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自分の元エンジニアがボッタスの力になっているとハミルトン

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2019年5月10日 « F1にCLの大逆転劇は起きないとフェルスタッペン | ピレリ、ハードとミディアムの差が「わずかに大きい」 »
© Charles Coates/Getty Images
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自分の担当エンジニアがバルテリ・ボッタスの側に移って以来、ボッタスのパフォーマンスが向上し始めたとルイス・ハミルトンが語っている。

ボッタスのレースエンジニアだったトニー・ロスがフォーミュラEでメルセデスの新チームのエンジニア部門を束ねることになってF1のオペレーションを離れたため、チーム内でエ陣営再編が促されることになった。ハミルトンのパフォーマンスエンジニアを務めていたリッカルド・ムスコーニが冬の間にロスの後任となり、ボッタスはすでに2勝と2回のポールポジションを獲得している。

ハミルトンは2019年のボッタスの復調について、彼のガレージにムスコーニが加わったことが"援助の手"になったのではないかと推測している。

「今年、彼(ボッタス)には僕のナンバー2エンジニアが付いているんだ。過去2年のセカンドエンジニアが彼のヘッドエンジニアに昇格したから、それがいい助けになっているんだと思う。彼はそこからいろんなことを学んでいるはずだよ」とハミルトンは述べた。「それは彼の前進の一部になっているはずだ」

「僕には新しい(パフォーマンス)エンジニアが付いて、すごくいい仕事ができている。でも、人との関係を築き、成長し続けるには時間がかかる。1つエレメントが欠けると、どんなエレメントであっても、初めのうちは6年かけて築いたものほど強くはないものだ」

「僕らはさらに強くなってそれを上回れるように、もう一度作り直しているところ。まだ4戦しか終わっていないんだから、見ていてよ」

今年のボッタスは何が変わったのかと聞くと、彼は付け加えた。「去年までと比べて集中できているように見えるね。コース上での彼の行動は、もちろん僕のエンジニアがそうさせているんだろう。僕がセッティングでやっていたことを今は彼がやっているし、その点では明らかにいい方向に進んだ。それ以外は以前と変わらず強い彼のままだよ」

ボッタスもまた、エンジニアリングチームの変更が新たなセットアップのアイデアとパフォーマンスを広げてくれたと認めている。

「事実、僕のエンジニアリングチームは完全に新しくなっていて、レースエンジニアとパフォーマンスエンジニアも新しくなった」と彼は述べた。「新しい人たちが周りにいると、確実に考え方が変わるし、セットアップについての新しいルートが開け、新しい方向性が見つかることもある。すごくいいスタートだよ。常にエンジニアリングチームとして多くのことを学んでいて、どんどん良くなっている。ここまではすごく順調」

前戦のアゼルバイジャンでハミルトンとボッタスは1周目の最初の数コーナーをホイール・トゥ・ホイールで競り合い、ボッタスが意地を見せた。しかし、最後の数周はハミルトンも後ろからチームメイトに対しプレッシャーを強めていた。

レース後、チーム代表のクリスチャン・トト・ウォルフは2014年から2016年にチーム内で対立を引き起こしたニコ・ロズベルグとハミルトンの苦い関係を少しだけ思い出したと認めている。しかし、ボッタスとの関係はそうはならないとハミルトンは断言する。

「誰も知らないようなことが舞台裏で起こることはあるし、それをここで話すのは適切じゃないと思う。ただ、みんなの知らないことがいろいろあるんだよ」と彼は付け加えた。「だから彼(ウォルフ)がそれを思い浮かべたというのは、そういうのを少しだけ知っているからだ。でも本当に大事なのは僕らがチームとして団結すること。僕らはもう話し合ったし、あんなことが二度と起きないように調整できたと願っている」

「前の出来事は個人的なことがそういう方向に行ってしまったんだ。でも今回は違う。チーム内には素晴らしいエネルギーがあるし、レースを1-2でフィニッシュするために合意されたルールがある。僕らはお互いにお互いをサポートする役割を担う」

「それに関して本心から僕らは最高のペアだと思っているよ。僕らの週末の戦い方は、過去や現在のどんなチームが見せたものよりいいと思う」

一体どんなことが過去に舞台裏で起きたのかと尋ねると、ハミルトンはこう述べた。「言わないよ。それは全て内部のことであって公にするべきものじゃない。でも、言ったように今のチーム内は全て素晴らしい状態で、リスペクトの気持ちは残っている。僕らはこれからもプッシュを続け、問題なんて起きない。過去のようなことがまた起きるなんて考えない方がいい」

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