
まもなく6度目のドライバーズタイトルを手に入れようとしているメルセデスのルイス・ハミルトンは自らの戦績をNFLのスタープレーヤーであるトム・ブレイディのようなアスリートが認識していることに驚きを隠さなかった。
ハミルトンは3日(日)に行われるUS GPで8位もしくはそれ以上の順位でゴールすれば2019年ドライバーズ選手権優勝が決まる。レースを前に、ニューイングランド・ペイトリオッツのクオーターバック(QB)を務めるブレイディ――彼自身も6回のチャンピオンに輝いている――はハミルトンの"ケタ外れ"な才能を称賛していた。
『ESPN』からブレイディのコメントを伝え聞いたハミルトンは「何より、夢のような気分だよ。正直に言えばね。だって、そういうトップにいる素晴らしいアスリートを見て(育って)きたから」と語っている。
「絶頂期の彼のプレーを見たしね。スーパーボウルのアトランタ(ファルコンズ)戦だ。奇跡のようなパフォーマンスだった。キャリアを通じて、そういうトップアスリートと会えるなんて、つくづく僕は幸運に恵まれているよね。(ノバク)ジョコビッチや(ラファエル)ナダル、それにトム」
「自分たちの共通点を考え始めようとしたら、実は、準備のやり方とか精神的な苦悩の取り組み方とか、いろいろと共通している部分があることに気づくし、そういう人たちからたくさんのことを学べるんだ」
「トムみたいに偉大な人からポジティブなコメントを言われると、心がとても暖かくなる。彼が僕の名前を知っていてくれたこと自体が本当にうれしい。最高だよ」
© ESPN Sports Media Ltd.
