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ハミルトン、反人種主義活動へのF1とFIAのリーダーシップ不足を批判

M.S.
2020年7月21日 « ハミルトン、フェラーリの記念レースで新記録樹立の可能性 | 差別問題への姿勢が「好戦的」とのアンドレッティの批判にハミルトンが反論 »
© Leonhard Foeger/Pool via Getty Images
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メルセデスのルイス・ハミルトンがモーターレース界における反人種主義の動きについて、FIA会長であるジャン・トッドとF1会長のチェイス・ケアリーのリーダーシップに疑念を示している。

F1の歴史上、唯一の黒人ドライバーであるハミルトンはここ数カ月にわたって人種差別と不平等さについて訴え続け、開幕からの3戦ではそれらに対する抗議としてレース前に膝をついてきた。19日(日)、ハミルトンはハンガリーGP前の"大急ぎの"抗議について批判している。

組織立った抗議はグランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)に任されているものの、状況の進展そのものはF1自体に由来するものである以上、仲間のドライバーたちにプレッシャーをかけることに対して慎重な姿勢を示している。

「最初のレースでF1は悪くない仕事をしたけれど、他のスポーツを見れば十分じゃない。あの後は課題から外されてしまったかのようだった」とハミルトンは語った。

「リーダーシップが欠けているんだ。僕たちは一つのスポーツにいて、そこではトップからのリーダーシップが必要とされているのに、今はそれがない」

「ドライバーたちに寄りかからないようにしている。僕がいるから彼らがそれをやっていると思ってほしくないんだ。でも、これが深刻に受け止められているとは思えない。みんなそういうことと一緒に育ったわけじゃないし、だからこそ、彼らは影響を受けていない。でも、僕たちは変化に向けて戦っている」

ハミルトンは真の進展は頂点からしかなされないと語った。

「今週にF1と連絡を取る予定だし、ジャン・トッドとも連絡を取る。他にそれをやる人がいないからね。僕の夢は、今年の終わりまでに僕ら全員が事態への知識と理解を深め、僕ら全員が団結し、そのトップにF1全体があることなんだ」

「僕らには何の進展もない。ジェスチャーはしたけれど、何も変わっていない。コミュニケーションが大事だから、またF1と連絡を取るつもりさ。僕はジャンがどう考えているか、チェイスがどう考えているかを知りたい」

「でも、まだ進展はないんだ。リーダーが必要。その筋書きにおいて、ジャンはいったいどこにいるんだろう? それを呼びかけるのが僕であってはならない。トップから来るものじゃなきゃ。糸を引くのはより高いところにある力だ」

ハミルトンは抗議を許可することに乗り気ではない様子のGPDA会長であるロマン・グロージャン(ハースF1)に再び目を向けた。

「間違いなくサポートが足りていない。ドライバーの視点からすれば、多くの人たちが一度やったからもうやる必要はないという意見みたいだ」

「そういう意見になる理由は分からない。僕たちは全員がGPDAのメンバーだし、GPDAは3人によって動かされていて、そのうちの2人(アレキサンダー・ブルツとセバスチャン・ベッテル)は賛成し、一人はそれを継続するのが重要だとは考えていない」

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