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君臨し続けるため、心理学者も活用するメルセデス

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2018年12月16日 « エンジンメーカーに新規参入者への情報共有を義務化へ | フェラーリがシューマッハの50歳を祝してエキシビション開催 »
© NELSON ALMEIDA / AFP
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F1の支配者たる地位を維持するために、メルセデスは最近のシーズンにおいてチームの"心理状態"にまで気を遣っているとクリスチャン・トト・ウォルフが語っている。

今年、メルセデスは5年連続でドライバーとコンストラクターのチャンピオンシップを制覇した。来シーズンもコンストラクターズタイトルの防衛に成功すれば、フェラーリが1999年から2004年にかけて達成した6連覇に並ぶことができる。

V6ターボ時代の幕開けから圧倒的な優位性を誇ってきた彼らだが、この2シーズンはライバルにあたるフェラーリから手ごわい反撃を受けている。その間もメルセデスはレースに勝てるマシンを製造し続けてはいるものの、ベストな状態でチームを回し続けるために舞台裏では大変な努力がなされてきたとウォルフは言う。

「わがチームの中で自己満足というものが問題になったことは一度もない。なぜならグループとしてのモチベーションが高く、情熱を注ぐものについて皆で一緒に目標を設定するからだ」とウォルフは述べた。「そうしたレベルのエネルギーをいかに維持するかの方が重要といえる」

「時にエネルギーレベルが不健康な状態を招くこともあるので、われわれはそのエリアに熱心に取り組み、パフォーマンスレベルを維持しようとしている。組織として、職場環境について配慮しているんだ」

「栄養、睡眠、メディカルサポート、運動といったものに気をつけ、心理状態が良くないと感じられる場合には休日を与え、彼らを家に帰すようにしている。心理学者を利用し、チーム内の心理状態を健全にしようとしている。われわれの取り組みについてここで小一時間語ることもできるよ」

連覇を達成しているにもかかわらず、2019年にはまだ改善の余地が大いにあるとウォルフは言う。

「皆がボールの後ろを走って追いかける5歳児のサッカーのようにはならないよう気をつけている。自然とボールが転がっていくようにしたい。それぞれの専門分野において、フェラーリ、マクラーレン、ウィリアムズ――どこでもいいが、ライバルの中で自分に対応する人物よりも良い仕事をしようと努力している」

「私自身もそれをベンチマークとし、目標として自分に課している。今は来年について考えているよ。どうしたら自分を改善できるか、どこをもっと良くしたいか、それはプライベートであれ、ビジネスライフであれ、私の生活全体にわたって適用される」

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