Mercedes

/ News

  • スペインGP - メルセデス - 決勝

ハミルトン、「ハリーにささげる勝利」

Me / Jim
2019年5月13日 « フェルスタッペンが今季2度目の表彰台 | 母国での好成績を喜ぶサインツ »
© Eric Alonso/MB Media/Getty Images
拡大

12日(日)、カタロニア・サーキットで開催されたシーズン第5戦スペインGP決勝レースをルイス・ハミルトンが制し、バルテリ・ボッタスが2位に入った結果、メルセデスが開幕から5連続1-2を達成した。

ルイス・ハミルトン

「チームにとって素晴らしい1日だった。ここにはアップグレードを持ってきたけど、それを可能にするためにみんな懸命に努力してくれたんだ。ファクトリーのみんなをとても誇りに思うし、彼らのハードワークの全てに感謝したい。コースに来ている人たちは全員、とてもハイレベルなパフォーマンスを発揮している。みんなありがとう。ライトが消えた時の蹴り出しはかなり良く、ターン1までずっと競り合いだった。フェラーリが僕らの横に来た瞬間もあったと思うから、素晴らしいバトルだったよ。あれがレースの決定的瞬間でもあった。その後はとにかく冷静に、各ラップをきちんと走ることに集中した。僕はこの勝利をハリーにささげたい。今日、僕にメッセージを送ってくれた少年だ。彼がレース中の僕のインスピレーションだった。他のドライバーを選ぶことだってできたのに、ものすごく大変な状況の中であんなメッセージを送ってくれるなんて本当にありがたいし、とても感謝している。ハリー、キミに愛を送るよ」

5歳のハリー・ショー君は2018年8月にがんと診断された。彼の両親はハリーの病気について知ってもらい、がんと闘う子どもたちのための資金を募るページを立ち上げている。

「ハリー、このメッセージがどれほど僕の心を打ったことか。本当にありがとう。きみが今日の僕のインスピレーションだったよ、ハリー。きみの自慢になれるようにがんばる。ものすごく強い子だ。僕もきみくらい強くありたい。世界のみんなにきみがどれほど強いかを知ってもらいたい。そして、みんなに大変な時間を過ごすきみの幸運を願い、祈ってほしいと思った。ハリー、きみに愛を送るよ。神のご加護を。友人のルイスより。(ハッシュタグの意味:戦い続けよう、絶対にあきらめない、勝つときも負けるときも一緒だ)」

バルテリ・ボッタス

「スタートでクラッチに問題があった。振動が起きていて、バイトとリリースを早い頻度で繰り返しているようだった。それで僕の蹴り出しはすごく遅くなってしまった。残念ながらこれによって週末のハードワークが全てスタートで失われてしまったけど、そういうことも時にある。僕らは強いチームだし、問題の原因を調べて今後は二度と起きないようにする。僕個人としては最高の日ではなかったけど、チームの観点からはとてもいい週末だった。ルイスの勝利を祝福したい。今日の彼のレースペースはすごく良かった。チームは今、途方もないレベルで力を発揮している。ブラックリーとブリックスワースのメンバー、そしてこの現場にいる一人一人に敬意を示したい。モナコでのレースを楽しみにしている。すごくユニークなコースで、全く異なるチャレンジだから、どのチームがそこで一番強いかは予想が難しい」

クリスチャン・トト・ウォルフ(チーム代表兼CEO)

「毎年、ベンチマークを押し上げようと取り組んでおり、冬季テストの苦戦を経て、すべてがうまくまとまったことはチームにとって最高だ。今日は力強いルイスを目にした。最初の出だしからずっと速かった。バルテリはスタートでリードを失い、スタートでクラッチに異常があると訴えていたのでそれについては調査する必要がある。第1コーナーの後は相対的にシンプルなレースだった。ダイムラーCEOとして挑む(ディーター)ツェッチェ博士の最後のレースだ。彼のように、いろいろな人に権限を与えるCEOはそう多くない。彼はこの素晴らしいブランドを代表する者としてわれわれを信頼し、私たちは誇りを持ってそれに取り組んでいる。われわれはF1に復帰した最初の数年、ディーターは本当に大変なことを経験したが、F1にこだわってくれた。今日、表彰台に上った彼の姿を見られて本当にうれしい。彼がこれらすべての基礎を築いたのだから、間違いなくそれにふさわしいことだ。次のレースがわれわれにとって非常に大きな挑戦になることは分かっている。今シーズンは一歩ずつ進む必要があり、全員がモナコに向けて全力全開で取り組んでいる」

アンドリュー・ショブリン(チーフレースエンジニア)

「バルセロナも再び1-2で締めくくれたことは最高だ。とりわけ、冬季テストでここに来た時は自分たちのチャンスがどれほど散々たるものかと思っていただけにね。マシンを開発し、改善するためにチームが素晴らしい仕事を遂げてくれたとはいえ、今日は路面がわれわれに合っていたと思うので、この先のレースではより難しさを感じることもあるだろう。レースはルイスがバルテリの前に出たスタートがカギを握ったことは明らかだ。バルテリに何が起きたのかは理解する必要があるものの、2人ともベッテルとの対決ではうまくディフェンスし、ターン1での接触を回避するために良い仕事をした。レースに向けて考えたプランは1ストップを機能させられるようにすることだったので、第1スティント中は両ドライバーともかなりの量をマネジメントしなければならなかった。後続勢は2ストップに移行したようだったので、ドライバーたちにはストップするためのギャップをあけられるようにペースアップを求めたが、それによってデグラデーションが出始め、最終的には強制させられた。その時点では、ミディアムを最後まで使い続けるだけだったので、2人ともまずまず楽に対応していた。フェルスタッペンが44周目にピットインしたので、われわれにも最後まで走りきってタイヤが尽きるリスクを減らし、2人を2ストップに移行させるウインドーが開けた。セーフティカーが出動したタイミングでは、すでにバルテリはストップしていたので、ルイスを呼び入れる準備を進めた。そこからはかなりシンプルなものだった。両ドライバーともファステストラップを狙い、最後にルイスがマークしてからは、とにかく2台ともをフィニッシュさせることに専念した」

© ESPN Sports Media Ltd.