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ハミルトン、「無知な」エクレストンを非難

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2020年6月27日 « 人種差別を巡るコメントに、エクレストンと距離を置くF1 | ベッテル、開幕2連戦でタイトなマージンを予想 »
© WILLIAM WEST / AFP
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元F1最高権威のバーニー・エクレストンが発した人種的対立を呼ぶコメントに、6度のF1ワールドチャンピオン、ルイス・ハミルトンが失望感を示した。

『CNN』とのインタビューで、エクレストンは"白人より黒人の方が人種差別的なケースもかなり多く見受けられる"と発言し、これを聞いたハミルトンは26日(金)の夕方、89歳のF1の元ボスにソーシャルメディアで語りかけた。

「こんなコメントを読むことになるなんて悲しくてたまらないし、がっかりだ」とハミルトンは自身の『Instagram(インスタグラム)』に投稿した。

「バーニーはもうスポーツを離れているし、世代も違う。でも、これこそがまさに間違いの元凶なんだ――こうした無知で無教養なコメントは、いかに僕らの社会が真の平等の実現からかけ離れたところにいるかを示している」

ハミルトンはさらに、エクレストンのような人物のリーダーシップの下にあったF1が、不平等や人種的な嫌がらせに対し、何も行動できなかったのは"必然"だったと語り、全てが"トップから始まる"と述べた。

「これでよく分かったよ。僕らのスポーツをもっと多様にしようという声が上がることもなく、何もなされず、キャリアを通して僕が受け続けてきた人種的な迫害に対処しようとしなかったのは必然だったわけだ」とハミルトンは記した。

「何10年もスポーツを運営してきた人物が、僕たち黒人が毎日対処している根深い問題についてここまで理解が欠如しているとなると、彼の下で働く人々の理解など期待できるはずがない。全てはトップから始まるんだ」

「今、それを変える時が来た。僕は、誰にでも平等な機会がある包括的な未来をこのスポーツに作るため、プッシュをやめない。マイノリティーに平等な機会を与える世界を作る」

「僕はそれを持たない人のために自分の声を使い、このスポーツでチャンスを与えられることのない光の当たらない人々のために話す」

これに先立って、F1もエクレストンの見解から距離を置く声明を出している。

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