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5度目の戴冠に実感が湧かないとハミルトン

Jim / Nobu / Me / M.S.
2018年10月29日 « ガスリーが最後尾から10位入賞 | 歓喜のフェルスタッペン、意気消沈のリカルド »
© RODRIGO ARANGUA / AFP
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現地時間28日(日)に開催されたシーズン第19戦メキシコGPでメルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスは4位と5位に終わったものの、ハミルトンが5度目のドライバーズ選手権優勝を遂げた。

ルイス・ハミルトン

「正直、今は実感するのがすごく難しい。夢見てきたことなのに、今日ここで5度目の世界チャンピオンになったなんて百万年待ってもあり得ないんじゃないかと思う。達成できるなんて思ってもみなかったし、ここに来るまで僕を支えてくれたみんなにとにかく感謝している。メキシコGPをこれほど特別なものにしてくれたすべてのファンに心からありがとうと伝えたい。それから、僕のチームにも大感謝だ。無線でボーノが言っていたんだ。チャンピオンシップはここで勝ち取ったんじゃない、たくさんのハードワークとたくさんのレースを通して勝ち取ったんだって。だから、拠点のみんなやペトロナス、すべてのパートナー、そしてもちろんメルセデスのために、本当にうれしい。メルセデスとは13歳の頃から一緒だから、もう何年も前にファンジオがメルセデスと共に成し遂げたのと同じことを達成できたなんて、信じられない気分だし、今はとても奇妙で現実味がない。今日のレースそのものはものすごく最悪だったけどね。最高のスタートでうまくポジションを上げられたんだけど、その後はタイヤにすごく苦戦して、バルテリも僕も2人ともだ。とにかくコースにとどまってゴールしようとがんばった。正直、本当にうれしい。家にいる家族のみんなに、愛しているよ、支えてくれてありがとうと言いたい。父や家族のハードワークなしでは今日の僕はいない。とっても謙虚にさせてくれる経験だね!」

バルテリ・ボッタス

「ルイス、本当におめでとう! 今シーズンも、特にシーズン後半で彼は強く、本当にタイトルにふさわしいと思う。今年僕のタイトルのチャンスが無くなったとき、彼のワールドチャンピオン獲得を少しばかり手伝ったけど、来年も戦えるのを今から楽しみにしているよ。ルイスのことを本当によろこんでいるけど、今日のレースはとても難しかったから、満足してばかりはいられない。とてもいいスタートが切れたものの、それからタイヤと格闘することになった。このサーキットではタイヤの寿命が本当に厳しく、予想していたより2回多く、結局3ストップすることになった。タイヤマネジメントに注意してスライドしないようにしたけど、それでもタイヤはダメになった。3種類のコンパウンド全てでなぜこんなに苦労することになったのかまだ分からないから、この問題がどうして起きたのかよく調べないといけない。ほとんどのチームで多少は同じような問題はあったと思うけど、僕たちほどではなかったと思うから調査しないと。改めてルイスを祝福したい。今度はコンストラクターズチャンピオンも目指してプッシュし続けないと」

クリスチャン・トト・ウォルフ(メルセデス・ベンツ・モータースポーツ責任者)

「通常、人の偉大さに気づくのはその人のキャリアが終わってからだが、ここはあえて少し時間を取り、その存在を確認しなければならない――ルイスは今日、ファンジオの記録に並んだんだ。彼のような人はそうそういるものではない! 今シーズンの差別化要因はルイスだった。われわれのマシンは時に最速だったが、常にそうだったわけではない。時折、今日のように3番手の速さしか持たないこともあった。が、しかし、ルイスのパフォーマンスはいつもとても安定していた。彼のレース技術は偉大としか言いようがないよ。それは常に彼の強さの1つだったが、今年はそれが彼の成功のキーファクターとなったことは間違いない。ルイスの5度目のドライバーズタイトル、そしてチームとして5年連続でそれを達成したことは大いにうれしく思っているが、仕事はまだ終わっていない。われわれにはまだ決めなければならないコンストラクターズ選手権が残っており、今日を見て分かるように簡単にはいかない。今日は非常に悪いレースだった。タイヤに大苦戦してしまい、最後までタイヤのスイッチを入れることができなかったと感じている。問題が何なのかはまだ分からないが、深く掘り下げ、自分たちで傷をえぐってでもこの苦戦の原因を突き止める。これで全ての焦点がコンストラクターズ選手権に向かう。ブラジルでは強いパフォーマンスを見せる必要があり、確実に最後までプッシュを続けなければならない」

ジェームス・アリソン(チーフレースエンジニア)

「今日のような激しい展開のレースで受け身の立場であった後に、ルイスとチームが共に達成したものの偉大さを見過ごすのは簡単だ。われわれのマシンに常に前からスタートして勝てるペースがあったわけではなく、全員が限界まで試されたこのシーズンにおいて、ルイスが自身5度目、メルセデスAMGペトロナスモータースポーツとは4度目の選手権制覇を果たしている。われわれを戦いの場にとどめ続け、彼にまさしくふさわしいタイトルを獲得したルイスの貢献は、このスポーツにおけるも最高のパフォーマンスの一つとして歴史に刻まれるだろう。もちろん、まだ今季の仕事が終わったわけではないのは分かっている。われわれにはまだ、今回とまったく同じくらい重要なコンストラクターズ選手権があり、これを制覇するだけのポイントはまだ獲得できていない。今日のようなパフォーマンスに甘んじるつもりはなく、ブラジルでは全気筒をフル回転にして一番前からそれにふさわしい勝利を挙げたい。ゆえに、われわれのフォーカスは全てそれに向けられ、ブラジルではより強い日曜日を過ごすことに期待している」

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