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3名のみがペナルティの対象に

M.S.
2019年10月30日 « トロフィーとセルフィ男に感心しないベッテル | ペレスが2基目のESとCEを搭載 »
© RODRIGO ARANGUA / AFP
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シーズン第18戦メキシコGPの週末にペナルティの対象となったのは3名のドライバーだけだった。

グランプリ初日にはハースF1のロマン・グロージャンがコースを外れて継続的なアドバンテージを得たとみなされ、その際のタイムを削除されている。

2日目には予選でトップタイムをマークしたレッドブルのマックス・フェルスタッペンがイエローフラッグ掲示中に十分な減速をしなかったことで3グリッド降格処分を科された。

レースではトロ・ロッソのダニール・クビアトがルノーのニコ・ヒュルケンベルグとの接触によって10秒のタイムペナルティを受けている。

また、予選ではクビアトが、レースではマクラーレンのランド・ノリスがピットからの安全性に欠けるリリースを取り沙汰されたものの、いずれもおとがめなしの判断が下された。

メキシコGPの週末を通してスチュワードが審議し、何らかの処分を下したインシデントおよびペナルティの詳細は以下の通り。

メキシコGP初日:10月25日(金)

【金曜フリー走行1回目】

◆ロマン・グロージャン(ハースF1)
違反内容:ターン11の出口でコースを使用せず、また、継続的なアドバンテージを得たとみなされる、FIA国際スポーティングコード附則L第4条2cに違反
裁定:FIA国際スポーティングコード第12条3項1号(d)に基づくラップタイム削除(1分25秒868)
裁定理由:スチュワードは証拠映像を確認し、レースディレクターからタイミングインフォメーションを受け取った。当該マシンはフリー走行1回目でコースを外れ、最速タイムをマークしている。ペナルティはレースディレクターの指示書(第2版)12条4項(a)に基づいて適用された。

(金曜フリー走行2回目はペナルティなし)

メキシコGP2日目:10月26日(土)

(土曜フリー走行はペナルティなし)

【予選】

◆マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
違反内容:シングルイエローフラッグが振られているターン17での減速を怠る、FIA国際スポーティングコード附則H第2条4項5号1(b)に違反
裁定:3グリッド降格、およびペナルティポイント2点(12カ月有効)
裁定理由:スチュワードはカーナンバー33のドライバー(フェルスタッペン)および当該チームの代表者から聴取し、映像、音声、テレメトリーの証拠を確認したところ、当該ドライバーが優位なラップタイムを記録しようとし、関連するマーシャリングセクターにおいてスピードを減速していなかったことは明らかであり、別表H、規約第2条4項5号1 b)、および、レースディレクターのイベントノート(第3版)9.2に定められた条件に反することはFIA 国際競技コード第12条1項1号Iに違反するものである。

カーナンバー33のドライバーはカーナンバー77(バルテリ・ボッタス)がクラッシュしていたことを認識していたと認めており、コース左側にマシンを確認していたことも認めているが、黄旗が振られていることは気づいていなかった。また、黄旗区間において減速しなかったことも認めている。

スチュワードはカーナンバー33のオンボード画像から、黄旗の掲示が明らかに視認できるものであり、十分な通知がなされていたものと確認した。その前のドライバー(カーナンバー5/セバスチャン・ベッテル)はレギュレーションに従って大幅に減速していた。すべての証拠に加えてドライバーの発言を踏まえ、スチュワードは当該ドライバーの次戦において3グリッドポジションの降格、および、2点のペナルティポイントを科すこととする。

フェルスタッペンの累積ペナルティポイント:4ポイント(2019年10月26日時点)

メキシコGP決勝:10月27日(日)

【決勝】

◆ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)
違反内容:ターン16におけるカーナンバー27(ニコ・ヒュルケンベルグ/ルノー)とのインシデント、FIA F1スポーティングレギュレーション第38条1項と合わせ、FIA国際スポーティングコード附則L第4章2項に違反
裁定:10秒のタイムペナルティ、およびペナルティポイント2点(12カ月有効)
裁定理由:スチュワードは証拠映像を確認した。ターン16へのアプローチでカーナンバー27がカーナンバー26(クビアト)の前にいた。コーナー進入時、カーナンバー26はカーナンバー27の後部に接触し、カーナンバー27にスピンを起こさせ、アウトサイドのウオールに衝突する結果となった。

クビアトの累積ペナルティポイント:4ポイント(2019年10月27日時点)

オーストラリアGP:開幕戦では3チームに罰金
バーレーンGP:レース中のインシデントは全ておとがめなし
中国GP:レッドブル&トロ・ロッソ勢のみが処罰の対象に
アゼルバイジャンGP:燃料流量違反とウイングのたわみで予選除外処分
スペインGP:ルノー、不適切なウイング交換でペナルティ
モナコGP:苦戦をものがたる大量ペナルティ
カナダGP:物議をかもしたベッテルのペナルティ
フランスGP:コース逸脱と復帰に厳しい判断
オーストリアGP:白熱のレースにおとがめなし、週末には珍しい違反も
イギリスGP:ただ一人ペナルティを科されたベッテル
ドイツGP:大量のタイム抹消、決勝ではトルクのルール違反
ハンガリーGP:予選での走行妨害以外に目立った違反なし
ベルギーGP:バトルはおとがめなしで後半戦が幕開け
イタリアGP:ベッテルがホームで失態、異例の予選で3人に戒告
シンガポールGP: 実利なくとも違反は違反
ロシアGP:ライコネンがジャンプスタート
日本GP:フェラーリとルクレールに厳正な処分、ハースF1代表は失言で罰金

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