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レッドブル復活を脅威と受け止めるハミルトン

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2019年8月3日 « マシンバランスに苦戦したルクレール | ピレリ、気温上昇ならスタートとピット戦略に影響も »
© GERARD JULIEN / AFP
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レッドブルの最近の調子がこの先にくるものの予兆なのかどうか、ルイス・ハミルトンは数カ月かけて慎重に見極めるつもりだという。

ハミルトンとメルセデスには両チャンピオンシップで余裕のリードを持っているが、今グリッド上で最も勢いがあるのはマックス・フェルスタッペンで、過去3戦で2勝を挙げている。ハミルトンと63ポイント差のフェルスタッペンは、シーズン後半で自分がチャンピオンシップ争いに参戦する可能性については疑問を持っている。

荒れに荒れたドイツGPでの勝利は例外的だったと考えることもできるが、レッドブルはホームレースのオーストリアで強さを見せた。10年ほど前に圧倒的強さを誇り、一時代を築いたチームを侮るのは間違いだとハミルトンは考えている。

「彼らはチャンピオン連覇を成し遂げたチームだってことを忘れちゃいけない」とレッドブルがタイトル争いに絡んでくる可能性について聞かれ、ハミルトンは述べた。「彼らはいつもすごくいいクルマを持っていた。あそこにはこのスポーツで指折りのデザイナー、エイドリアン・ニューイがいる」

ハミルトンはレッドブルの最近の進歩を警戒しており、ベルギーとイタリアというパワーセンシティブなサーキットがある夏休み後の様子に関心を持っている。今シーズンからHondaに変わった彼らが苦戦するだろうと大方の人が予想していた場所だ。

「彼らはややパワーが足りなくてスランプになり、それからしばらく他よりダウンフォースが少ない時期もあった。それを着実に取り戻して、クルマをうまく使いこなすようになり、両ドライバーがいいパフォーマンスを見せるようになった。そこまで来ているし、すごくいいクルマだ」

「今はちょうど彼らに合った時期なんだと思う。クルマというのはたまに場所によって良くなることがあるってことも覚えておくべきだ。シーズン全体で常にベストとはいかない。オーストリアではレッドブルのパッケージがあのサーキットに合っていた。僕らと比べてもいいクルマだし、フェラーリに対してもそうだった」

「今週末もそうかもしれない。シンガポールはきっと強いと思う。モンツァのような長いところだと・・・今年は今までと違うかもね。彼らは新しいパワーユニットを手に入れた。パワーで僕らに劣らない。場所によっては僕らよりパワーが上のこともあると思う」

「そういう他の場所で彼らがどうなるか興味深いね」

今週、フェルスタッペンにもチャンピオンシップへの挑戦について質問を投げ掛けてみた。彼の態度はドイツで勝った後と変わっておらず、やはりその可能性には懐疑的なままだ。

ポイント差を考えると、彼が次の2戦で連勝し、ハミルトンがノーポイントに終わったとしても、まだ13ポイントの開きが残る計算だ。ハミルトンのチームメイトでランキング2位のバルテリ・ボッタスは41ポイント差だが、それでも今からシーズン終了までの間、ハミルトンによっぽどのことでも起きない限り逆転は難しいだろうと考えられている。

1日(木)、フェルスタッペンにタイトル争いについて尋ねると、彼はこう述べた。「そのことは考えていない。僕はただ毎週末ベストな仕事をするだけ。メルセデスがこれだけ有利なシーズンスタートを切った以上、彼らをとらえるのは難しいよ。トライはするけど、僕はチャンピオンシップのことは考えていない」

メルセデスが射程外となると、フェルスタッペンが気にするのはフェラーリの動向ということになる。イタリアチームは現在レッドブルの44ポイント前にいる。

「(レッドブルが前だというのは)どうかな。通常ならフェラーリがホッケンハイムでポールを取っていただろう。ただ僕らの方が彼らより週末をうまくやって、リザルトを持ち帰っているだけ。彼らはすごく速い。コースによってはもっと速くなることもある。長いストレートがあるところだと圧倒的だ」

「今週末を見てみよう。僕らの位置はまだあまりはっきりしていない。1つ確かなのは、メルセデスの方がまだ前だってこと。僕らはそれをターゲットにしないといけない」

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