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あと3年はF1にいたいとハミルトン

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2020年7月31日 « ペレスの再検査は陽性、イギリスGPは欠席 | ペレスの代役はヒュルケンベルグに決定 »
© Mark Thompson/Getty Images
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ルイス・ハミルトンは少なくともあと3年はF1にいるつもりだといい、そのモチベーションになっているのは今のスポーツの多様性のなさによる後継者不足と、自分がグリッドにふさわしいことを証明したいという強い思いだと述べた。

6度のワールドチャンピオンは2020年末でメルセデスとの契約が切れることになっているが、今後数カ月の間に契約延長の交渉に入ると考えられている。週末のイギリスGPを前に彼は最低3年はスポーツに残ることを目指していると明かしたが、具体的なことは何も決まっていないと認めている。

「ここにいるためにはパフォーマンスと結果によってその権利を勝ち取らなければいけない」と彼は述べた。「だから、できるだけ長く結果を残し続けることが僕のゴールだ。少なくともあと3年はできると思うよ」

ハミルトンは2007年にマクラーレンでF1デビューし、2008年に初のタイトルを獲得、2013年にメルセデスに移籍した。それ以来、5つのタイトルを追加し、もし今年、メルセデスのチームメイトであるバルテリ・ボッタスを抑えて7度目を獲得すれば、最多記録に並ぶことになる。新型コロナウイルスのパンデミックによってシーズン開幕が遅れたことで休息と考える時間が生まれ、期せずしてキャリアの延長につながったかもしれないと彼は言う。

「新型コロナウイルスによるロックダウンでシーズン前半は中止され、それはものすごくいろいろな意味で暗い時期だったけど、見方によっては他のことに人生やエネルギーを傾けることができたとも言える。そういうオフの時間は一息つく空間を与えてくれた。そこでエネルギーを充電したことで、予定より少し長く続けることができるようになったかもしれない」

「できることなら今のパフォーマンスレベルを永遠に保ちたいところだけど、必ずどこかで肉体的、精神的に弱くなる時が来る。それがいつかは分からないけど、次の2、3年という極端に短い時期に来るとは思えないから、当面は続けるつもりだよ」

スポーツにとどまるモチベーションについて、ハミルトンは自分のようなバックグラウンドを持つドライバーがジュニアカテゴリーにいないことを挙げた。35歳の彼はF1でただ1人の黒人ドライバーであり、スポーツの多様性を求めて率先して声を上げている。

「今、僕のようなバックグラウンドからやってくるドライバーが他に見当たらないんだ」と彼は付け加えた。「それも意識している。分からないけど、僕はただ・・・ここで自分のポジションを確保したいんだ。毎年戻ってくれるたびに、ワールドチャンピオンだからといって、それは保証されたものじゃないと感じる」

ハミルトンは以前、チームと長期契約を結ぶかどうかはチーム代表のクリスチャン・トト・ウォルフが残るかどうかに懸かっていると述べていた。ウォルフもまた今季で契約終了となる予定であり、チーム内で役割の正確な定義が変わることはあるかもしれないとほのめかしつつ、別の場所へいくつもりはないと述べている。

ハミルトンにとってウォルフはチーム代表であると同時に今や友人でもあるといい、その関係の重要性を強調した。

「それなりの複雑さを持つ関係だったけど、一緒に仕事をしてきた中でここまで大きく成長した。もう8年か、それとも8年目になるのかな。お互いを知るたびにどんどん強化されている」と彼は述べた。「友人のような関係では、お互いを知るようになるとバリアが少しずつ低くなり、お互いに心を開くようになる」

「トトのことは友人だと思っているけど、同時に僕のボスでもある。彼はすごくフェアでチームの素晴らしいリーダーだ。僕らが達成しているリザルトの大部分は彼のリーダーシップのおかげだと思う。このチームには本当にたくさんの人たちがいて、みんなが同じチェインの一部となり、それぞれがチェインの違うリンクとして役目を果たしている。彼のフィロソフィー、操縦の仕方を見ていると本物のレーサーだなと思うよ」

「昔はレースをしていたからね。机をたたく動画やミームが面白おかしく広げられているけど、彼も僕たちと同じように負けるのが嫌いでレースに情熱を持っているんだ。彼と仕事が続けられることに感謝している」

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