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フェルスタッペンもメルセデス入りを狙っているとハミルトン

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2019年12月7日 « ニック・チェスターがルノーを離脱へ | ハミルトンが6度目のトロフィーを受け取る »
© Andrej ISAKOVIC / AFP
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ルイス・ハミルトンは今もまだ2021年のF1でのオプションを品定めしている最中だが、自分のメルセデスのシートがグリッド中から最も強く望まれているシートであることを知っている。彼によると、マックス・フェルスタッペンもすでに代表のクリスチャン・トト・ウォルフに接触を図ったとのことだ。

2020年を終えた後のハミルトンの未来は注目の話題となっており、ワールドチャンピオンはこれからメルセデスとの契約年を迎えようとしている。アブダビGP中にハミルトンがフェラーリのジョン・エルカン会長と最近会っていたことが明るみに出て、フェラーリ移籍についてのうわさが加熱した。

6日(金)にパリで開かれたFIA表彰式で、この話題は6つ目のワールドチャンピオンシップトロフィーを受け取りに来た本人に質問が及んだ。ハミルトンはちょうど自分のメディアセッション前に記者団に対応していたフェルスタッペンに言及し、彼も近年のF1を支配したチームからハミルトンがいなくなるようなことがあれば、その恩恵にあずかりたいと考えているドライバーの1人だと示唆した。

「興味深い時期だよね。だって、ポジションを求めるドライバーがあちこちに何人もいるんだから」とハミルトンは述べた。「ドライバーたちから空席を問い合わせるためにトトにかかってくる電話の多さといったら――ついさっきここにいた人も含めてね――みんな今のチームを離れて僕らのところに来たがっているんだ・・・それはまあ理解できるよ。誰だって勝ちたいし、誰だって勝利のフォーミュラに加わりたいだろうからね」

13歳の時からレース活動をサポートしてくれたメルセデスを離れることは心情的に難しいとハミルトンはこれまで定期的に述べてきた。

この日も彼は同じことを繰り返したが、次のステップを決断するにあたってウォルフの去就はどれほど重要かと聞かれると、こう述べている。「今は分からない。まだそれほどエネルギーを注いで考えてはいないんだ。僕は今自分のいる場所が大好きだし、一緒に仕事をする人たちも大好きだから、これほどの愛情を感じているものから立ち去るのは本当に難しい。チームも、組織も、ボスたちに至るまで全てに愛情を持っている」

「僕は13歳からメルセデスと一緒にいるからね、どこか他の場所にいる自分を想像するのはすごく難しい。僕がここにいた間、この7年間で僕らが作り上げたもの――もちろんメルセデスの努力はそれよりずっと長いけど――は圧倒的だ。それは強い力だ。内側からこの強さを築き、僕らの持つ一貫性を築くには時間がかかった」

「一晩でできることじゃないんだ。他のチームは今のところ僕らのような一体感を持ち合わせていない。そういうものを築くには時間がかかる」

「トトがいなくなったら同じままでいられるだろうか? 僕はそうは思わない。ただ、彼は自分にとって正しいことをする必要があるよ。だから、僕がその決定をしなければならない時には自分にとって何が正しいか分かるように、彼も自分と家族、そして自身の未来にとって正しく、ベストな決定をしなければならない。変化がいいことにつながる場合だってあるしね」

ウォルフもこの件について答えており、次の行動については両者共に決定を急がないと述べた。

「これは少々時間を必要とするプロセスだ。だが、現状で言えばサプライズの予兆は見えない」とウォルフ。「われわれはもうかなり長い間一緒にやってきて、お互いを信頼し合っている。困難な時期を共に乗り越え、より強い絆で結ばれて強さを身につけた。彼と私以外にも、そのチーム内のインナーサークルを形作る多くの人々がいる。だからもちろん、チームの今後について、そしてルイスのこの先のキャリアについては、いつでも話し合っているよ」

彼はさらに付け加えた。「シリーシーズンに関しては、いつも通りだ。あなた方(メディア)はこちらに手投げ弾をよこしてくるので、それを拾い上げたところ、手の中で爆発してしまうことがたまにある。それも物語の一部だ。冬の間にこうした話し合いができるのはいいことだが、同時にわれわれ2人は常にその話をしている。サプライズというものは今までなかった。何かが報道されても、数週間か数カ月前からお互いの考えを確認し合い、知っているものばかりだった。それもF1の一部なのだろうね、きっと」

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