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ベッテルのミスは「ささいなこと」とハミルトン

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2019年4月4日 « 旧型車からの改善を感じたとエイトケン | リカルドと同郷のクリケット選手がシューイを目指す »
© WILLIAM WEST / AFP
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バーレーンGPでのセバスチャン・ベッテルのミスをルイス・ハミルトンが擁護し、これまでベッテルが見せてきた素晴らしいパフォーマンスは彼の最近のエラーを上回るものだと、批判的な風潮に苦言を呈した。

ベッテルはサヒールでハミルトンにパスされた直後、2台の間に接触がなかったにもかかわらず、スピンしてしまった。このスピンで彼はタイヤを傷め、マシンにバイブレーションが生じた結果、フロントウイングが脱落。ピットストップ後はリカバリードライブを強いられ、5位まで巻き返すのが精いっぱいだった。

最近のベッテルにはこれ以前にもミスが散見されており、それが2018年のタイトルを逃す一因になったともいえる。ドイツGP中にレースをリードしながらクラッシュしてしまったり、シーズンを通して複数のスピンを喫したり――これが原因で4度のワールドチャンピオンの気質について疑問の声まで上がるほどだ。今回の場合、フェラーリのチームメイトであるシャルル・ルクレールがF1初勝利を目前にしながら、無情なエンジントラブルによりそれを否定されてしまったレースでのスピンということもあった。

ハミルトンは自分の最大のライバルであるベッテルに対し、人々の反応はあまりにも厳しいと感じている。

ベッテルはルクレールのペースに動揺してしまったのだろうかと聞かれ、ハミルトンは述べた。「そういうものに影響されるわけじゃなくて、これは誰にだって起こることなんだ。4度のワールドチャンピオンだからといって、調子の悪い週末がないわけじゃない」

「それよりも累積的なものに目を向けるべきだよ。ベッテルのキャリアを見れば、彼の驚異的なパフォーマンスの方が弱さを見せたレースを大きく上回る。たとえスピンしたとしても、これまで彼が積み上げ、作り上げてきたステータスに比べたらささいなことだよ。どうしたってうまくクルマがセットアップできないことはある」

「皆さんは僕らがしている細かい部分までは見えないだろうけど、何をしてもうまくいかない週末っていうのがあるんだ。その違いは本当に小さなものなのに、すごく大きく見えてしまう」

バーレーンでフェラーリが見せた圧倒的なペースは、メルセデスに大きく後れを取った開幕戦のオーストラリアGPとは完全に対照的だった。どんな理由でその変化が起きたのかをハミルトンは知らないが、ベッテルはこの挫折を乗り越え、さらに強くなって復活するだろうとハミルトンは予言した。

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