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Fダクトは秘密兵器じゃないとシューマッハ

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2012年3月22日 « 騒音を無視するマッサ | ペレス、フェラーリのうわさに関心を示さず »
メルボルンの予選で健闘したものの、今週末のポールは期待していないというシューマッハ © Sutton Images
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DRS連動のFダクトが高速サーキットのセパンでポール争いに役立つわけではないとミハエル・シューマッハが語った。

メルセデスにはリアウイングのエンドプレートにダクトが設けられており、DRSが開いた時にだけエアがマシンのほかの部分に流れて、空力やトップスピードを改善すると考えられている。開幕戦のオーストラリアでは大論争を巻き起こし、システムを違法と信じるロータスとレッドブルは、いわゆる"Fダクト"の使用についてFIAに明確な説明を求めた。

FIAはデバイスが合法との当初の立場を維持すると思われるが、ライバルたちは根拠が見つかれば抗議する可能性も残されている。

Fダクトがセパンのロングストレートで効果を発揮すれば、ポール争いに加われるかと尋ねられたミハエル・シューマッハは答えた。「それはあり得ない。このイノベーションが多少のパフォーマンスアップにつながっているのは確かだけど、そこまで大きな違いを生むものじゃないし、それだけが僕らの強みじゃない。まあ、いずれ分かるよ。数値化することはできないものなんだ」

彼はさらに付け加えた。「この件に関しては、必要以上にエキサイトている人たちがいると思うけど、それはよくあること」

シューマッハはオーストラリアGPで予選4番手を獲得したが、レースはギアボックストラブルのため早々にリタイアした。しかし、チームは問題を解決したと自信を示す。

「あれは1回限りの問題だ。テストでは数1,000km走ったけど、こんな問題は一度も出なかった。でも、もう原因を理解して取り除いた」

チームメイトのニコ・ロズベルグはオーストラリアでタイヤデグラデーションに苦しんでおり、熱帯雨林のマレーシアではさらに問題が大きくなる可能性がある。しかし、シューマッハは今週末の方がレースの準備は整っていると語る。

「メルボルンではレースペースをもっと向上させなければならないことが分かった」と彼は述べた。「たとえ僕が完走できていたとしても、メルボルンで表彰台には上がれなかっただろう。最高でも5位というところじゃないかな」

「それでも、そこからどう改善すればいいかのいいアイデアが得られた。表彰台に上がれるかどうかはまた別の話だよ。強いクルマはマクラーレンの2台とレッドブルの2台、最低4台いるからね。その後ろには力の拮抗した多数のクルマが続いている。全員に挑戦権があるんだ」

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