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ハミルトン、団結で意思表示したNASCARを称賛

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2020年6月24日 « ベッテルとルクレールがムジェロでテスト走行 | ムジェロはグランプリ開催にふさわしいとベッテル »
© Mark Thompson/Getty Images
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タラデガ・スーパースピードウェイでダレル・ウォレス(ババ・ウォレス)との団結を表明したNASCARを誇りに思うとルイス・ハミルトンが述べた。

22日(月)のレース前、NASCAR唯一のフルタイム黒人ドライバーであるウォレスの元に他の39人のドライバーとクルーが集まり、ウォレスの43号車を押してピットロードを行進した。これはウォレスのガレージ内で輪縄が発見されたことを受けての意思表示のための行動だった(注:この件についてFBIが調査を行った結果、縄は2019年10月からこのガレージ内にあったもので、ヘイトクライムとは無関係だと判明している)。行進がフロントラインに到着すると、ウォレスはマシンを降りて涙を見せた。

レース前にはタラデガ・スーパースピードウェイの作業員たちもインフィールドの芝に"#IStandWithBubbaWallace(私はババ・ウォレスを支持する)"という文字をペイントして連携を示した。

F1史上ただ1人の黒人ドライバーで現役ワールドチャンピオンのハミルトンは、草の根レベルからモータースポーツの多様性を改善することを目指して新たなコミッションを立ち上げている。

ウォレスのレース前、ハミルトンは『Instagram(インスタグラム)』のストーリーズにコメントを投稿し、彼へのサポートを表明。さらにレース後もウォレスの画像を添えて次のように投稿した。

「NASCARのみんなが一緒に立ち上がり、逆境と差別に立ち向かってくれたことをとても誇りに思うよ! これが本来あるべき姿だ。僕らはワン・レースなんだから」

ウォレスはレース終盤に先頭付近を走り、タイミング良くコーションが発動すれば勝利のチャンスもあったが、残り4周で給油のためにピットインを強いられた。結果は14位だった。

レース後のインタビューで彼は義務づけられているマスクを着用していないことを謝罪したが、その理由を"自分が誰であるかを見てほしかったから"と説明し、"僕の笑顔を取り上げることはできない"と付け加えた。

「このスポーツは変わり始めている」と彼は述べた。「レース前の一件は、今までの人生で立ち合った中で最もつらい出来事の1つだった。全てのサポーター、ドライバーにクルーメンバー、ここにいるみんな、コアなファンのみんな、来てくれてありがとう。本当に素晴らしいよ。このスポーツの一員になれて良かった」

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