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ワーウィック「シューマッハ、重罰を逃れてラッキー」

Kay Tanaka
2010年8月4日 « チャンピオン争いの厳しさを実感するハミルトン | エンジンパワー増大を求めるウェバー »
高速走行中に危険な行為を犯したシューマッハ © Sutton Images
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ハンガリーGPでレーススチュワード補佐を務めたデレック・ワーウィックは、同レース中にミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)を次戦出場停止にすることを望んだと明かしている。

ベネトンとフェラーリ時代に7冠を達成したシューマッハは、次戦ベルギーGPで10グリッド降格処分を受けることとなった。その理由は、ハンガリーGP終盤にルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)とバトルした際、オーバーテイクされるのに抵抗してフェラーリ時代のチームメイトだったバリチェロをピットウオールに押しやったため。その時の2台は、時速180マイル(時速290km)ほどで走行していた。

しかし『BBC』のラジオ番組『Five Live Breakfast』に出演したワーウィックは、「若いドライバーたちに適切な例示を与えるため」シューマッハに黒旗(失格を意味)を提示する可能性があったと吐露。

「ビデオ検証を行うほどの時間がなく、過去にさかのぼって考えなければならなかった」とも付け加えている。

シューマッハは自身のWebサイト上で2日(月)に謝罪のコメントを発表したが、レース後に行われたレーススチュワードからの事情聴取で見せた41歳のシューマッハの対応には「落胆した」とワーウィックは語る。

「次の1レース、もしくは2レースで出場停止処分を科すこともできた」と話すワーウィック。「だが、次戦が行われるスパでの10グリッド降格ペナルティは大きなものだと考えたのだ。彼には学習してもらいたいものだし、新しいスチュワード団はああいったドライビングに寛容ではないということを覚えておいてもらいたい」ともコメントしている。

元F1ドライバーのデビッド・クルサードは『Daily Telegraph(デイリー・テレグラフ)』に持つ自身のコラムの中で、シューマッハは常勝ドライバーだったことで培った「横柄さ」という特質をすでに捨て去ったと考えていたことを明かした。

「今の彼は常に若いチームメイトに打ち負かされており、品格の低下も洗い流されてはいない。謝罪に動くまでは、すぐに引退すべきとの鋭い意見があった。自身の罪を自認したところで、何か変わるかどうかはわからない」

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