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ハースF1勢がピットレーンの速度違反で罰金

Jim
2017年11月1日 « エンジントラブルが相次いだトロ・ロッソ | コース外からの追い抜きでグロージャンに1点 »
© Mirko Stange/Sutton Images
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メキシコではルノーエンジン組にトラブルが相次ぎ、複数のドライバーがエンジン交換を強いられてペナルティを科せられた。

マクラーレンのフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドールンはシーズン終盤戦を見据えて新たなエンジンコンポーネントを投入し、2人合わせて55グリッドの降格処分を受けている。

日本GP以来のコックピット復帰となったトロ・ロッソのピエール・ガスリーもグランプリ週末に先だってペナルティを伴うエンジンコンポーネント交換を実施したが、フリー走行でトラブルが相次ぎ、予選に参加できない事態に陥った。結局、レース前にターボチャージャーを新品と交換し、合計20グリッド降格ペナルティとなったが、予選不参加だったガスリーはスチュワードの判断でレースへの出走が認められ、他車のペナルティに関係なく最後尾の20番グリッドに並んでレースに参戦している。

決勝レースはスタート直後にポールポジションのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、フロントローに並んだマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手のルイス・ハミルトン(メルセデス)が交錯するインシデントが発生したが、いずれもスチュワードは審議の必要なしと判断した。

メキシコGP週末を通してスチュワードが審議し、何らかの処分を下したインシデントおよびペナルティの詳細は以下の通り。

メキシコGP初日:10月27日(金)

【金曜フリー走行1回目】

◆フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
<違反内容>
11基目のターボチャージャー、11基目のMGU-H、9基目の内燃機関を使用し、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
<裁定>
20グリッド降格、内訳は次の通り。
1)11基目のターボチャージャー搭載による10グリッド降格(いずれかのコンポーネントが11基目に至るのは初めて)
2)11基目のMGU-H搭載による5グリッド降格
3)9基目の内燃機関搭載による5グリッド降格
<裁定理由>
FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)および第23条3項(e)に則り、上記の通り20グリッド降格ペナルティが科される。チームは10月24日(火)09時46分にパワーユニットエレメントの交換を技術委員に通知した。

◆ストフェル・バンドールン(マクラーレン)
<違反内容>
12基目のターボチャージャー、12基目のMGU-H、10基目の内燃機関、9基目のMGU-K、7基目のエネルギー貯蔵、7基目のコントロールエレクトロニクスを使用し、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
<裁定>
35グリッド降格、内訳は次の通り。
1)12基目のターボチャージャー搭載による10グリッド降格(いずれかのコンポーネントが12基目に至るのは初めて)
2)12基目のMGU-H搭載による5グリッド降格
3)10基目の内燃機関搭載による5グリッド降格
4)9基目のMGU-K搭載による5グリッド降格
5)7基目のエネルギー貯蔵搭載による5グリッド降格
6)7基目のコントロールエレクトロニクス搭載による5グリッド降格
<裁定理由>
FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)および第23条3項(e)に則り、上記の通り35グリッド降格ペナルティが科される。チームは10月24日(火)09時46分にパワーユニットエレメントの交換を技術委員に通知した。

◆ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)
<違反内容>
5基目のコントロールエレクトロニクスを使用し、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
<裁定>
5基目のコントロールエレクトロニクス搭載による5グリッド降格
<裁定理由>
FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)および第23条3項(e)に則り、上記の通り5グリッド降格ペナルティが科される。チームは10月24日(火)11時50分にパワーユニットエレメントの交換を技術委員に通知した。

【金曜フリー走行2回目】

◆ケビン・マグヌッセン(ハースF1) <違反内容>
ピットレーンを時速90.5kmで走行、FIA F1スポーティングレギュレーション第22条10項に違反 <裁定>
ザウバーに罰金1,000ユーロ(約13万円) <裁定理由>
カーナンバー20(マグヌッセン)が今回のイベントに設定されているピットレーンの制限速度である時速80kmを時速10.5km超過したため。

メキシコGP2日目:10月28日(土)

【土曜フリー走行】

◆ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)
<違反内容>
7基目のMGU-Hを使用し、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
<裁定>
7基目のMGU-H搭載による10グリッド降格(いずれかのコンポーネントが7基目に至るのは初めて)
<裁定理由>
FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)および第23条3項(e)に則り、上記の通り10グリッド降格ペナルティが科される。チームは10月24日(火)11時50分にパワーユニットエレメントの交換を技術委員に通知した。

【予選】

◆ロマン・グロージャン(ハースF1) <違反内容>
ピットレーンを時速89.2kmで走行、FIA F1スポーティングレギュレーション第22条10項に違反 <裁定>
ザウバーに罰金1,000ユーロ(約13万円) <裁定理由>
カーナンバー8(グロージャン)が今回のイベントに設定されているピットレーンの制限速度である時速80kmを時速9.2km超過したため。

◆ダニエル・リカルド(レッドブル)
<違反内容>
7基目のMGU-H、6基目の内燃機関、6基目のターボチャージャーを使用し、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
<裁定>
20グリッド降格、内訳は次の通り。
1)7基目のMGU-H搭載による10グリッド降格(いずれかのコンポーネントが7基目に至るのは初めて)
2)6基目の内燃機関搭載による5グリッド降格
3)6基目のターボチャージャー搭載による5グリッド降格
<裁定理由>
FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)および第23条3項(e)に則り、上記の通り20グリッド降格ペナルティが科される。チームは10月28日(土)16時37分にパワーユニットエレメントの交換を技術委員に通知した。

◆ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)
<違反内容>
6基目のターボチャージャーを使用し、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
<裁定>
6基目のターボチャージャー搭載による5グリッド降格
<裁定理由>
FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)および第23条3項(e)に則り、上記の通り5グリッド降格ペナルティが科される。チームは10月29日(日)08時30分にパワーユニットエレメントの交換を技術委員に通知した。

◆ブレンドン・ハートリー(トロ・ロッソ)
<違反内容>
7基目のMGU-H、7基目の内燃機関、6基目のターボチャージャーを使用し、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
<裁定>
20グリッド降格、内訳は次の通り。
1)7基目のMGU-H搭載による10グリッド降格(いずれかのコンポーネントが7基目に至るのは初めて)
2)7基目の内燃機関搭載による5グリッド降格
3)6基目のターボチャージャー搭載による5グリッド降格
<裁定理由>
FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)および第23条3項(e)に則り、上記の通り20グリッド降格ペナルティが科される。チームは10月29日(日)08時30分にパワーユニットエレメントの交換を技術委員に通知した。

メキシコGP決勝:10月29日(日)

【決勝】

◆ロマン・グロージャン(ハースF1)
<違反内容>
カーナンバー8(グロージャン)はターン13でコースを離れ、持続的なアドバンテージを得た状態でターン14後にコース復帰し、FIA F1スポーティングレギュレーション第27条3項に違反
<裁定>
5秒タイムペナルティおよび1ペナルティポイント(12カ月有効、合計4点)
<裁定理由>
スチュワードは映像証拠を検証し、カーナンバー8がターン13でコースを離れ、ターン14で復帰したこと、また、コース外でカーナンバー14(アロンソ)をオーバーテイクするにあたって大幅なアドバンテージを得たことを確認した。

US GP:物議を醸したフェルスタッペンの処分
日本GP:ハースF1が規定時間内にタイヤ返却できず、罰金は執行猶予
マレーシアGP:ペナルティは5基目投入のベッテルのみ
シンガポールGP:エリクソンがギアボックス交換で処分
イタリアGP:ルノー組3チームがエンジンペナルティ
ベルギーGP:タイヤ使用のミスでウィリアムズに罰金130万円
ハンガリーGP:複数のバトルにそれぞれの裁定
イギリスGP:車検結果を受けFIAはテザー製造過程を再確認へ
オーストリアGP:やむを得ない走行妨害はおとがめなし
アゼルバイジャンGP:レース中断時はファストレーンから動くべからず
カナダGP:ペナルティ発令の不手際に怒るクビアト
モナコGP:代役のバトンに次戦3グリッド降格処分
スペインGP:正面から見えなかったフォース・インディアのナンバー
ロシアGP:接触はおとがめなしもコース復帰で2名にペナルティ
バーレーンGP:レース展開を左右したハミルトンのペナルティ
中国GP:黄旗の減速不十分に厳罰
オーストラリアGP:急いでも手順は確実に!

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