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暴言に対するペナルティを免れたベッテル

M.S.
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© Gasperotti/Sutton
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メキシコGP中にレースディレクターのチャーロー・ホワイティングへの暴言があったフェラーリのセバスチャン・ベッテルに対し、懲戒処分を科さないことをFIAが明らかにした。

3番手を守ろうとしてコースオフしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポジションを譲らなかったことに怒りを爆発させたベッテルは、レース終盤にチームの無線でホワイティングにあてて2度「うせろ」と発言している。レース後、フェルスタッペンにはペナルティが科され、ベッテルは表彰台セレモニー後に個人的にホワイティングに謝りに行った。

さらに10月31日(月)、ベッテルはこのインシデントについて謝罪する文書をFIAに送っている。FIAは11月1日(火)に発表したリリースでベッテルの丁寧な謝罪に触れつつ、戒告や罰金、レース出場停止等の処分は行われないことを認めた。FIAのリリースには次のように記されている。

「本インシデントの直後、セバスチャン・ベッテルは自発的にチャーリー・ホワイティングを探し出し、個人的に自身の振る舞いについての後悔の念を表した。その後、彼は自らFIA会長のジャン・トッドとチャーリー・ホワイティングに文書を送り、その中でしきりに自らの行いについて謝罪している。また、同様にマックス・フェルスタッペンにも連絡を取るつもりであることを示唆し、このようなインシデントが2度と怒らないよう誓った」

「この誠実な謝罪と強い決意に照らし合わせ、FIA会長は例外的な措置として、FIA国際裁判所の前に本件を持ち出すことによってベッテル氏に何らかの懲戒措置を科すことをしないよう決定した」

「FIAは常にモータースポーツにおける暴言の使用――特にオフィシャルおよび/もしくは同じ参加者らに対してあてられたもの――をとがめる意向であり、チャンピオンシップに参加するすべての者に対して敬意を持ち、彼らが公衆やとりわけ若い世代の模範となることに心を配るよう求めるものである」

「FIAはこの機会に、メキシコで起こったものと同様のインシデントが将来的に発生した場合、FIA国際裁判所に持ち出してその判断をあおぐことによって、懲戒的な措置が取られることを勧告する」

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