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ベッテルがトップ、2番手にフェルスタッペン

Jim
2019年10月26日
© Dan Istitene/Getty Images
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現地時間25日(金)、メキシコシティにあるアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスを舞台に2019年FIA F1世界選手権第18戦メキシコGP金曜フリー走行2回目が実施され、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが最速タイムを記録した。

初回セッションは1分17秒327を刻んだメルセデスのルイス・ハミルトンがトップに立ち、フェラーリのシャルル・ルクレールが0.119秒差、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが0.134秒差でトップ3に並んだ。ピレリはメキシコにC2からC4のドライタイヤを持ち込んでおり、路面の一部が湿っていた最初のフリー走行序盤はインターミディエイトタイヤを履く陣営が多かったが、路面が乾いた後はメルセデスとレッドブルがソフトタイヤを試し、フェラーリはミディアムタイヤの評価に専念している。

午後に入っても雲が多いメキシコシティは気温20.6度、路面温度35.5度、湿度55.7%のドライコンディションで2回目のフリー走行が始まり、アルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィとキミ・ライコネンがそろってコースに向かった。ジョビナッツィはミディアムタイヤを履いているが、ライコネンはハードタイヤを試している。

遅れることなく合流したライバル勢を含め、インストレーションラップを終えたドライバーたちはピットに戻ることなくコース上での作業に取り掛かり、1分19秒台に乗せたノリスが暫定トップに立つも、最初のタイム計測で1分18秒台を刻んだベッテルがその座を奪う。ベッテルはさらにペースを上げて1分17秒960を記録した。

相棒ルクレールはベッテルに0.223秒遅れの2番手タイムを残した後、ターン1でマシンのコントロールを失ってスピンを喫したものの、広いランオフエリアに助けられて走行を再開したが、その直後、今度はレッドブルを駆るアレキサンダー・アルボンがターン8でコースを飛び出し、クラッシュを喫してしまった。アルボンはターン7の縁石に乗り上げたことでバランスを失ったと見られ、マシンは右フロントサスペンションなどダメージを受けたが、アルボン自身にケガはない様子だ。

メキシコでの走行は今回が初めてだったアルボンにとって走行時間を失うことは理想的でないとはいえ、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは「誰にでもミスはある。そういうことのひとつだ」とコメントしている。

このインシデントによりセッションは赤旗中断を強いられ、約12分後に解除された。

そのタイミングでライコネンやハースF1勢らがソフトタイヤに切り替え、ルクレールも柔らかいタイヤに交換して合流、ほどなくしてベッテルもソフトに履き替えて予選シミュレーションに臨んだ。ルクレールが1分17秒フラットでまとめてトップタイムを塗り替えたものの、全セクターのファステストを刻んだベッテルが0.465秒上回ってトップの座を奪い返す。

1分16秒607をマークしたベッテルに0.115秒差と迫ったのはフェルスタッペンだ。同様にソフトタイヤに切り替えたバルテリ・ボッタス(メルセデス)はトップに0.6秒以上遅れて4番手にとどまり、ハミルトンはアウトラップに加えてウオームアップラップを挟んでペースを上げるも、セクター3のタイムが伸びずに5番手止まり。ベッテルには0.963秒差をつけられ、ボッタスとのギャップも0.3秒以上あった。トップ5に次いで6番手と7番手にはトロ・ロッソのダニール・クビアトとピエール・ガスリーが続いている。

降雨の予報がもたらされたセッション終盤はレースを想定したプログラムに取り組む陣営が多く、メルセデスはボッタスにソフト、ハミルトンにミディアムを履かせてロングランを実施、フェラーリもベッテルがミディアムを履き、ルクレールがソフトを担当した。アルボンを欠くレッドブルはフェルスタッペンがソフトタイヤでレースシミュレーションを進めた後、残り15分を切る直前にミディアムタイヤに履き替えてさらに長いスティントを走っている。

タイムシートに変化はなく、ベッテルをトップにフェルスタッペン、ルクレール、ボッタス、ハミルトンのトップ5で初日が終了。トロ・ロッソ勢がそれに続き、マクラーレンのカルロス・サインツとランド・ノリスが8番手と10番手、間の9番手にはルノーのニコ・ヒュルケンベルグが入っている。

メキシコGP土曜フリー走行は26日(土)日本時間24時にスタートする予定だ。

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