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「口から心臓が飛び出そう」だったとハミルトン

Nobu / Jim
2020年8月3日 « ガスリー、「過去最高のレースの1つ」 | 直立での意思表示を選んだマグヌッセン »
© Mario Renzi - Formula 1/Formula 1 via Getty Images
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2日(日)、シーズン第4戦イギリスGP決勝レースで終盤のタイヤトラブルを抱えながらもメルセデスのルイス・ハミルトンがホームレース優勝を果たした。

バルテリ・ボッタスはチェッカーを目前にタイヤがバーストし、緊急ピットインを強いられて11位完走にとどまっている。

ルイス・ハミルトン

「これまであんな経験をしたことはなかったよ。あの最終ラップはこれまでで最もチャレンジングなラップの1つだ。あの時点までは全て割とスムーズに進んでいた。タイヤのフィーリングは素晴らしく、マネジメントできていた。バルテリ(ボッタス)のタイヤがなくなったと聞いて自分のタイヤも見てみると特に問題なさそうだったけど、ペースを落とし始めた。それから直線で突然エアが抜けた。口から心臓が飛び出そうな感じで、ただクルマにダメージが出ない程度にスピードを維持することに努めた。ボノが後ろとのタイム差を教えてくれていた。ある時点では30秒だったと思うけど、それから急速に差が縮まっていき、"あとどのくらいでラップが終わるんだ?"と思っていた。でも何とかクルマをゴールラインに乗せることができた。あのファイナルラップはきっと忘れられないものになる。無事に帰ってきて勝利できたのは本当にうれしい。観衆がいない中でポディウムに立つのは難しかったけど、家から僕たちを応援してくれたみんなが誇りに思ってくれたことを願うよ」

バルテリ・ボッタス

「僕にとっては非常に残念な結果だ。パンクは本当にアンラッキーだった。あの時点までは全て問題なかった。ルイス(ハミルトン)にプレッシャーをかけようとしたけど、ハードタイヤで長いスティントになるのも分かっていた。終盤に左フロントのバイブレーションが次第にひどくなっていった。デブリとかそういうものは見なかったから、バイブレーションのことをチームに連絡してタイヤをコントロールし始めた。そしたら突然ホームストレートでタイヤが壊れ、ピットインするのに丸々1周分かかり、多くのタイムを失った。今週は間違いなく学ぶことが多かったから、それを糧にして次の週末に臨みたい」

クリスチャン・トト・ウォルフ(チーム代表兼CEO)

「過去にも、速いマシンというだけではクルージングして1-2フィニッシュするには十分でないと言われることは吟味したことがある。そして今日、モーターレースの残酷さが示された。バルテリは彼のドライバーズ選手権にとって貴重な2位というレース結果を失い、チームはコンストラクターズ選手権において重要なポイントを失った。同時に、ルイスは1位でコントロールラインを通過するのに十分なギャップがあったとはいえ、レッドブルが終盤にかけてピットインしてくれたことはラッキーだった。もしピットに入っていなければ、1-2フィニッシュの期待がかかったレースを2-11で終えるところだった。したがって、これからも疑念を抱いていく。速いマシンがあり、パワフルなエンジンであると分かっていても、すべてのレース週末において最後のコントロールラインを通過するまで何も当たり前のことはないとの考えを持ち続ける」

アンドリュー・ショブリン(トラックサイドエンジニアリングディレクター)

「終盤のラップで1台を失うのは非常にフラストレーションを覚えるが、今日は誰よりもバルテリがそれを感じているはずだ。ターン16に向かってブレーキングしていた矢先の、これ以上とない最悪のタイミングで、1周まるまる3本のホイールで走らなければならず、結局、ポイント圏外に脱落してしまった。ルイスに関しては運があった。マックスがフレッシュなタイヤセットを履いてファステストラップを狙いに行っており、ルイスがパンクチャーを抱えたときのリードは30秒以上あった。それが事足りて、ルイスが勝利をもぎ取れた。レースの終わり方に関してはフラストレーションがあるものの、ここでの取り組み方については満足できる。予選でもレースでも最高のペースを誇り、今日はかなり早いうちからライバルに対してギャップを築けていた。来週のレースは柔らかいタイヤにおいては異なるチャレンジとなるだろうし、はるかに気温が高くなりそうだ。今回やオーストリアの暑いコンディションの中で見た様子からすると、われわれには合っていないかもしれないが、それが生み出すテクニカルな挑戦にはワクワクしているし、確実に競争力を維持できるよう、この先数日をかけて必死に取り組んでいく」

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