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5連覇達成のメルセデス、歴史を築く

Nobu / Me / Jim
2018年11月12日 « フロアを破損した状態でも速さを示したレッドブル | ルクレールが7位もエリクソンはリタイア »
© NELSON ALMEIDA / AFP
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11日(日)、シーズン第20戦ブラジルGP決勝レースが開催され、ルイス・ハミルトンが優勝、バルテリ・ボッタスが5位でゴールし、メルセデスが5年連続コンストラクターズ選手権制覇を達成した。

ルイス・ハミルトン

「チームはまさに今歴史を作っている。もし僕が今日を最後にメルセデスで走るのをやめるとしたら、今日のこと、その中に僕もいたことを決して忘れないだろう。それってすごいことだよね。今年はものすごく厳しいシーズンで、チーム全員がハードに戦った。これまで以上にハードに戦って、まとまりも最高だった。これまでの成功があったから油断してもおかしくなかったのにね。彼らはハードルをどんどん上げていったよ。僕にとって今日はとてもタフなレースだったけど、心からチームに勝利をもたらしたかった。チームの誰もが、自分たちはタイトルを取ったんだ、自分たちは伝説になったんだって思いながら最終戦に臨み、冬を迎える。これは大きな連鎖反応だよ。彼らのハードワークには本当に頭が下がる。サーキットでも、ファクトリーでも、ペトロナスもそれから全てのパートナーも。このチームの一員であることを本当に誇りに思う。ファクトリーに戻ったらどんな雄叫びを聞くことになるのか、ちょっと怖いね。素晴らしい空気だと思うよ。今日のレッドブルはレースであんな風だとは予想してなかった。僕たちと同じくらいのペースかと思っていたけど、彼らは実際すごく速かった。僕たちは最初のスティントでタイヤに苦しんで、彼らはもっとうまくタイヤを管理できていた。次のスティントはミディアムタイヤを履いたけどエンジンに問題が出た。だからゴールまでクルマを持たすことだけに気を遣っていた。マックスにパスされたのは痛かったけど、彼らにも問題があって突然リーダーに戻ることになった。ラジオで"諦めたくない。僕はどうしたらいいか教えてくれ"ってエンジニアに言ったんだ。レースに勝つために必要なリスクは全て取って、終盤では相当ハードにプッシュした。最高の気分だよ。でもこの流れに乗って次のレースも勝ちにいきたい」

バルテリ・ボッタス

「このチームの一員でいられて本当にうれしいし、とても誇らしい気分だ。ブラックリーとブリックスワースのファクトリーにいる人たち、それからこのサーキットにいるチームのメンバーが1人残らずハードワークを重ねてくれたおかげだ。これぞ彼らにふさわしいタイトルだ! いつもスポットライトが当たっているのはほんの少しの人たちだけど、僕らのチームにはたくさんの隠れたヒーローがいる――みんなありがとう! 巨大なプレッシャーの下でも僕らは全てを1つに保ち、ミスを最低限に抑えてマシンの開発を成功させた――みんなに心から祝福を送りたい。今日のレースはややトリッキーだった。スタートは何もかも計画通りで、最初はリードを奪うことができたけど、その後は難しくなっていった。僕は最初のスティントでタイヤのオーバーヒートに苦しみ、第2スティントではミディアムのブリスターに苦しんだから、2回目のストップが必要になってしまった。今日はペースが足りなかったんだと思う。レース前は少し楽観的だったんだけど、思ったよりややタフなレースだった。でも、全体的にはメルセデスにとって素晴らしい1日だ」

クリスチャン・トト・ウォルフ(メルセデス・ベンツモータースポーツ責任者)

「チャンピオンシップの歴史を築いたところだが、両方の世界選手権を5度も制覇するなんて本当に夢のようだ。われわれがこのミッションを掲げた8年前に可能だと思っていた人がいるだろうか? あの当時にこの記録について語っている人がいれば、きっと私たちもバカげていると言っていただろうね。それでも今日、われわれはシューマッハ時代のフェラーリの記録に並んだ。このコースでメルセデスを代表していられることを本当に名誉だと思っているし、ここにいるみんなやブラックリーとブリックスワース、それから継続的にサポートしてくれているシュトゥットガルトのダイムラーとクアラルンプールおよびトリノのPETRONAS(ペトロナス)、彼らの素晴らしい仕事に感謝してもしきれない。彼らの献身がなければ、チームの全員のハードワークと情熱がなければ、これが達成できることはなかっただろう。メキシコで日曜日の夜にルイスと話をした。彼は5度目の世界選手権制覇を成し遂げたばかりだったが、私たち2人とも完全には満足していなかった。目標は両方のタイトルを取ることだったからだ。だからこそ、今日の彼はあれほど必死に戦っていた。レースに勝って、チームのためにコンストラクターズ優勝を手に入れられるように、調子良くフィニッシュしたいと思っていたからだ。バルテリはルイスよりも厄介なシーズンを過ごしてきたが、今年はパフォーマンスを改善しており、今回のチャンピオンシップの成功において重要な役割を担っている。5連続タイトル――この驚異的な偉業を心から誇りに思う」

ジェームス・アリソン(チーフレースエンジニア)

「何年もかけて築き上げられた最高かつ驚異的な人たちの集まりだ。複雑なことで有名なスポーツにおいて、一度や二度でなく、シーズンが終わればまた次のシーズンと、すべての準備を整えるためのスキルと献身は本当に素晴らしいとしか言えない。今シーズンの難しさはライバルがこれほどに速かったこと。自分たちが勝てるのか分からずにレースに臨んでいたし、ライバルが打ちのめしてくるのかどうか見当もつかなかった。それが1年中続いたのだ。何度も何度も彼らをたたきのめしてきたはずなのに、巻き返してくるし、本当に苦しませられた。今だってそうだ。今年がとてつもなく接戦だった事実はチーム間の差が非常に小さいことを示している。今年、われわれにとっての違いを生んでくれたのはルイスだ。常にポールへと導き、われわれがミスを犯す可能性のあるレースでは彼が誰も考えもしない、ありそうもないことをやってのけて巻き返してくれる。1年を通してミスを犯さずにきた。まさに完璧なレースドライバーだ。その彼とドライバーとしてパートナーシップを結べているわれわれは非常に幸運だと思う。バルテリはシーズン序盤の不運が多く、何度か勝てていたかもしれないレースがあったし、ルイスほどの成功は収められなかった。それでも、昨年の彼よりも強さを増しており、われわれ全員にとって本当に素晴らしいチームメイトであり、大きな財産だと思っている」

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