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危険なピットストップに約320万円の罰金

M.S.
2018年10月31日 « 敗北したフェラーリに前を向くよう促すブラウン | ガスリーが3つのエレメントを8基目に »
© Mark Thompson/Getty Images
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比較的インシデントの少ない週末となったシーズン第19戦メキシコGPでは、決勝レースで2名にペナルティが科された。

他車との接触の責任があると判断されたトロ・ロッソのブレンドン・ハートレーには5秒のタイムペナルティが言い渡されている。一方、ライバルにコースオフを強いる走りが疑われたフォース・インディアのエステバン・オコンについては、おとがめなしの裁定が下った。

また、ランス・ストロール(ウィリアムズ)のピットストップが審議対象となり、過去の事故を振り返りつつ危険性を指摘したスチュワードはチームに罰金約320万円を科している。

その他を含め、メキシコGPの週末を通してスチュワードが審議し、何らかの処分を下したインシデントおよびペナルティの詳細は以下の通り。

メキシコGP初日:10月26日(金)

【金曜フリー走行1回目】

◆ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)
違反内容:8基目の内燃機関(エンジン/ICE)、8基目のターボチャージャー(TC)、8基目のMGU-Hを使用、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
裁定:15グリッド降格
裁定理由:FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(b)に則り、上記のペナルティが適用された。

(金曜フリー走行2回目はペナルティなし)

メキシコGP2日目:10月27日(土)

【土曜フリー走行】

◆ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)
違反内容:ギアボックス交換、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条5項(a)に違反
裁定:5グリッド降格
裁定理由:カーナンバー10(ガスリー)のギアボックスが6戦連続の使用期間を満たす前に交換されたため。

【予選】

◆フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
違反内容:ターン11でコースを逸脱、FIA F1スポーティングレギュレーション第27条3項に違反
裁定:FIA F1スポーティングレギュレーション第31条4項によるラップタイムの削除(1分17秒488)
裁定理由:カーナンバー14(アロンソ)はターン11でコーナー出口の縁石をクロスしてコースを離れ、マシンのいかなる部分も縁石の赤と白のセクションに接触していなかった。これにより、カーナンバー14がアドバンテージを得たとみなされた。

メキシコGP決勝:10月28日(日)

【決勝】

◆ブレンドン・ハートレー(トロ・ロッソ)
違反内容:ターン2でカーナンバー31(エステバン・オコン/フォース・インディア)と接触、FIA F1スポーティングレギュレーション第38条1項に違反
裁定:5秒のタイムペナルティ、およびペナルティポイント2点
裁定理由:複数の角度からの証拠映像を確認したスチュワードは、カーナンバー28(ハートレー)がターン2のエイペックスでカーナンバー31に十分なスペースを残すことができておらず、その後の接触の全面的な責任を負うと判断した。

ハートレーの累積ペナルティポイント:6ポイント(2018年10月28日時点)

◆ランス・ストロール(ウィリアムズ)
違反内容:ピットストップからの安全性の欠けるリリース、FIA F1スポーティングレギュレーション第28条13項(a)に違反
裁定:ウィリアムズに罰金25,000ユーロ(約320万円)
裁定理由:スチュワードは13時46分に実施されたカーナンバー18(ストロール)のピットストップの証拠映像を調査し、チーム代表者から事情を聴取した。スチュワードはマシンが第28条13項(a)に反して安全性に欠ける状態でリリースされたと判断した。チームはチームメンバーを危険にさらす状態でマシンをリリースしている。ペナルティを決定するにあたり、スチュワードは2018年バーレーンGPにおけるインシデントを再確認した。このケースにおいては左リアタイヤのシークエンスが大幅に遅れ、マシンがリリースされるまでに完了されておらず、チームメンバーの重傷につながった。

US GP:失格が2名、減速違反に今回も厳罰
日本GP:コース上のバトルに3件のペナルティ
ロシアGP:ソチの決勝ではペナルティなし
シンガポールGP:バトルとペナルティ多発のシンガポール
イタリアGP:ルノーの申し立てに長文のリリースを発行したスチュワード
ベルギーGP:大クラッシュを引き起こしたヒュルケンベルグに厳罰
ハンガリーGP:タイヤセットを混合したルノーに執行猶予つき罰金
ドイツGP:ドイツはペナルティの少ない週末に
イギリスGP:泡と消えたガスリーの入賞
オーストリアGP:青旗無視のストロールに厳罰
フランスGP:スチュワード、フォース・インディアのタイヤ問題を重視
カナダGP:トロ・ロッソ勢のみがペナルティの対象に
モナコGP:罰金多発のモナコGP
スペインGP:計3台のリタイアを招いたグロージャン
アゼルバイジャンGP:5件のクラッシュにペナルティ
中国GP:クラッシュの責任を負ったフェルスタッペンとガスリー
バーレーンGP:ピットのトラブルに悩まされたライコネン
オーストラリアGP:たて続けに起こったハースF1の悲劇

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