Mercedes

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メルセデスと2021年の契約にサインする前にバルテリ・ボッタスは他チームとも話をしていたという。しかし、最終的にはワールドチャンピオンから提示された1年間の契約延長というのが、最も良いオファーだと判断した。

ボッタスはシーズン第2戦が終わってからメルセデスとの交渉を開始し、F1 70周年記念GPを前に彼の新契約が発表された。ボッタスにとっては5回目の単年契約であり、ルイス・ハミルトンは彼の来季チームメイトとして新たな複数年契約にサインすると考えられている。

しかし、『ESPN』の独占インタビューの中で、ボッタスは今年初めに新型コロナウイルスの影響でレースが延期されていた時期に、メルセデスが新たな契約をオファーしてこない場合に備えて他のチームたちとも話をしていたことを明らかにした。

「ああ、他のチームたちとも話はした。それは事実」とボッタスは述べた。「レースが始まる前からチームやドライバーに関してかなりの動きがあったよね」

「でも、チームはレースを始めるまでは誰ともサインはしないことを明言していた。レース再開の準備に時間が必要だとか、いろいろあったんだ。僕としては、万が一、何らかの理由でメルセデスが僕を選ばなかった場合に備えて、他のところも見てみたいなと思ったんだ」

「どこまで突っ込んだ議論をしたかについてはあまり詳しく言うつもりはないけど、もしもの時のために周囲を見渡していた」

ボッタスは2017年にニコ・ロズベルグの代わりとしてやってきたが、これまでワールドチャンピオンチームから1年契約以外をオファーされたことはない。その結果、彼は毎年去就をうわさされる常連となっている。これは時にタイトル争いにおいて精神的な妨げになると以前彼は認めたことがあった。

それなのに、なぜまたしても1年契約を受け入れたのかと尋ねると、ボッタスは次のように述べた。「長期契約のオファーがあれば、そりゃ間違いなく受けていたさ。でも、チームとまたこれで行こうと決めたんだ。それが彼らにできるオファーの全てだとしたら、僕はそれを取ろうと思った」

「僕にとって今年は、たとえルイスが(チャンピオンシップで)30ポイントリードしているとしても、まだタイトルを勝ち取るチャンスがあるし、来年もいいパフォーマンスが出せればそのチャンスがある。必要なのはそれだけ」

「短期を見ることが長期の面でいい場合もある。僕がタイトルを取るためにはこのチームにいる必要がある。だったら1年でも受けるさ。すでにそれが定番だから、別に問題ない」

将来を保証されたチームメイトと戦うことはタイトル争いのチャンスに影響するかと聞かれ、ボッタスは述べた。「それは自分の受け止め方、対処の仕方による。僕にとってはこれが普通になりつつあるから、慣れるものだよ」

「ああ、それはもちろん長期契約がもらえればうれしかったよ。でもこれが与えられたベストなんだから、僕はそれを選ぶ。もちろん、これでもう10カ月か11カ月はそれについて考えないで済むんだから、いいことだ」

「レースだけに集中できるし、来年は、そう、また考えなきゃならない時が来る。そうしたらまた、将来について考えることになる。でもそれは少なくとも10カ月先の話。今のところは考えなくていい」

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