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ハミルトン、タイトル決定は逃すも「楽しかった」

Nobu / Jim / Me
2018年10月22日 « オコンとマグヌッセンが失格処分 | 18番手から2位表彰台に上ったフェルスタッペン »
© Mark Thompson/Getty Images
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現地時間21日(日)に開催されたシーズン第18戦US GP決勝レースでメルセデスのルイス・ハミルトンは3位にとどまり、オースティンで今季のチャンピオンシップ制覇を達成することはできなかった。

チームメイトのバルテリ・ボッタスはレース終盤にセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に追い抜かれて5位でゴールしている。

ルイス・ハミルトン

「キミとの接近戦、それから彼とマックスとのバトルがあったから、実際にはとても楽しいレースだった。フェラーリ、レッドブル、それから僕たちでポジション争いができてクールだったし、何より見ていてエキサイティングだったよね。もちろん、1番前からスタートして3位だから僕たちのパフォーマンスにはがっかりしているけど、少なくともセブの前でゴールできたからよかったよ。金曜日のプラクティスがなかったらセットアップができずクルマから最大の力が出せなくなる。他のみんなも同じ状況だけど、結局はフェラーリが何か変更したことで僕たちに近づいたんだと思う。レースでは直線のスピードが足りなかったけど、できるだけのことはやった。僕はめちゃくちゃにプッシュした。それがレースというものだよ。最後にちょっとしたチャンスがあったけど、マックスには大きなスペースを空けた。チャンピオンシップで戦っていない人に押し出されるよりは3位で終わった方がいいからね。そのリスクは取りたくなかった。今日は勝つつもりだったけど、そううまくいかなかった。次はメキシコだ。すごく美しい場所だけど、僕はいつもベストな結果を残せているわけじゃないから、絶対に勝ちに行くよ」

バルテリ・ボッタス

「今日の午後は厳しいレースになるのは分かっていた。昨日のフェラーリはすごく速かったし、ドライでの走行が限られていたから未知の部分がたくさんあった。だからセットアップとタイヤを予測することはとてもトリッキーだった。特にソフトタイヤで求めていたペースには全然届かなかった。レースではワンストップを予定していて、実際その通りにしたけど、後から振り返ると第2スティントがやや長すぎたと思う。セバスチャンにオーバーテイクされる3-4周前にはタイヤが無くなり始めていて、最後には完全に無くなった。それでたった数周で大きな差をつけられてしまった。でもルイスを見ると2ストップもうまくいかなかったから、結局今日はペース不足だったということ。これからいつも通り分析して速さが足りなかった理由を理解する。それで力を取り戻してメキシコでは勝てるといいね。今シーズンはあと3レースしか残っておらず、戦いが終わったにはほど遠い状況だから、これから最高の結果を残すために全力で頑張るよ」

クリスチャン・トト・ウォルフ(メルセデス・ベンツモータースポーツ責任者)

「まず、今日の勝利を手にしたキミを祝したい。彼が表彰台の頂点に立つのを見るのは久々だ。彼があそこにいることはF1にとって最高だったと思う。今日は素晴らしいレースだったし、ホイール・トゥ・ホイールのバトルが多く、アメリカのファンに最高のショーを楽しんでもらえたと思うが、メルセデスのわれわれにとっては良い1日とはいかなかった。週末を通して、私たちを上げ、フェラーリを見下す声を聞いてきたし、今シーズンの結果はもう目に見えているという話を聞いてきたが、その物語はF1の現実にあてはまるものではない。われわれは今年の全レースでフェラーリを警戒しつつも敬意を表してきたし、ここで彼らが巻き返してくる可能性をわれわれは分かっていた。そして、その通りになった。これだけ手強いライバルを相手にしていれば驚きでも何でもない。われわれの話をすれば、レースの展開は戦略にはまらず、今日のレースで勝つために必要だったスピードのバランスもタイヤマネジメントも持ち得ていなかった。ルイスが2番手を走っていた時にVSC(バーチャルセーフティカー)が発令され、勝利を手に入れるためにチャンスだと思って飛びついた。前にいたキミと同じことをやったのでは勝つのが非常に難しくなるだろうと思ったからだ。しばらくの間はとてもうまくいっているように思えていたが、終盤のラップで追い抜きが求められることは分かっていたし、それがうまくいかなかった。ギャップを縮めることはできたものの、われわれが彼に非常に高い山を与えてしまったのだと思う。マックスとの対決はかなり見ごたえがあたっとはいえ、タイヤはもはや最後の数周で追い抜くのに必要だったペースのアドバンテージを有していなかった。ただ、バルテリに関してはトップ2と同じように1ストップ戦略を試したが、こちらもタイヤが最後まで持たなかった。そのため、今日のレッスンから学び、ここでパフォーマンスが劣った痛みから強さを引き出して、レースパフォーマンスの点で自分たちのポテンシャルをもっと引き出せるようにと決意してメキシコに向かう必要がある。チームのメンバーは誰一人として何も当然だとは思っていない」

ジェームス・アリソン(テクニカルディレクター)

「これはわれわれの望んでいたレースではなかったが、キミ(ライコネン/フェラーリ)の方が柔らかいコンパウンドでスタートし、結果として上り坂で力を生かせることで、トリッキーなスタートに直面することは常に予想していたように思う。それでもレースでは何とかできるペースがあるはずだと考えていた。だがそうはならなかった。マシンの絶対的なペースは良かったが、われわれは他の人より早くタイヤを消費してしまい、それがレースディスタンスを戦う上での弱さとなった。バーチャルセーフティカーに助けられてのルイスの2回のストップ、そしてバルテリに選んだ1ストップのどちらを見ても分かるはずだ。2人ともスティント序盤は順調な滑り出しだったものの、タイヤがなくなるにつれてチャレンジできなくなった。通常であればマシンをもっと良い状態にできるのだが、金曜日が雨で流れてしまったため、今日経験した問題には目をふさがれた状態だった。今日はそれが残酷なまでに露出してしまい、失意の結果へとつながった。来週末のメキシコに期待している。今日よりも良いパフォーマンス見せる決意でいるよ」

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