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「まだ5年はやれる」とハミルトン

Jim
2019年6月4日 « フェラーリがついにeスポーツ選手権に参戦 | ハミルトンの「スピリットエンジェル」、闘病の末に逝く »
© Octane/Action Plus via Getty Images
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5度の世界王者に輝いたルイス・ハミルトンはミハエル・シューマッハの持つ記録を追いかけるため、さらに5年はF1にとどまり続けるモチベーションがあると語った。

33歳のハミルトンはこれまでに77勝を挙げて5度の世界タイトルを獲得、F1史上最高記録を誇るシューマッハの91勝と7回のタイトル獲得に次ぐ第2位の成績を残している。過去5回のチャンピオンシップのうち4度の選手権を制したハミルトンは2019年シーズンもタイトル争いにからんでおり、目下、チームメイトのバルテリ・ボッタスに17点差をつけてチャンピオンシップリーダーの座についている。

圧倒的な強さを維持するメルセデスとハミルトンの契約は2020年末まで締結され、ハミルトンはそれ以降のプランについて語ることは多くない。しかしながら、『Netflix(ネットフリックス)』で配信されているデビッド・レターマンの『May next guest needs no introduction(邦題:今日のゲストは大スター)』でインタビューを受けたハミルトンは、シューマッハの記録に並び、さらには超えることを目標にF1にとどまる可能性を示唆した。

「マイケルが引退したのは38歳のとき。僕は33歳だから、気持ちとしては当然あと5年はやれると思っている」

そう話したハミルトンは、レターマンからF1でさらに5年を過ごしたとしてもチャンピオンシップ制覇が保証されているわけではないと指摘されるも、「でも、僕は死に物狂いで勝ちに行く」と主張。

また、これまでのキャリアの中で一時的な低迷期には"精神的な問題"に苦しんでいたと明かすハミルトンは「もちろん"楽しいだけ"じゃない。本当にしんどい1年だ」とコメントしている。

「精神的には勝てばとてつもなく上がるし、ものすごく落ちることもある。これまで一度も話してこなかったことなんだけど、たまに精神的な問題や感情の起伏に苦しむことがある」

「1年を通してそう過ごすうちに、アスリートとしてどん底に達することがある。その時に、自分がラッキーならどん底で強さを見つけられる。つまり、どう落ちるかじゃなくて、どう起き上がるかがすべてなんだ」

この番組はハミルトンの成長過程を追いかけており、ゴーカートや父アンソニーとの関係に焦点を当てている。ハミルトンはメカニックとしてのアンソニーと共に挑んだ1995年にイギリスの選手権を制覇したあと、父親と"We are the champions(邦題:伝説のチャンピオン)"を歌いながら家路についたことがキャリアの中で一番の思い出のひとつだと明かした。

当時を振り返り、4つの仕事を掛け持ちしながら数年にわたって休暇さえ取らずにすべてをささげた父親の姿が、記録更新のモチベーションにつながっているとハミルトンは言う。

「僕を本気にさせるのもそうだし、僕が対決する一部の人に欠けているんじゃないかと思うのが、僕が子供の頃から持ち続けているその炎だ。両親がどれだけ必死にがんばらないといけなかったか」

「今はこのチャンスを手に入れて、簡単に手放してしまうこともできるけど、改善し、成長し、プッシュし続けなければそのチャンスを浪費しているように感じてしまう。だから、僕は自分が楽しいと思えなくなるまで、できるだけ長く続けたいと思っている」

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