メキシコGP 2015

/ Commentary

予選

2015年F1世界選手権第17戦メキシコGP予選のセッションはこの後日本時間4時より開始予定です。『ESPNF1』日本語版ではグランプリ週末中、全セッションのコメントライブを配信しております。順位や周回数などのセッション情報と併せてお楽しみください。ただし、タイム情報に関してはセッション終了後に正式なリザルトとして各ドライバーの順位と共に配信致します。セッション中はLiveでのタイム情報をお届けできずご不便をおかけ致しますが何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、時間はすべて日本時間を表示しております。

これより2015年F1世界選手権第17戦メキシコGP予選の模様をお届けいたします。かなり興味深いセッションとなった土曜フリー走行はメルセデスのニコ・ロズベルグが1分21秒083のトップタイムを記録。

ルイス・ハミルトンが0.014秒差で2番手に続き、メルセデスが1-2で締めくくったとはいえ、3番手に並んだレッドブルのダニエル・リカルドも0.118秒しか遅れておらず、さらには4番手タイムを残したフェラーリのセバスチャン・ベッテルも0.211秒差のところにつけており、今シーズンの中でも相当タイトな争いになりそうです。

加えて、ハミルトンがミディアムタイヤでマークした最速タイムは1分21秒840。ドライバーは異なりますが、同じメルセデスマシンで記録されたソフトタイヤとミディアムタイヤのタイム差は0.8秒しかありません。

ピレリはミディアムとソフトのパフォーマンス差が1.5秒あると計算していたようですが、これまで見た限りではそこまでギャップは大きくないようです。上位勢を中心に、予選Q1をミディアムタイヤで切り抜ける陣営が多いかもしれません。

さて、予選に先だってグリッドペナルティが決まっているのはマクラーレン勢。オースティンで最新型エンジンを載せたフェルナンド・アロンソは今週末にも新しいエンジンを搭載し、10グリッド降格ペナルティを受けます。さらにギアボックスも規定のレース数をこなす前に新しいものと交換したため、5グリッド降格が加わって合計15グリッド降格に。

相棒のジェンソン・バトンはメキシコでようやくアロンソと同じ新スペックのエンジンを載せることになり、初日に1基を投入した後、さらにもう1基を積んで残りの週末を戦う予定でしたが、今週末に搭載した2基目のエンジンの不具合が持続してしまい、予選までに解決できなかったマクラーレン・ホンダはバトンの予選参加を見送り、レースに焦点をあてて作業していくことに決めました。

予選を走らないバトンのレース出走可否に関してはスチュワードの判断に委ねられます。レースに参加する場合、バトンは50グリッド降格処分が適用されるため、いずれにせよ最後尾スタートとなります。

ドライコンディションに恵まれたものの、雲がかなり増えてきたアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス。現在の気温は21度、路面温度35度、湿度51%との発表です。間もなく予選Q1がスタートします。

Q1が始まりました。

トロ・ロッソのカルロス・サインツとマックス・フェルスタッペン、レッドブルのクビアトらがコースイン。

グランドスタンドに詰めかけた大観衆が大声援で迎えます。

メルセデスの2台も始動。ザウバーとマノー・マルシャはソフトタイヤを履いています。今のところ、それ以外の陣営はミディアムタイヤをチョイス。

マクラーレンのアロンソはミディアムタイヤを履いてコースに入っています。

暫定トップに立っているのはソフトタイヤでアタックしているナッサー。1分23秒400を刻んでいます。2番手にチームメイトのエリクソンが続きます。

ウィリアムズのボッタスが1分22秒622をマーク! トップの座を奪います。

ボッタスと同じくミディアムタイヤでアタックするペレスが2番手に入りました! 盛り上がるグランドスタンド!

しかしながら、トロ・ロッソのフェルスタッペンとサインツがペレスのタイムを上回り、4番手に後退してしまいました。

そしてハミルトンが1分21秒397を記録してトップに躍り出ました。ロズベルグが0.221秒差の2番手に。

まだフェラーリの2台は動かず。いつも通りタイミングをずらしてアタックするようです。

ロズベルグが1分21秒140でまとめてトップに浮上! ハミルトンに0.257秒のリードを築きました。

フェラーリのガレージからベッテル、そしてライコネンが出てきました。土曜フリー走行でエンジントラブルに見舞われたライコネン。マシンの修復を終えて予選ラップを走ります。

フェラーリ勢は初っ端からソフトタイヤを投入。

最初にミディアムタイヤを履いた面々もほとんどがソフトタイヤに履き替えています。

メルセデスはハミルトンが1分20秒台に入れてタイムシート最上位に立ち、0.332秒差の2番手に下がったロズベルグはピットに戻っています。

ベッテルはひとまず1分25秒台のタイムを残して16番手。ライコネンは6番手につけています。

ハミルトンもピットに戻ってきました。

ソフトタイヤに交換したクビアトが2番手に飛び込み、メルセデス勢の間に入っています。

ロズベルグがソフトタイヤに履き替えてガレージを出発! コース上に出ている全車がオプションタイヤを装着しています。

マノー・マルシャのスティーブンスはトップの107%以内のタイムを残せていませんでしたが、ようやく1分25秒台に入れて19番手につけました。

お! ベッテルがトップタイムを更新! 1分20秒503をマークしました。とはいえ、0.305秒差の2番手につけるハミルトンのタイムはミディアムタイヤで記録されたもの。

そのハミルトンはガレージにマシンを入れたまま、出てきていません。

現時点でノックアウトゾーンにいるのはペレス、アロンソ、ロッシ、スティーブンス。マクラーレンのバトンは予選に参加していません。

フォース・インディアのペレスが自己ベストを更新して5番手にポジションアップ! 16番手に落ちたのはザウバーのエリクソン。

多くのドライバーがペースアップを図っており、16番手以下のオーダーはナッサー、アロンソ、ロッシ、スティーブンスに変わりました。

ロズベルグが1分20秒426をマークしてトップに浮上しました。それでもベッテルをわずかに0.067秒上回っただけ。

ハミルトンはソフトタイヤを温存すべく、Q1をミディアムタイヤだけで突破する戦略を選んだようです。

Q1が終了しました。コントロールラインを通過したグロージャン・・・タイムは15番手にとどまりQ1突破はギリギリのライン・・・。

アロンソがストレートに入りました・・・最後のアタックは・・・1分21秒779! グロージャンに0.2秒届かず16番手!

アロンソと共にQ1でノックアウトされたのは17番手ナッサー、18番手ロッシ、19番手スティーブンスでした。マクラーレンのバトンはエンジントラブルにより予選参加を回避しています。

予選Q1のトップタイムはロズベルグがマークした1分20秒436。2番手のベッテルが0.067秒差、3番手のハミルトンはミディアムタイヤで0.372秒差のベストタイムを記録しています。

Q2のスタートまでしばしの休息です。

Q2が始まりました。

風が強く吹くアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス。トロ・ロッソのフェルスタッペンを先頭に、マシンがコースに入ります。

あっという間に10台がアウトラップを開始。フェラーリのライコネンも動き出しています。

相棒のベッテルやウィリアムズのマッサはまだガレージ内。

ライコネンはミディアムタイヤでコースに入ったようです。メルセデスのハミルトンは予選で初めてソフトタイヤを投入しています。

フェルスタッペンが1分21秒184を記録。レッドブルのリカルドが1分20秒台に入れて暫定トップです。

クビアトがリカルドを上回り、さらに上を行くのがハミルトン。1分20秒129を刻みました。

土曜フリー走行で周回数を稼げなかったライコネン。ミディアムタイヤの感触を確かめながら周回を重ねています。

ハミルトンが1分19秒台に入れてきました! タイムは1分19秒829。メルセデスは初日、路面コンディションが整ってくれば1分19秒半ばのラップタイムになるだろうと予想していましたが、ハミルトンがそこに近づいています!

2番手のロズベルグは1分20秒フラット! ハミルトンとは0.224秒差です。

3番手のクビアトはメルセデス勢に少し遅れ始めており、ハミルトンとは0.661秒のギャップがあります。

とはいえ、レッドブルはリカルドも4番手タイムを残しており、メルセデスに次ぐ速さを示しています。

まだフェラーリはきちんとラップを走っておらず、ライコネンはミディアムタイヤで長めのスティントを走っており、ベッテルはソフトタイヤを履いてコースに入ったばかりでまだタイムを記録していません。

ライコネンがコーナリングでリアを失ってスピンを喫してしまいました! 幸い、事なきを得て走行を再開。

ライコネンは無線で「ブレーキにトラブルがあるみたい」と報告。フェラーリは「了解」と返しました。

ピットに戻ったライコネン。大きな問題でないことを願うばかり・・・。

一方、ベッテルは1分24秒台のタイムを残して15番手の位置。仕切り直しのラップを走っています。

なんと・・・ライコネンがマシンを降りています! 体重測定に向かっており、走行再開を断念したようです。

不運を断ち切れないライコネン。Q2で終える予選ポジションは15番手です。

ライコネンの相棒ベッテルはハミルトンに0.216秒差の2番手に上がり、ロズベルグを0.008秒上回っています!

メルセデス、フェラーリ、レッドブルの接戦が予想されましたが、ライコネンがトラブルで戦線離脱してしまいました。

すでにベッテル、ロズベルグ、クビアト、ペレスはアタックを終えてピットに戻っています。

ノックアウトゾーンにいるのはフェルスタッペン、マッサ、マルドナド、エリクソン、そしてマシンを降りているライコネンです。

Q2はここでタイムアップ!

ボッタスが4番手に浮上しました。

マッサは自己ベストを更新するペースで周回中・・・。セクター2を通過したところです。

フェルスタッペンが8番手にポジションアップ! グロージャンがポジションダウン!

マッサは・・・6番手! サインツが11番手に後退してしまいました!

最終的にQ2で予選を終えることになったのは11番手のサインツほか、グロージャン、マルドナド、エリクソン、ライコネンです。

Q3にコマを進めたのはQ2のトップから順にハミルトン、ベッテル、ロズベルグ、ボッタス、クビアト、マッサ、ペレス、リカルド、フェルスタッペン、ヒュルケンベルグ。

ペレスは母国グランプリで予選トップ10入りを決めています!

Q2最速はハミルトンがマークした1分19秒829でした。ハミルトン以外に1分19秒台に乗せたドライバーはいません。

予選最終セッションのQ3が始まるまで再びしばしの休息です。

ポールポジションが決するQ3のスタートです。

ピットレーンのオープン前に出口に並んだメルセデスのハミルトンが先頭でコースイン。ロズベルグが続き、レッドブル勢とボッタスも始動します。

フォース・インディアの2台を除く8台がコース上。

ハミルトンから順にアタックラップをスタートさせています。

スタジアムセクションでわずかにロックアップしたハミルトンは1分20秒120。後ろから来たロズベルグが1分19秒690を刻んでトップに立つ!

レッドブルのリカルドとトロ・ロッソのフェルスタッペンはユーズドのソフトタイヤを履いている模様。

ロズベルグがさらにペースを上げています! セクター1でファステスト、さらにセクター2も全体のベストタイムで通過しました!

ロズベルグが自己ベストを更新! 1分19秒480をたたき出しました! メルセデスの目論んだラップタイムを上回っています。

ハミルトンも1分19秒台に入れましたが、ロズベルグには0.188秒届かず2番手。

3番手はウィリアムズのボッタス。

フェラーリのベッテルが1分19秒850でまとめてきました! ロズベルグに0.370秒遅れの3番手につけます。

0.968秒差のボッタスが4番手、マッサ、クビアト、フェルスタッペン、リカルドが8番手に並び、フォース・インディアの2台はまだガレージにとどまったまま。

クビアトが1分20秒654を刻んで4番手に上がってきました。

Q3序盤の走行にユーズドのソフトタイヤを使ったフェルスタッペンとリカルドが新しいオプションタイヤに履き替えてコースイン。

フォース・インディアのヒュルケンベルグも出陣です。少し間を置いてペレスが登場!

ベッテルも新しいセットのオプションタイヤを装着し、コースに出ます。レッドブルのクビアトがまだ出てきません。

リカルドはクビアトに0.001秒差の5番手タイムをマーク!

クビアトもここでガレージを離れます。

ヒュルケンベルグとペレスがアタックラップを開始。

他のドライバーたちはラストアタックに向けてコース上のポジション取りやタイヤへの熱入れに専念しています。

ヒュルケンベルグは1分23秒台で9番手、ペレスは1分27秒台にとどまりました。フォース・インディア勢もラストアタックに入ります。

リカルドはこれ以上のタイム更新が無理と踏んだか、ピットに引き上げました。

チェッカーが振られて予選終了です。まだチャンスの残るドライバーたちがラストアタックに挑んでいます。

フォース・インディア勢はペレスが1分20秒716、ヒュルケンベルグが100分の数秒遅れのタイムを記録。ポジションはペレスが9番手、ヒュルケンベルグが10番手でした。

8番手を確保したフェルスタッペンも1分20秒710とフォース・インディア勢とほとんど変わらないタイムです。

そしてポール争いはロズベルグが制しました! 1分19秒480がポールタイム。ハミルトンが0.188秒差の2番手に並んでメルセデスが23年ぶりのメキシコGPでフロントローを独占します。

3番手にベッテル、クビアト、リカルド、ボッタス、マッサ、フェルスタッペン、ペレス、ヒュルケンベルグのオーダーです。

メキシコGP決勝レースは日本時間11月2日(月)早朝4時スタート予定です。それではまた明朝お会いしましょう!