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ボッタスの優勝、ハミルトンの戴冠をラウダに捧ぐ

Nobu / Me / Jim
2019年11月4日 « 無得点ながら得るものは多かったとライコネン | ジョビナッツィが来季も残留 »
© Peter J Fox/Getty Images
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3日(日)、シーズン第19戦US GP決勝レースに挑んだメルセデスはバルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウインを飾るも、ルイス・ハミルトンが2位でゴールしてドライバーズチャンピオンの称号を手に入れた。

ルイス・ハミルトン

「今のこの気持ちを表現するのは難しい。幸せの絶頂なんてものではない、さらにもっとすごいものだ。覚えている限り、今年は最も厳しい1年だった。とてもチャレンジングで、いいときも悪いときもあった。だから今はいろんな感情が駆け巡ってなんとも言えない状態だ。ファクトリーにいるみんな、全てのダイムラーファミリー、それからペトロナスのみんな、彼らには本当に頭が下がる思いで、感謝の気持ちでいっぱいだ。僕たちがやりたいことをできて、この成果を達成できたのは、本当に彼らのハードワークのおかげだ。今日のようなパフォーマンスが出せる基盤を持ったこのチームの一員として働くことができるのは、特別で光栄なことだ。そしてニキ、彼がいなくて本当に寂しいよ。今日はきっと彼も脱帽してくれたと思う。彼の魂は僕たちとともにあり、彼なしにはこんなことはできなかった。レース直後に両親を見つけ、父さんの笑顔を見て気持ちがいっぱいになった。最初から家族は僕をサポートしてくれて、いっぱい働いてくれたおかげで僕は今日ここにいることができる。みんなが一緒に来てくれてとてもうれしい。昨日は厳しかったけど、今日はリカバリーしてチームのために1-2フィニッシュを決めたかった。バルテリ(ボッタス)は素晴らしい仕事をしたから、大いに祝福したい」

バルテリ・ボッタス

「まずは、ルイス(ハミルトン)に大きな祝福を送りたい。チャンピオンを6回も取るなんてすごいことだよ! 彼はシーズンを通じて強かったし、タイトルにふさわしいと思う。とにかく彼は優れていた。ルイスはタフな相手だ。弱点がほとんど無く、全くといっていいほどミスしないし、とても一貫したドライビングをする。でも僕にもいい勢いがあったから、また来年も彼ともっと接近した戦いをするのを楽しみしている。僕とチームにとって、とてもいい週末になった。昨年まではこのコースで苦戦していたから、1位でフィニッシュラインを越えられてとてもうれしい。レースは簡単ではなかった。スタートと第1スティントは良かったものの、マックス(フェルスタッペン/レッドブル)をカバーするために2ストップ戦略に切り替えざるを得なくなった。ルイスの1ストップ戦略の方が良かったんじゃないかと思って少し不安になった。ちゃんとしたバトルだったし、とても楽しかった。激しくプッシュしたけど、僕はペース良く走れて、終盤でルイスに追いつくことができた。コース上でいいバトルができ、彼をパスして勝利を得た。ハードに戦ったレースで勝てたのは本当にいい気分だ」

クリスチャン・トト・ウォルフ(チーム代表兼CEO)

「みんなをとても誇りに思う――何と素晴らしい成果だ! 1人のドライバーがタイトルを獲得し、もう1人がレースで勝利する。こうしたリザルトを手に入れるためにはその裏で膨大な量の仕事がなされている。今ここにいる人々、ブラックリーとブリックスワースのホームにいる人々、シュツットガルトのダイムラーとクアラルンプールのペトロナスの人々――貢献した全員に心から感謝したい。6度目のドライバーズタイトルを取るというのは本当に驚くべきことであり、特別な功績だ。ルイスは今も高いモチベーションを見せている。彼は全てのレースに勝ち、可能な限りベストなリザルト得たいと思っている。決して楽な1年ではなかった。厳しい戦いがあり、ニキ(ラウダ)を失った。きっとニキは空からわれわれを見下ろし、今日の結果を見て軽くキャップを持ち上げていることだろう。バルテリは今日、完全無欠なレースを見せた。今週末はずっと絶好調で、まさに勝利にふさわしかった。ルイスも見事な反撃を見せ、5番手から2位に上がる素晴らしいドライブをした」

ジェームス・アリソン(テクニカルディレクター)

「チャンピオンシップに勝つために講じる努力の量はとてつもない。だからこそ、最後の成果を達成できたときには、本当に素晴らしい喜びに包まれる。そして、表彰台に立ち、チームや観衆の皆さんを見渡せるという、美味しいところも味わえたのは最高だった。このチームの一員でいられることは最高だ。必死にがんばりたいと思わせてくれる。がっかりさせたくないと思える人ばかりが周りにいるので、普段よりもはるかに大きな力を発揮できるし、支えられていることを実感できる環境に恵まれているのだ。リスクに挑ませてくれて失敗もさせてくれるが、だからといって非難されることは一切なく、正しい方向へと導いてくれる。魅惑的な場所であり、それもあって誰もが加わりたいと願う場所でもある。今、われわれ全員が思うのはこのチームの重要な一員だったニキのことだ。彼を失ったことはとてつもない打撃だったし、とりわけ、彼とずっと一緒に働いてきたトトにとっては大きかっただろうが、われわれ全員も同じだ。ニキはあれだけの個性を持った人であり、このスポーツの重要人物でチームの大事な友人だったからね。きっと彼も喜んでくれていると思う。今年はこれだけの活躍ができたので、きっとチームが腕を上げたと思ってくれるのではないだろうか。もしかしたら、もう来年のマシンに取り組むように言われるかもしれないが、きっと彼は今シーズンを誇りに思ってくれているはずだ」

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