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  • メキシコGP - 金曜フリー走行1回目

最速ハミルトンに0.1秒差でルクレールが続く

Jim
2019年10月26日
© Dan Istitene/Getty Images
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現地時間25日(金)、2019年FIA F1世界選手権第18戦メキシコGP金曜フリー走行1回目が実施され、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。

標高2,200mを超えるアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスの一戦にピレリが用意したドライタイヤはC2からC4のコンパウンド。どの陣営もソフトタイヤにあたるC4を中心に選択したが、メルセデスやフェラーリはメディアムタイヤのC3を多めに確保している。

曇り空のメキシコシティは気温16.3度、路面温度20.9度、湿度75.4%のコンディションでセッションが始まった。前夜に降った雨の影響で路面の一部がまだ湿っていたため、インターミディエイトタイヤを履いてインストレーションラップに臨むドライバーが多かったものの、先頭でコースインしたマクラーレンのランド・ノリスがハードタイヤをチョイスしたほか、トロ・ロッソのダニール・クビアトはミディアム、ロバート・クビサに代わって初回セッションの作業を任されたニコラス・ラティフィとジョージ・ラッセルのウィリアムズ勢はソフトタイヤを選んでいる。

開始から5分で18台が少なくとも1周を走行しており、メルセデスはいつも通り出陣を遅らせたが、バルテリ・ボッタスは他陣営にさほど遅れることなく動き出し、インターミディエイトタイヤで1周してピットに戻った。

ドライバーズ選手権首位に立ち、僚友ボッタスと年間タイトルを争うルイス・ハミルトンがガレージを出発したのはボッタスがシステムチェックを終えて5分ほどたった頃。この時点でまだタイムを残したドライバーはおらず、ハミルトンも1周を走っただけでピットに引き上げている。

路面コンディションが整っていなかったセッション序盤はコースとピットの往復が続き、本格的なプログラムが始まったのは20分以上経過した後だった。ドライタイヤに履き替えたドライバーたちが次々とコースに入り、1分24秒463をマークしたラティフィが最初にタイムシートに名前を刻んだ。

それから約10分後には全車のタイムが出そろい、ソフトタイヤで1分19秒035を記録したレッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップに立ち、0.428秒差でハミルトンが2番手、フェラーリを駆るセバスチャン・ベッテルが3番手につけていたが、ベッテルの相棒シャルル・ルクレールが1分18秒台に入れて最速タイムを塗り替えている。ハミルトンも自己ベストを更新したが、ルクレールには0.155秒届かず、フェルスタッペンは2回目のクイックラップのセクター2でファステストを刻むも次のセクターでタイムが伸びずに3番手にとどまった。

ドライ走行が可能になったとはいえ、路面コンディションはまだ理想的とは言えず、ボッタスがロックアップしたり、ベッテルがターンインできずにコーナーを直進して芝生の上を通過したりと黄旗が振られるシーンも多かった。

序盤40分の走行を終えた後は20台すべてがピットにマシンを入れて調整作業に専念。フェラーリのガレージではルクレール車の周りが慌ただしく、マシン周辺をチームメンバーが囲って視界を遮っていた。残り時間40分を切ったタイミングでラティフィがコースに向かい、ハースF1のロマン・グロージャンらライバルたちも合流して走行プログラムを再開している。

新しいソフトタイヤに履き替えたアルボンが1分17秒949を刻んでトップに浮上した直後、レーシング・ポイントのランス・ストロールがスタジアムセクションの出口でクラッシュを喫してしまう。最終コーナーの進入でバランスを崩したストロールはバリアにぶつかってマシンにダメージを受けていたものの、走行を再開して自力でピットに帰還した。ストロールにケガはなかったようで、マシンをガレージに入れてすぐにコックピットを離れ、エンジニアに状況を報告していた。

アクシデントが起きた場所には大量のデブリが散らばり、バリアの修復も必要となったため、セッションは赤旗が振られておよそ10分間の中断を余儀なくされている。クイックラップに臨んでいたドライバーも複数いたが、ラップを断念してピットに引き上げた。

ピットレーン出口の信号が青に変わると同時にストロール以外の19名がコースになだれ込み、途中になっていたそれぞれのプログラムを再開する。ただ、混み合うコース上は渋滞が激しく、ハースF1のケビン・マグヌッセンとサイド・バイ・サイドになったフェルスタッペンはフロントウイングの左側がハースF1マシンとわずかに接触してしまったが、大事には至らず走行を続けている。

ソフトタイヤを試すメルセデス勢が予選シミュレーションに取り組む一方、フェラーリはベッテルとルクレールともにミディアムタイヤの評価に専念。ハミルトンが1分17秒327を刻んでトップに立った後、同様にソフトタイヤの走行プログラムを進めるフェルスタッペンが2番手に飛び込んだ。しかしながら、ひとつ硬いコンパウンドのルクレールがハミルトンに0.119秒差の自己ベストを刻んで2番手に浮上し、フェルスタッペンが3番手、4番手にアルボンが並ぶ。

90分のセッションを終えてトップ4のオーダーは変わらず、ハミルトンとルクレールにレッドブル勢が続き、ボッタスが5番手、ベッテルはトップから0.9秒近く遅れて6番手だった。

トロ・ロッソのピエール・ガスリーとクビアトは8番手と9番手に入り、そろってトップ10に食い込んでいる。

メキシコGP金曜フリー走行2回目は日本時間26日(土)早朝4時にスタートする予定だ。

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