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「ボーダーライン」ギリギリのレースが盛り上がるのだとウォルフ

Jim
2019年7月16日 « レッドブルが世界最速1.91秒のタイヤ交換を実現 | ただ一人ペナルティを科されたベッテル »
© Dan Istitene/Getty Images
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メルセデスを率いるクリスチャン・トト・ウォルフはイギリスGPで見られた大バトルは観客にとって素晴らしいことだとしながらも、リードを競い合ったメルセデスドライバー2人が"不浄"を回避したことに満足していると語った。

バルテリ・ボッタスがポールポジションから、ルイス・ハミルトンがフロントローからスタートしたレースで2人は激しいバトルを繰り広げ、まずはハミルトンがルフィールドでボッタスをオーバーテイクするも、その後、コプスコーナーで再びボッタスが前に出た。メルセデスのチームメイト対決以外にも、シャルル・ルクレール(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の競争など、ホイール・トゥ・ホイールの激戦が各所で展開されている。

ウォルフはレース前に両ドライバーに対して接触を避けるよう警告していたと言い、2人がその言葉を守ったことに満足しているとコメント。

「これこそまさに話し合っていたことだ。チームメイト対決において見たいものではないし、彼らは競争し合う方法を分かっていると信じている」

「ルイスとバルテリでは何度もあったことであり、彼らはコース外でお互いに尊敬しあっているし、コース上でもそれぞれに尊重しあっている。もう一歩踏み込めば、他のチームと対決するにしても十分に公平だ」

「それでも、2人による本当に素晴らしいレースだったと思ったし、とりわけ、非常にエンターテイニングだった。ハードなディフェンスでなかったとは誰も言えないが、汚くもなかった。他の数名のドライバーはアンフェアのボーダーラインだ」

「レースでは常に荒れたものを見たいと思うし、ドライバーたちがお互いに競い合うのは良いことだと思う。ただし、同じチーム以外で、だ」

今シーズンはレースの競争に関して限界を超えたかどうかの判断に時間を要するケースが複数回あった。先のオーストリアGPではホイールをぶつけたフェルスタッペンのルクレールに対するオーバーテイクについて、スチュワードは"おとがめなし"の裁定を下すまで何時間も費やしている。この2人はシルバーストーンでも接近戦を展開しており、オーストリアとは逆に、最終コーナーでルクレールがフェルスタッペンをコース外に押し出すような場面を含め、何度もニアミスがあった。

今回は審議対象になっておらず、ウォルフいわく、F1はそういった状況で何が認められ、何が認められないのかの先例を作ったのだろうと話している。

「オーストリアで起きたルクレールとフェルスタッペンのインシデントは明らかに、オーストリアの結末が正確に解釈されており、ハードなレースが認められていると、理解されている。コーナーを抜けながら誰かをプッシュしても良い、というふうにね」

「他の多くのフォーミュラでは認められているものだと思うし、チーム感にも必要だ。それを誰もが望んでいるのだと思う。確かにハードな競争だったが、われわれがやるべきことでもあると言えよう」

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