ・デ・ラ・ロサ(リタイア)
「当然ながら、完走を果たしたかったレースだ。序盤のマシンは悪くなかった。スタートの時点ではトラブルもなく、タイヤを労わりながら走っていたんだ。僕たちは戦略を分けたんだけど、それはいいことだったと思う。僕はソフトタイヤ、可夢偉はハードタイヤと分けたんだ。僕はヴィタリー・ペトロフ(ルノー)の後ろでクルーズし、プッシュするチャンスを待っていた。だけどクイックシフトのトラブルを抱え、パワーステアリングがどんどん重くなっていったんだ。明らかにハイドロリックのトラブルだね」
小林可夢偉(リタイア)
「僕たちのレースペースは予選よりもかなりよかったので、残念です。再びポイント獲得のチャンスを逸したと思います。スタートはよくて、モナコのターン1は決して簡単なものじゃありませんが、うまくいったんです。でも、シフトアップできなくなってしまいました。安全な場所を見つけてマシンを止め、それで終わりです」
ジェームズ・キー(テクニカルディレクター)
「タフな週末の終わりとしては残念なもので、もう繰り返したくない結果だ。われわれのドライバーたちはレース中に抑えられていたし、マシンからさらなる能力を引き出すことはできたんだ。戦略的なピットストップにより、何台かオーバーテイクできると感じていた。それで2台の戦略を分け、セーフティカーが導入された時のアドバンテージを得ようとした。レースに向けて選択肢を残していたわけだが、データを見たところ、ペドロのマシンのハイドロリック温度がかなり上昇していることがわかった。ペドロの報告ではステアリングが特に重くなっているということだったので彼をピットに呼び寄せ、トラブルを確認しようとした。しかし、油圧トラブルなのは明らかだった。すぐにトラブル原因を診断できず、彼を再びレースに戻すことはできなかった。その数周後には可夢偉のマシンにギアボックスの問題が発生した。彼はギアを失ってしまい、別のギアも選択できなくなったため、コース脇でのリタイアを迫られた。この問題は現在調査中だ。われわれはこの週末から学ぶことになるだろうが、われわれのマシンがより機能するサーキットでの戦いを楽しみにしている。イスタンブールでは、より期待できる結果を望んでいる」
【ヴァージン】
ティモ・グロック(リタイア)
「すごくガッカリの週末だった。スタートでトラブルがあってポジションを失ったけど、1周目はすごく良くてルーカスとヤルノ・トゥルーリをロウズで抜いたんだ。これでヘイキ・コバライネンの後ろについて同じぐらいの速さで走れていたけど、リアのタイヤデグラデーションがひどくてブレーキにも少し問題を抱えていた。カジノコーナーでリアサスペンションが壊れ、僕のレースは終わってしまった。これから検証してその原因を理解しなければならない」
ルーカス・ディ・グラッシ(リタイア)
「レースの前半は良かった。ティモをオーバーテイクして、フェルナンドとの数ラップはいいバトルだった。でもピットストップを終えた途端、ホイールに問題が起きてレースをあきらめるしかなかった。不満の残る終わり方だし、トルコでは新チームの一番上に立てるようにもっと改善しなければいけない」
ジョン・ブース(チーム代表)
「われわれにとって初めてのモナコGPは残念な結果に終わった。しかし週末の前半からはポジティブな面を多く感じ、オペレーション的にも新しいマシンにも前進が見られた。2つのチャレンジングな連戦でチームは素晴らしい仕事をしてくれたので、彼らに報いる結果を得られなかったことには不満を感じる。トルコには2台目の新VR-01を投入することになり、両ガレージで同じスペックのマシンが使えるというのは大いに助けになるはずだ。2週間後のレースはもっと良い展開になることを期待している」
ニック・ワース(テクニカルディレクター)
「ティモは右リアのトラックロッドのトラブルだ。原因については来週調査する。ルーカスはピットストップ直後に右のリアホイールがゆるんでしまい、駆動を失ってストップしてしまった。実際ピットストップでは左リアホイールに問題が起きており、レース後の初期分析によると、ピットインで装着したすべてのホイールに問題があることが分かった。初のモナコGPは期待外れだったが、問題点を早く改善し、トルコでの2台目のVR-01デビューに期待したい」


