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2013年第6戦ドライバーコメント予選

Jim
2013年5月26日 « ヒル、ロズベルグを絶賛 | メルセデス、ウィリアムズとの交渉を認める »
土曜フリー走行でクラッシュを喫し、予選に参加できなかったマッサ © Getty Images
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中一日の休息日をはさんで迎えた25日(土)、モンテカルロ市街地サーキットでシーズン第6戦モナコGPの土曜フリー走行と予選の各セッションが行われた。

これまでのグランプリの予選で圧倒的な速さを示してきたメルセデスがトリッキーなコンディションにもかかわらず、特殊なストリートコースでも好パフォーマンスを披露し、優勝候補筆頭と言われるにふさわしいフロントローを獲得。ポールシッターの栄光は3戦連続でニコ・ロズベルグが手にし、相棒のルイス・ハミルトンが2番手につけている。メルセデス勢に次ぐ速さを示したのはレッドブルでセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーが3番手と4番手のタイムを残した。

予選前最後のフリー走行でクラッシュを喫したフェリペ・マッサ(フェラーリ)、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、ロマン・グロージャン(ロータス)のうち、マッサだけはマシン修復が完了せず予選に参加できていない。グロージャンもQ1が始まってしばらくは走れずにいたものの、終了前にコースインに成功した。比較的ダメージが少なかったスーティルはトップ10入りを果たしている。

予選を終えたドライバーやチーム関係者のコメントは以下の通り。

レッドブル

セバスチャン・ベッテル
土曜フリー走行:3番手
予選:3番手

「Q3のフライングラップにはちょっと不満が残る。あちこちで少しプッシュし過ぎたかもしれない。ラップの最初は悪くもなかったけど素晴らしくもなかった。今から思えばQ3のスタートでフライングラップを1回じゃなく、2回しておくべきだったかもしれない。でも自分で決めたことだ。タイヤは1周で大丈夫だと思ったんだ。今週末はずっと苦戦しているけど、最後はタイトだった。ポールポジションはたぶん可能だったと思うけど、結果は3番手。前にいるメルセデスの強さは予想されたことだった。レースカーはいいはずだし、明日はきっとここからうまくやれる」

マーク・ウェバー
土曜フリー走行:7番手
予選:4番手

「まあ、満足の結果だ。こういうコンディションが変化するセッションだと、簡単にポジションを落とすこともあるけど、僕らは何とかすべてのトリッキーなセクションを生き抜いて、まずまずのものにまとめ上げた。あとからタイムを見て、ここをこうできたと考えることは可能だけど、戦っている最中はその時に正しいと思うことをしているんだし、結果的にはそれほど悪くなかった。コンディションは変わり、タイヤはトリッキーだったけど、それで2列目スタートなら悪くない。長いレースで戦略はどうにでも展開できる。どこまでやれるか見てみよう」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「とても強いチームパフォーマンスだった。非常にタイトな予選セッションで2台を2列目に並ばせることができた。セバスチャンはQ3の最初に非常に速いタイムを出したが、ポールを取るには不十分だった。だがそれでも素晴らしいパフォーマンスだったし、マークもまたモンテカルロで見事な仕事をやり遂げてくれた」

フェラーリ

フェルナンド・アロンソ
土曜フリー走行:4番手
予選:6番手

「残念だけど今日は思うようにはいかなかった。ベストは尽くしたんだけどね。木曜日にやった2回のフリー走行ほどコンペティティブじゃなかったとはいえ、コンディションは誰にとっても同じだから、この後退を気温の低さのせいにすることはできないと思う。今日はグリップが少なく、ソフトに関しては今朝の走行でちょっと苦戦したかも。それよりも、単純にこの特別なコースにマシンを適応させるのに苦労しているから、他の皆とは違うかもしれない。いつもはレースの方がいいけれど、ここはオーバーテイクがほぼ不可能に近い分、いつものようにはいかないだろう。ただ、何が起きるか分からないレースだし、スタートでは細心の注意を払って集団の最後尾になってしまうのを避けないといけない。幸い、トップはメルセデスだからランキングの直近のライバルたちはそれほど遠くない位置にいる。キミ(ライコネン)は僕の隣だし、ベッテルはひとつ前の列。チャンピオンシップで彼らに引き離されないよう、2人を追い抜きたいね。フェリペのことは気の毒に思う。チームは全力を尽くしたけれど、予選の時間内に彼をコースに送り出せなかった。ここモナコで最後尾からスタートすることでどれだけ難しいレースになるかは十分に分かっている。でも、僕は彼の活躍を願っているし、できるだけたくさんのポイントを2人で持ち帰りたい」

フェリペ・マッサ
土曜フリー走行:16番手
予選:出走できず

「予選に参加できず悔しいし、本当にフラストレーションがたまった。今朝の最後のフリー走行ではバンプの上でブレーキングしたところ、マシンが跳ねて想定外にフロントホイールが2つともロックしてしまった。その後はもう僕にできることは何もない。ガードレールにぶつかった後はバリアから受ける次の衝撃を待つだけ。ちょっと肉離れになったけど僕は大丈夫だ。ただ、マシンのダメージがひどく、メカニックたちが間に合うように必死に修正してくれたけどダメだった。チームにとってはものすごい作業だったと思う。彼らは全員が本当にがんばってくれたし、心から感謝したい。特にオーバーテイクが難しいコースだけに最後尾からスタートするのはとても残念だけど、今は楽観的に考えて明日のレースに集中しないと。アドバンテージにつながるような何か違うことをやろうと思えば、セットアップや戦略を変える必要があるだろうから、やらなきゃいけないことはたくさんある。かなり厳しいポジションからのスタートだってことは分かっているけど、レースは長いし何が起きるか分からない。いつも通り、どんなチャンスをも最大に生かし、目いっぱいプッシュするつもりだ」

パット・フライ(シャシー担当ディレクター)

「フェリペが3回目のフリー走行でアクシデントに遭った今朝から悪戦苦闘が続き、楽な一日ではなかった。チームはフェリペが予選に参加できるよう、時間と闘いながらマシン修復に臨んだが、残念ながらフロントもリアもダメージを負ったパーツが多すぎたため、求められた大量の作業をやり遂げるには時間がなさすぎた。モナコの予選がウエットになるときは興味深い。特に今日のように雨が降ったり止んだりする場合はトラフィックやイエローフラッグ、路面コンディションの変化などに十分な注意が必要となる。パフォーマンスが損なわれた理由のひとつに気温の低下があると思う。フェルナンドはいくつかバランスの問題も抱えていた。これまでのレースと比べても最終的な順位にそれほどサプライズがなかったとはいえ、これらの要素がわれわれの期待していた結果を阻んだと言える。Q2でインターミディエイトからスーパーソフトに切り替える判断を下したタイミングは適切だった。最終ステージの路面はある程度乾いていたが、メルセデスとレッドブルのペースはとても良かったともう。ここでの勝者は先頭に近い位置からスタートした者になることが多いので、明日は戦略との戦いになるだろうが、巻き返しを可能とするチャンスはすべて生かしていくつもりだ」

マクラーレン

ジェンソン・バトン
土曜フリー走行:12番手
予選:9番手

「Q3の最後のラップは何があったのかよく分からない。最後の最後でクルマに問題があってパワーが全然出ず、速いタイムが出せなかった。悔しいよ。Q2の最後にも同じ兆候が出ていて、そのトラブル以外はすごくいい予選セッションだったんだ。チームは正しいタイヤで正しい時に僕を送り出してくれたし、僕自身もコンディションを最大限活用し、いいドライビングができた。9番手からのスタートでは明日のレースは難しいけど、今回の場合、僕にできることは何もなかった」

セルジオ・ペレス
土曜フリー走行:11番手
予選:7番手

「すごいラップをやり遂げたと思ってフィニッシュラインを越えたのに、7番手にしかなれないなんてガッカリだ。でも今日は本当にいいパフォーマンスができたし、クルマのフルポテンシャルを最大限引き出せたと思う。自分たちがパフォーマンス面でまだ完全じゃないのは分かっている。プッシュを続けないとね。チームはここまで素晴らしい仕事をしてくれている。明日も勢いに乗ってポイントを取りたい。モナコの日曜日は何が起きてもおかしくないよ」

マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)

「モナコではいつものことだが、誰にとっても今日の予選セッションはトリッキーなものだった。それでもジェンソン、チェコ(ペレス)は共に申し分のない走りをしてくれた。チーム側としてもおおむね2人を適切なタイミング、適切なタイヤでコースに送り出すことができたと思う。チェコは予選7番手となる見事な走りだったが、9番手に終わったジェンソンは落胆していた。彼はパワーを失うというトラブルを抱えており、Q3の最終ラップで速いタイムを出すことができなかった。パワーロスの原因は特定できていないが、Q2の終わりにもサインが出ていた。これから調査を行う。ジェンソンはいつも通りモナコで良いドライビングを見せていただけに残念だ。あと1周、その走りができていたら、予選でもっと上位に近づいていただろう。明日に目を向ければ、レースは長くハードなものとなる――オーバーテイクはこれまで通り難しいが、ミスが否応なくドラマを引き起こすだろう。ジェンソンとチェコは再び全力で完ぺきなドライブをして、可能な限り多くのチャンピオンシップポイントを挙げてくれるはずだ」

ロータス

キミ・ライコネン
土曜フリー走行:6番手
予選:5番手

「今日は天気の影響で難しい一日だったけど、それはドライバー全員が同じこと。ここの予選はトラフィックやバリアがある分、決して簡単ではないし、ウエットになればものすごく滑りやすくなってしまうからドライの方がいいに決まっている。トップ10入りできたことには満足しているし、一番近いマシンにも0.7秒離されている状態じゃ5番手はベストな結果と言えるだろう。レースはどうするか分からない。他の皆がどんな戦略にするのか正確に知ることはできないから、まだはっきりした考えは持っていないけど、明日になれば当然分かることだ」

ロマン・グロージャン
土曜フリー走行:2番手
予選:13番手

「今朝のP3(土曜フリー走行)での出来事があった後、チームは僕のマシンを準備するためにとてつもない仕事をやってのけた。彼ら全員に心から感謝している。今日は彼らに大きな借りができちゃった。週末の最後にドリンクをおごっても足りないくらい。予選ではかなりいい結果を出せるはずだったのに、Q2で路面が乾き、状態が良くなっているタイミングでダニエル(リカルド/トロ・ロッソ)につかまってしまった。スリックでは2周しか走れず、トップ10に食い込めなかったから本当に悔しい。だってそうでしょ? ここはモナコだよ。いろんなコンディションを見てきたし、特殊なサーキット。明日のレースでどうなるか見てみよう」

アラン・パーメイン(トラックサイドオペレーションディレクター)

「われわれにとってはガッカリなセッションだった。ただ、何よりも素早い対応でロマンのマシンを予選に間に合わせてくれたクルーに大きな感謝の意を伝えなければならない。担当ドライバーが最初のラップで速さを示したことで報われたことだろう。残念ながら、Q2の終盤にトラフィックに引っかかり、トップ10入りを逃してしまったことが大いに悔しい。キミは5番手とまずまずの位置につけられたが、モナコで順位を上げていくのは例外的に難しいため、明日は前を目指すのに苦労するだろう。今日のマシンはどのコンディションでもうまく機能しており、天気はそれほど問題ではなかったので、とにかく適切なタイミングで正しいタイヤを履けるようにすることが大事だった。天気がどうであろうと、ここでクリアに走ることは常に難しく、今日のロマンがそのいい例だ。(グロージャンのQ1のラップは)本当に印象的だった。複雑なコンディションな上にセッション時間が残りわずかしかないというプレッシャーがある中、最初のラップで(当時の)トップタイムをたたき出すことはとてつもない偉業である。レースの可能性? モナコは他のどのサーキットとも違う。(1周の)距離が短く、トラフィックがあることを考えると、異なる戦略を採ると言っても現実的な選択肢はそれほど多くない。加えて明日はドライコンディションが予報されている。さらにここはオーバーテイクがほぼ不可能に近い。非常に難しいレースになるだろう。もちろんあらゆる可能性を考えていくつもりだし、うちのマシンが前に出られるよう、やれることはやる。とても長いレースになるだろう。2013年は日曜日に風向きが変わることがしばしばあるので、何が起きるか分からない」

メルセデス

ニコ・ロズベルグ
土曜フリー走行:1番手
予選:1番手

「自分が育った街でポールなんて最高の気分。シルバーアローに乗ってこのストリートをドライブするのは僕にとって本当に大きな意味がある。スタート前に雨が降った今日はコンディションがかなり難しかったけどうまく対応できた。昨年からずっとマシンやパフォーマンスの改善をがんばってくれたチームの皆に感謝しないと。それでも、レースペースが僕たちの弱点だってことは分かっている。前回のレースからたくさんのことを学んでいるし、このコースは僕たちに合っているはずだ。でも、これで十分かどうかは明日にならないと分からない」

ルイス・ハミルトン
土曜フリー走行:5番手
予選:2番手

「今日はニコ(ロズベルグ)とチームにおめでとうと言いたい。素晴らしい仕事だった。ここではフリー走行で苦戦していたから僕にとっては大きな改善だし、フロントローに並べることになって本当にうれしい。今日のラップは第1セクターがあまり良くなかったけど、その後はしっかりまとめられた。まだ今週末はマシンに完全に満足できていないから、やるべき作業が残っているけれど、明日は良いレースができると確信しているし、チームのために最高の結果を残すことを目指している」

ロス・ブラウン(チーム代表)

「トリッキーなセッションで、1時間ずっと天気を気にし続けた。ニコ、ルイス、そしてチームの全員が予選セッションを通して見事な仕事を成し遂げ、明日に向けてフロントローという完ぺきなポジションに着くことができた。正しい方向に進んでいると思っているし、これらの改良が十分かどうかは明日になれば分かる。きっと良いレースができるはずだ」

クリスチャン・トト・ウォルフ(エグゼクティブディレクター)

「両ドライバーとも実に素晴らしい結果であり、見事なパフォーマンスだ。ウエットコンディションだったセッション序盤には何かと失う可能性が高かったので、インターミディエイトからドライタイヤに交換するタイミングを適切に判断することが重要だった。2人を次のコマに進めるべくチームは完ぺきな仕事をしたと思っている。そして2人がコース上で仕事を仕上げてくれた。もちろん、今日の結果にはとても満足しているが、実際に重要なのは明日だ。私自身、繰り返し自分に言い聞かせている」

ザウバー

ニコ・ヒュルケンベルグ
土曜フリー走行:10番手
予選:11番手

「チャレンジングな予選だった。0.6秒差だったからQ3は可能だったはず。でも、スーパーソフトに替えたのが遅すぎてアタックラップが1周しかできず、そのせいで機会を逃してしまった。だけど、ここモナコで、これだけ変化の激しいコンディションだったにもかかわらずトラブルと無縁でいられたことには満足できる。11番手はトップ10からすぐ後ろだし、明日の戦略を選べるのはすごくいいこと。スタートをできるだけ生かして1つか2つポジションを上げ、最初のコーナーでトラブルを避けるだけさ。その後は最もチャレンジングなレースの一つが待っているけれど、楽しみにしている。モナコには独特のルールがあって、結局のところ僕らがここをこんなにも気に入っているのはそれがあるからだ」

エステバン・グティエレス
土曜フリー走行:17番手
予選:19番手

「悪い形ではなさそうだったし、インターミディエイトのペースが十分じゃなかっただけだから、予選にはガッカリした。タイムを見出すことができなかったんだ。ラップをまとめたけど、グリップがなかった。モナコではオーバーテイクが本当に難しいし、明日はタフなレースになるだろう。だけど、僕らはベストを尽くして、願わくは優れた戦略でトラフィックを抜けていければいいね」

モニーシャ・カルテンボーン(チーム代表)

「予選のコンディションはトリッキーでした。エステバンは何度かレーシングラインを外れており、そのことが彼の自信を失わせ、このような結果につながったのだと思います。ニコ(ヒュルケンベルグ)は予選で良い走りをしましたが、スーパーソフトに変更するタイミングが不運でした。とは言え、タイヤ交換のタイミングを見積もるのは難しいこと。ここからはレースのことに完全に集中していきますし、いくらかチャンスがあるかもしれません」

トム・マッカラ(トラックエンジニアリング責任者)

「状況はセッションを通して難しかった。エステバンはQ1でグリップ不足とフロントのロックに苦しんだ。その理由を調査する必要がある。ニコにはQ3が可能だった。1周早くドライタイヤに替えていれば、彼にもっと戦いやすくしてやることができたはずだ。しかし、11番手スタートにはポイント獲得のチャンスが十分にある。明日はそれを達成するため、われわれの戦略と共に最善を尽くすつもりだ」

フォース・インディア

ポール・ディ・レスタ
土曜フリー走行:8番手
予選:17番手

「ウエットではかなり力強かったし、シーズンの中でも一番重要な予選セッションだったのに、今日は結果を出せず本当に悔しい。インターミディエイトタイヤはうまく機能していたんだけど、ピットウオールからコンディションをうまく読めなかったんだ。セッション終盤にかけては新しいインターミディエイトが必要だと思ったけれど、気づいたときには遅すぎた。もうピットに入る時間がなかったんだ。唯一の選択肢がステイアウト。でも、タイヤがダメになっていて、あれ以上タイムを伸ばすチャンスはなかった。今日のマシンの速さを考えると痛いスターティングポジションだ」

エイドリアン・スーティル
土曜フリー走行:15番手
予選:8番手

「今日は半分ウエットで半分がドライだったから本当にトリッキーなコンディションだった。完全に乾くのか、それともまた雨が降るのかまったく分からなかったから、適切なタイミングで正しいタイヤを履くことが重要だった。タイヤの選択についてはチームが最高の仕事をしてくれたと思っているし、適切な判断を下してくれた。今朝のインシデントを受けて予選に間に合うよう、必死にマシンを直してくれたクルーに感謝しないと。明日は順位を上げるためにハードにプッシュする。表彰台が僕の目標。前に7台いるけど、優れた戦略があれば何だって可能性はある。とにかく集中してこのチャンスを最大に生かせるようにしないといけない」

ビジェイ・マルヤ(チーム代表兼マネージングディレクター)

「非常に慌ただしいモナコの予選セッションだった。今朝、エイドリアンがクラッシュした後、メカニックたちはQ1の開始に先だって素晴らしい仕事をやり遂げ、そしてエイドリアンがそれを最大に生かした。トリッキーなダンプ路面では重要なところで結果を残し、8番手に入っている。ポールにはQ1で正確なタイヤ戦略を用意できなかったので謝りたい。インターミディエイトタイヤを履いた彼はとてつもなく速かったにもかかわらず、セッション終盤にピットに戻り新しいセットに履き替えるタイミングをわれわれが逃してしまった。その結果が17番手。モナコでのレースは何が起きるか分からないので、2台ともにいい結果を残せるような戦略を必死に考えていくつもりだ」

ウィリアムズ

パストール・マルドナド
土曜フリー走行:9番手
予選:16番手

「僕はこのコースをよく知っているし、ダンプ路面になった場合はどこでリスクを冒すべきかも分かっているからQ1は速かったと思う。ただ、路面が乾いていくとマシンが機能しなくなり、フロントのロックがひどかった。改善できたところもあるし、ウエットのままだったらトップ10はいけたはず。でも、今週末に得られたデータは今後いい形につながってくれると思う」

バルテリ・ボッタス
土曜フリー走行:18番手
予選:14番手

「今日はコンディションがあまり良くなく、ずっと変化が激しかった。自分たちの持つ力はほぼ出せたと思っている。マシンはまだ僕たちが望むようなところにはたどり着けていないけれど、開発の方向性に関しては分かっているし、いいポジションにいるはずだ。何台か僕たちよりも速いマシンが後ろにいるからレースは難しくなりそうだけど、それでも明日のレースではプッシュしてポジションを上げられると確信している」

マイク・コフラン(テクニカルディレクター)

「変化の激しいコンディションへの対応を求められる難しい予選だったが、チームは新しいタイヤに交換するタイミングなど適切な判断を下し、いい仕事をしてくれたと思う。ウエットではパストールがQ1の最速タイムを刻み、このサーキットを得意とする腕前を披露してくれた。バルテリはモナコで初めての予選セッションだったにもかかわらずQ1で9番手タイムを残す最高の走りを見せている。残念ながら、路面が乾いてしまい、FW35にペースを見いだせなかったほか、2台ともセッション終盤はスーパーソフトタイヤを履いたものの、最後の数周を最大に生かすことができなかった。とはいえ、ここでは多くの有益なデータを得られており、この先に向けた開発については優れた方向性があると考えている」

トロ・ロッソ

ジャン-エリック・ベルヌ
土曜フリー走行:13番手
予選:10番手

「最後まで雨でいてほしかったけど、とにかく自分にとってシーズン初のQ3はすごくいい感じだね。ドライでも良いラップができたけど、最後のタイムアタックはペースを伸ばせなかったから途中でやめた。マシンをさらに改善したし、このあたりが僕らのいるべき場所だと思う。僕らはレースごとに発展しているんだ。明日のレースでのパフォーマンスは予選よりもいいはずだから、天気がどうなろうといいリザルトを願っている。このサーキットでは何でも起こるし、僕らがポイントを狙うことは確実に可能だ。Q3に進めたのは良かったけれど、予選で与えられるポイントなんてない。だから、僕らはまだ集中し、明日に強力なパフォーマンスを生み出さなきゃ」

ダニエル・リカルド
土曜フリー走行:14番手
予選:12番手

「この予選には失望している。午後にチャンスを逃してしまったと考えているんだ。今日はすごくQ3に行きたかったし、コンディションが複雑だったからチャンスは十分だった。なのに、僕らはインター(インターミディエイトタイヤ)で速さがなかった。後になって、もう1周タイヤに熱を入れられれば、スーパーソフトではもっとうまくやれていたはずだと感じた。だから、これからやることがまだいくらかあるよ。ロングランでは予選より間違いなくいいペースだったけど、ここでのオーバーテイクの難しさを考えると12番手スタートは理想的ではない。いい戦略を練って、明日に巻き返したいね」

ジェームス・キー(テクニカルディレクター)

「ほんの少しだけ雨が降ったという事実がコンディションを非常に読み難いものにした。そして、あらゆる舞台の中でもモナコはサーキットの複雑さが事態をよりいっそう厄介にするのだ。ガレージとピットウオールでチームはこの状況に対処するためにファンタスティックな仕事をし、正しいタイミングでドライバーを呼び戻して、適切なタイヤを予測した。両ドライバーはそれにきわめてうまく対応している。木曜日を終えてから多くの変更を行ったジャン-エリックは今日の午前に調子を上げており、素晴らしい努力をしてくれた。たとえFP3(土曜フリー走行)のタイムが何ら特別なものではなかったにしろ、われわれにはいい形で来ているのが分かった。このような難しいコンディションで本当にうまく自分のドライビングをコントロールした彼は、十分にQ3進出に値する。最初ではなく、最後に雨がくればもっと良かったかもしれない。ダニエルはチームメイトほどのグリップレベルを感じることができずにQ3を逃したが、彼は木曜日に比べて前進している。われわれは今、両マシンが明日にポイント争いできる位置にいる。

ケータハム

シャルル・ピック
土曜フリー走行:19番手
予選:18番手

「はじめに、今日素晴らしい仕事をやり遂げたギドとチームのみんなの働きをたたえたい。チームメイトと一緒にQ2に行けなかったのはもちろん残念だけど、あと少しだったし、チームは僕たち2人にいいチャンスを与えてくれた。午前中のFP3ではアンダーステアが僕の課題だった。セッション開始後はソフトでかなりのロングランをしたんだけど、そこら中でアンダーステアが出ていたんだ。だからセッションの大半を費やしてそれを解消し、もっといいバランスを見つけようと努力した。セッションの終わり頃には改善していたけど、スーパーソフトでもまだすべてを引き出すことはできなかった。予選では真っ先にコースインしてインターでタイムを出していった。セッション中にタイムはどんどん上がっていった。残り5分ほどのところでいったんピットに戻り、新しいセットのインターに交換したんだけど、最終セクターにトラフィックがあって、それを十分生かせなかった。でもモナコで18番手ならOKだよ。ロングランはとても良かったし、タイヤのデグラデーションレベルも良好だ。明日が楽しみだよ」

ギド・ヴァン・デル・ガルデ
土曜フリー走行:20番手
予選:15番手

「今年初めてQ2のタイムシートに自分の名前を残すことができてすごくうれしいよ。トニーとシリル、チームのみんなに感謝したい。本当に素晴らしい気分だ。でも僕にとってはまだ学習プロセスの一環。僕はシーズンが始まった時から進歩したいと言い続けてきたけど、今日はたった6戦でここまでできることを証明した。これからはもっと伸びる。土曜日は順調にスタートし、FP3ではすぐにソフトで長めの走行に入った。でもシャルルと同様、僕もアンダーステアがひどかった。クルマを曲げるためにスロットルを使わなければならず、いくつかメカニカル的な変更をしたら少し良くなったけど、タイヤはなかなか思うように使えなかったんだ。そこで予選でさらにメカニカル変更を加えたんだけど、その結果は明らかだよね! Q1は雨が近づいているって予報だったからすぐにコースインした。結局は降らなかったけど、ストップのタイミングもうまくいって、Q1の最後にインターでさらに4周ほどクイックラップを走り、Q2に進むタイムを残すことができた。Q2のスタートは少し雨が来ていたから再度インターで出たものの、1ラップしたらスリックで行けると感じたからボックスに入り、スーパーソフトに履き替えた。僕らが一番に切り替えたんだ。しばらくの間はQ3も狙えそうだったんだけど、僕らの実力的にまだそこまでは手が届かない。みんなQ2でもすごく満足しているよ。日曜日は面白くなりそうだ。僕はウィリアムズのボッタスとマルドナドの2台の間からスタートする。今年、スタートはずっと成功しているから今回もうまく決めて、金曜日のGP2のようなクラッシュに巻き込まれないよう気を付けながら可能性に挑戦したい。僕は去年ここで、GP2で表彰台に上がったんだ。今年はそれは無理だけど、何台かのマシンとは真っ向勝負ができるはず」

シリル・アビテブール(チーム代表)

「うれしいことだ。チームにとって今年ここまででベストの1日だよ。ギドの名前をQ2に刻んでくれたみんなの働きを個人的に誇りに思う。彼は非常に良い走りを見せ、成長ぶりを見せつけた。また、路面がまだとてもトリッキーなコンディションであるにもかかわらず、最初にドライタイヤに履き替えるという勇敢さも示した。彼とシャルルはこの週末ずっとミスを最小限にとどめ、必要な時にプッシュするとても良いドライビングをしている。シャルルはギドと一緒にQ2に進めずアンラッキーだった。だがQ1のチェッカーが振られる最後の最後まで混戦に残り、才能を証明してみせた。バーレーンやスペインで今年見せているレース功者ぶりで明日は活躍してくれるだろう。これはわれわれの開発における小さな一歩だ。われわれが懸命にショーの一部になろうと努力する理由の1つでもある。チームのみんなにはこれを日曜日と残りのシーズンのモチベーションとして頑張ってもらいたい。最も重要な仕事は明日だが、このような日のためにわれわれはスポーツを戦っているのであり、トニー(フェルナンデス)が来ている時に今年初のQ2進出を果たせたことで、とても特別な1日となった」

マルシャ

ジュール・ビアンキ
土曜フリー走行:21番手
予選:ノータイム(21番手)

「僕にとってはホームレースの予選だったから、もちろんうまくやりたかった。だからこそ、こんなにも早くストップしてセッションに参加できなかったのは本当に残念。チームにはまだこの問題の原因がまったく分かっていないけれど、僕が1周たりともできないのは明らかだったから、彼らは僕にストップするよう言ったんだ。何が起こったのかを知るには待たなくてはならない。明日は誰にとってもすごくエキサイティングなレースになると思う。フィールド全体が複雑な感じになっていたから、僕らは集中を保ちつつ何が起こるかを見て、タフな状況の中で自分たちにできる最高の仕事をしなければならない」

マックス・チルトン
土曜フリー走行:22番手
予選:20番手

「木曜日にいいスタートを切り、今日は予選で直面したトリッキーなコンディションへの大きな挑戦だった。モナコではグリッドポジションがすべてだから、当然もっと上のグリッドがよかった。タイヤのベストを引き出すのがやや早すぎて、サーキットが少し乾いてきた終盤に力尽きてしまったように思う。明日は長いレースになるだろうから落胆している。天気は良さそうだから、クリーンなオープニングラップで僕らに訪れるすべてのチャンスを生かし切りたい」

ジョン・ブース(チーム代表)

「木曜日はロングランのペースの方により不満があったので、今朝のFP3ではそちらにやや多くの作業を当てることにした。オプションタイヤから得るものがほとんどなかったので、天候がわれわれの不利になる前から予選がチャレンジになることは分かっていた。われわれの両ドライバーにここでウエットの状態でF1マシンをドライブした経験がなかったので、ドライになってほしかったのだ。ジュールをセッションに参加できなくしてしまった問題について、われわれは大変すまなく思っている。今後、必ずこの問題を修正するつもりだ。マックスについては、おそらくインターミディエイトタイヤの最後の1セットを投入イミングが良くなかったのだろう。明日は厳しいレースになるだろうが、全力を尽くしてわれわれに何ができるか見てみよう」

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